2016/02/06

結構売れるメルカリ

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登録料、出品料0円で、気軽に個人売買ができるメルカリを使い始めたのですが、結構売れるものなのですね。
オークションのように何だかんだと手数料が取られることはなく、売買成立した商品価格の10%が手数料という明瞭会計。
月会費がないので、出品は月に1度あるかないか、あるいは少額の場合ならオトクです。

売買システムがうまくできていて、まず、出品商品を購入者が買うと、そのお金は出品者ではなくメルカリ側へ払います。
出品者は、入金が確認された通知がメルカリ側から届くので、この時点で出品者は購入者へ商品の発送を行います。
購入者側が荷を受け取り中身を確認した時点で、メルカリ側へ確認通知を送信。
それを確認したメルカリ側が、預かったお金から手数料を差し引いた分を出品者に支払います。これで売買完了。

第三者のメルカリが売買の仲介をするため、お金を払ったのに荷が来ないとか、商品に問題があったとか、一向に入金がないといったトラブルを防ぎやすいのですね。
メルカリは商品の10%を手数料として取るため、販売額が大きいと結構高く感じるのですが、簡単に売買できる環境の提供と、トラブル防止の手数料と思えば苦にならないし、事前にその10%分を商品価格に上乗せしておけば損はしません。

実際に私が購入した商品が、出品時の商品説明と違っていたことがありました。
その件を、取引画面にあるメッセージ機能を使って相手に伝え、メルカリ側へも伝えました。
商品説明やメッセージは、購入が決定すると消したり書き換えたりすることができないようになり、メルカリ側からもチェックができるため、問題点が明らかであれば取り引きを中止できます。
問題のあった商品は、送料着払いで出品者返送し、相手が商品を受け取りの確認メッセージを貰った時点で取り引き中止が完了。メルカリ側から返金してもらえました。

もし、お金を相手に送り商品を受け取り、その問題点を当事者同士で解決しなければならないとしたら、買った側が泣き寝入りになっていたと思います。
そのため、買う場合はしっかり商品説明をチェックすることと、メッセージでのやり取りも、間違ったことや適当なことは言わない方がいいです。


送料は、ヤマト運輸が受け持っている「らくらくメルカリ便」を利用すれば、配送料が全国一律料金となり、31.2×22.8cm、厚さ2.5cm以内なら195円。34×24.8cmまたは25×20cm厚さ5cmなら380円+専用箱代65円。大きなものなら60サイズで600円、80サイズで700円。すべて全国一律料金。追跡サービスあり。着払いはなし。
県内や近県なら他の配送サービスとさほど差はないのですが、北海道や沖縄、離島は激安です。
私の売った商品の購入者は、北海道や鹿児島の方が複数みえました。一般的な宅急便を使っていたら、送料負担が大変になるところでした。

らくらくメルカリ便だけでなく、郵便局のクリックポストもオトクで、全国一律164円。サイズはA4、厚みは3cm。追跡サービスあり。
指定の大きさに収まるのなら、追跡サービスのない定形外より安くて安心。ポスト投函も可能。
荷物が膨らんでしまって厚みが少しサイズオーバーしていても、郵便局でサイズ確認をしてもらうようにすれば、意外と問題なく通過できるようです。


メルカリなどのフリーマーケットが人気で、それに使う梱包資材の売れ行きも好調のようですが、梱包に便利なアイテムがクリップシーラー。


テクノインパルス クリップシーラー Z-1

以前に、スマホの防水袋として紹介したことがあったのですが、

ランディノート: iPhone専用ジップロック



ビニールの開いた口を熱で閉じられるシーラーで、挟んでボタンを2~3秒押すだけで、簡単に密封できます。
ビニールは厚めのものでも、スーパーのレジ後にある、ロール状に巻かれた薄くて小さなビニール袋でも使うことができます。



細かな商品などを入れるのに便利。個別に区分けできるので、ごちゃごちゃにならずに密閉できます。



少し空気を入れて密封すれば、小物が入った袋ごと緩衝材の役目を果たせます。



更に便利な使い方として、梱包時の商品と段ボール箱の隙間を埋めるのに、空気の入ったビニール袋が使われていることがありますよね。
緩衝材のプチプチや、クシャクシャにした模造紙の場合もありますが、こういった袋。



これを、スーパーの袋を使って作り、梱包時の緩衝材として隙間に埋めると便利なんですね。
あまりパンパンにすると変形しにくくなるし、シーラーで圧着する時もやりにくいので、ふわっと空気が入っている状態にした方が使い勝手はいいです。
空気を入れて口を丸め、



シーラーを足で開いてビニールを挟み、ボタンを押して圧着。(ビニールで両手を使うので、シーラーは足で行うと楽)



簡単に分厚いクッションが作れます。



これを使えばプロ並みの梱包ができ、運送時のトラブルも防ぐことができるし、送られた相手側も取り扱いが丁寧で喜ばれます。
小物の密封も簡単で、袋代はタダです。



便利なのでお試しを。


メルカリで売れ行きを良くするには、儲けようと考えるとダメですね。
使いもしないものを持っていることが馬鹿らしい。活用できない自分が情けない。そう思って手放すようにすれば欲がなくなるので、相場よりも低い価格で売り出すことも苦にならなくなります。
その商品を探している方からすると、自分の出品物が最安になるので、まず最初に売れます。
儲けは少なくはなるものの、売れずに残って1円も手に入らない方が無駄です。
高めの価格で、いずれは売れるかもしれないと思って長々と持ち続けているというのも、自分のセコさや卑しさに嫌気が差すだけで、断捨離は一向に進みません。

そして売れたあとに、こんなにすぐに売れたのなら、もっと高くしておけば良かったと思ったりもしますが、自分よりも便利に活用してくれる人の手に渡ったと思えばスッキリします。
その相手が転売屋だとしても、「パソコンにかじりつき面倒なことをして小銭を集めなきゃ生きていけないだなんて残念。私の出品物で少しでもまともな人生が送れますように」と、上から目線で見るようにすればスッキリします。

それと、メルカリはスマホですべて行えるのですが、商品の写真はスマホでなくデジカメやデジイチを使った方がいいですね。
美しさが全然違います。他の方はスマホやガラケー画質なので、違いがハッキリでます。
最近のスマホはカメラが優秀なものの、クローズアップ撮影や、わざと離れて望遠で撮ることで歪をなくす撮影、絞りを開けて周りをぼかし商品を際立たせる撮影などができません。機種によってはホワイトバランスが合わず、色合いが不自然になったり、感度が悪くて暗く汚らしい写真になったり、輪郭がぼんやりしたりしてしまいます。

買う側は商品を手に取ることができず、商品説明と写真でしか判断できないため、写真画質は結構重要だと思います。
スマホの画質の悪さを利用して、汚れや老朽化などの欠点を隠そうとすることもできますが、しっかりその部分を紹介して売っている方が買う側からすると安心できるので、逆に売れやすくなると思います。

そんなわけで、押し入れや倉庫に眠っている不要なものを見つけて出品しているのですが、半月程度で6万円以上の利益を生み出しました。
単にお金が手に入ったという喜びよりも、新たに買うのなら、本当に必要なのかどうなのかをしっかり吟味してから買うようしないといけないということを再認識できました。
そのおかげで、スマホにメモしてあった物欲リストの商品の大半は消えてなくなりました。
また逆に、毎日のように使っているものは、買い換える必要がない良質の物を買うべきなんだなと実感しました。

メルカリに登録していない方は是非お試しを。
ちなみに登録時にこのコードを入力していただくと、あなたに300円、私に300円分のポイント(メルカリで使える金券)が付きます。
ウィンウィンの関係が築けますw

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