2015/10/10

走り込みと調整

このエントリーをブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク
今シーズンのレースが続々と開催され、自分が出走するレース日も迫り、トレーニング不足で慌てる頃だと思うのですが、頑張れてますでしょうか。
今頃慌ててガンガントレーニングをすると故障してしまい、トレーニングどころかレース出走も危ぶまれるので、走り込み期や調整期こそ、冷静で計画的なトレーニングメニューが必要になってきます。
私の少ない走歴から得られた、レース直前のトレーニングと調整方法を書いてみます。昨年はこの方法で自己ベストを更新でき、年齢別全日本ランキングのベスト50に何とか入れたので、多少は説得力があるかと思います。


・ポイント練習の強度を上げる

レース1週間前までは、しっかりポイント練習をしました。ペース走やインターバル走などのスピード系はできるだけ速く、ロング走のスタミナ系は頻度を多くしました。但しロング走はレースの10日前までには終えるようにしました。
30㎞を目標のレースペース(自己ベスト)よりも速く走ることを最終的な課題とし、昨年の9月末に参加した30㎞のレースでのタイムは2:03'44(4'07/km)で走れました。残暑が厳しい日でこのタイムだったので、かなり自信が付きました。当時のフルの自己ベストが2:55'02(4'09/km)だったので、トレーニングでの目標はギリギリクリア。
そして実際のレース結果では2:52'44(4'06/km)となり、この課題は効果的だったことを実感しています。


・ジョグを減らして休養を増やす

マラソンのトレーニングは、負荷の高いポイント練習と、ジョグ、補強、休養の4種があり、これをバランス良くローテーションすることが基本ですが、トレーニング強度を上げなければいけないこの時期は、ポイント練習の負荷が高くなる分、疲労や足の痛みを十分回復させる必要があるため、つなぎのジョグを減らして休養を増やしました。
休養は週に1日程度だったものを2~4日へ。月間走行距離は少なくなりますが、疲労がしっかり抜けるため、ポイント練習はおもいっきり頑張れました。
全体の量を増やすことよりも、強弱のメリハリを大きくするのですね。
例えば毎日10㎞を3日間計30km走るのであれば、1日目を20㎞ペース走、2日目を10㎞ペース走、3日目を休養とするとか、1日目を休養、2日目を30㎞走、3日目を休養とした方が、マラソン向きのトレーニングになるし、無理なく強度が上げられ、休養でポイント練習の準備や疲労の回復ができます。

2014年のレース1か月前のトレーニングメニューを公開してみます。青文字がポイント練習、赤文字がレース(タイムはグロス)。
カッコ内がターゲットペース、その後ろが走行距離、走行時間、平均ペース、平均心拍数。

10月1日 ジョグ 7.07km 41'56 5'56/km 105bpm
2日 ペース走(4'00/km) 10.02km 38'52 3'53/km 150bpm
3日 休養
4日 ペース走(4'00/km) 15.02km 1:00'48 4'03/km 147bpm
5日 レース(長良川クォーター)39'16 3'40/km 158bpm

6日 休養
7日 ペース走(4'00/km) 20.07km 1:21'42 4'04/km 148bpm
8日 休養
9日 休養
10日 ロング走(4'10/km) 30.02km 2:02'49 4'05/km 150bpm
11日 休養
12日 ジョグ 16.01km 1:29'37 5'36/km 118bpm

13日 休養
14日 ペース走(3'50/km) 10.02km 38'51 3'53/km 154bpm
、、、ジョグ 10.05km 56'20 5'36/km 121bpm
15日 ビルドアップ走(5'00/km→全力) 20.04km 1:33'05 4'39/km 129bpm
16日 ジョグ 6.04km 34'51 5'46/km
17日 ジョグ 15.03km 1:15'33 5'02/km
18日 刺激入れ 3.02km 11'41 3'52/km
19日 レース(菰野ハーフ)1:21'11 3'52/km 154bpm

20日 休養
21日 ペース走(4'00km) 20.36km 1:21'25 4'00/km 151bpm
22日 休養
23日 ロング走(4'15/km) 30.00km 2:10'37 4'21/km 141bpm
24日 休養
25日 休養
26日 ビルドアップ走(5'00/km→全力) 20.05km 1:26'12 4'18/km 140bpm

27日 休養
28日 ペース走 (4'00/km) 10.26km 41'15 4'01/km 147bpm
、、、ジョグ 5.06km 27'59 5'32/km 120bpm
29日 ジョグ 10.05km 50'37 5'02 128bpm
30日 ジョグ 12.18km 56'35 4'39/km 133bpm
31日 休養
11月1日 休養
2日 レース(あいの土山フル)2:55'36 4'08/km 149bpm

3日 ジョグ 15.11km 1:18'43 5'13/km 118bpm
4日 休養
5日 ジョグ 10.02km 50'09 5'00/km
6日 ジョグ 8.04km 46'57 5'50/km 110bpm
7日 休養
8日 刺激入れ(WS) 5.07km 23:01 4'32/km 139bpm
9日 レース(いびがわフル)2:52'48 4'03/km 154bpm

レース1週間前の最終調整段階は、ポイント練習を減らしてジョグを増やすようにし、休養はウォーキングをしたり交代浴やマッサージをしたりなど、回復を意識した行動を取りました。あまりトレーニング量を減らしてしまうと体重が増加してしまうので、強度を下げつつもしっかり動くようにするといいようです。


・炭水化物をしっかり摂って体重を絞る

一般的なダイエット法は、運動をしてエネルギーを消費することと、摂取側では、栄養が豊富なおかずではなく炭水化物を減らすのが基本ですが、ランナーの場合は炭水化物はタンパク質同様に重要な栄養素の一つで、これを減らしてしまっては十分なトレーニングができなくなります。特にロング走などのスタミナ系トレーニングは悪影響が大きいです。
そのため、食事量を維持しながら体重を絞らなければならず、そのためには、食事の割合を変更すると効果的です。
1日の食事を10とすると、朝3、昼3、夜4の割合だったものを、朝4、昼4、夜2の割合に変えます。量の調整のメインとなる食材は炭水化物であるご飯。朝と昼の食事量を増やすのは、どか食いすると胃が大きくなるので、間食で補うといいようです。

食べたものが消化吸収される時間を考えると、食材によって細かな差はあるものの、消化に2~3時間、吸収に7~9時間ほどかかるそうです。消化吸収に約10時間かかるとすると、単純に考えれば、朝7時に食べた食事は17時頃に、昼12時に食べたものは22時頃にエネルギーとして利用できるわけですね。

私は夜19~20時頃にランニングをしているのですが、そのためのエネルギーや回復のための栄養を考えると、朝飯や昼飯は消化吸収のタイミング的にも非常に重要で、晩飯はさほど重要でもなくなり、睡眠時の消化や吸収の負担を思うと、晩飯は少量の軽食の方が好都合となります。
そのため私は、晩飯はご飯はなしに。トレーニング直後は豆乳か牛乳を飲んで空腹を和らげ、晩飯は大盛りのサラダとおかずだけにしています。この野菜のおかげで便秘も皆無。
現在その調整中で、1週間程度で体重が1.5kg、体脂肪率が1.6%減り、内臓脂肪が減ったのか、お腹周りがスッキリしました。あと1kgほど絞る予定。

但し、レース直前は別で、晩飯にご飯をたくさん食べるようにしました。
消化吸収の時間差を考えると、レースの場合は午前中に競技が行われるため、前日の晩飯が重要になってくるわけですね。そしてレース当日の朝食は、カーボとか言ってお餅などの炭水化物を無理に摂ったところで意味はなく、朝に食べたものは走りながら胃腸で消化をしなければならなくなり、小腸で吸収されエネルギーとして使えるのは、自宅に帰って片付け物をして入浴している頃になってしまいます。
レース当日の食事に関しては昨年失敗しており、胃に大きな負担を感じました。
レース当日の朝食は、血糖値を上げて空腹感を癒やす程度の軽食と、走行中に失われる水分や塩分などの対策としてスポーツドリンクを飲んでおけばいいような気がします。今年はこの方法を実践する予定。

もちろん人間の身体は機械ではなく、体質や体調によって数値通りの働きはしませんが、一般的にオススメされている方法論が、案外矛盾だらけの場合もあるので、本当に効果があるのかどうかを、レース本番前に自分で試してみることが大切ですね。


・補強を行う

私のように故障しやすいランナーは、補強が特に重要。
ランナーに起こりやすいシンスプリントや腸脛靭帯炎、足底腱膜炎などの症状は、筋力不足やストレッチ不足で、筋肉以外の一点に集中して負荷がかかってしまうのが原因で、事前に鍛えておかないといけません。補強はサブ的なメニューに捉えがちで、ランニングのついでに補強みたいな意識を持ちやすいのですが、走って痛めるのだから、走る前に補強で鍛えておかなければ意味が無いわけで、ランニングよりも補強を優先すべきなんですね。

足底腱膜炎は、NHKのためしてガッテンで放送されていました。生まれた頃はアキレス腱が足底側の腱とつながっており、10歳頃になると、かかとの外側を通っていた腱が、かかとの骨と一体化し、アキレス腱と足底腱に分割されてしまうというのは知りませんでした。

足裏チェック!疲れと痛みの真犯人はカカトだ : ためしてガッテン - NHK



ためしてガッテンは高齢の方や、運動不足の方が対象になっている特集が多いものの、足底腱膜炎の解説と予防はランナーにとっても非常に重要。要は、ふくらはぎのストレッチを行って柔軟性を高める必要があるというのが予防方法で、そのストレッチ方法を番組内で紹介していたのですが、タオルギャザーはひざを伸ばして行うなど、参考になった部分もありました。

シンスプリントに関してはこちらのページが参考になりました。

なかなか治らないシンスプリントを完治させるための治療と6ステップ




トレーニング時に勘違いしやすいこととして、トレーニングでもレースでも、ライバルは過去の自分であって、他人ではないのですね。
他の人がインターバル走で速く走ったから、それに負けじと速く走ってみたり、月間走行距離を人より何十キロも何百キロも多く伸ばしたりしても、一時的でささやかな自己満足が得られるだけで、これといって価値がなければ、認められることでも、誇れることでもないし、トレーニングで勝った負けたで一喜一憂していたところで、肝心のレースがイマイチなタイムで終わってしまったのであれば、些細な自己満足で浮かれていた自分が情けなくなることかと思います。
部活の場合、仲間同士で競い合って切磋琢磨することは大切ですが、指導者の元でトレーニングをしているため、トレーニングのメニュー内容やバランスを変えるようなことはしません。これが一人で行うと好き勝手に変更できるので、得意なスピード練習ばかりして、ロング系のペース走が行えず、レースでは30㎞地点で足が止まってしまい、ペースがガタ落ちの失敗レースをしてしまったり、月間走行距離を無駄に追い求め、慢性的な疲労を抱えてしまい、故障まで誘発してしまったりなど、いったい何のための練習なのか、わけがわからなくなってしまいます。

ここ最近、ハイレベルなランナーさんのトレーニング内容をチェックしているのですが、トレーニングメニューは強・弱・休のローテーションで、基本に忠実。全然ブレない。人は人、私は私、みたいな感じ。そして、ポイント練習の強度がものすごく高い。当然レースでも好タイム(ハーフで1時間14分)を叩きだしています。もう一人のランナーさんはフルで2時間31分台。海外のレースでは3位をゲットされていました。
結果が優秀なランナーさんのトレーニングを見れば、その理由がハッキリ出ていますね。

Twitterのフォロワーさんで、サブスリーを目指して頑張っているランナーさんが見えるのですが、残念な結果に終わってしまった昨年のリベンジをするため頑張っています。このランナーさんの今年のトレーニング内容がバランスも強度も抜群で、今シーズンは間違いなくサブスリーが達成できるレベルまで走力が上がったようです。
このランナーさんも基本に忠実。スピードトレーニング、スタミナトレーニング、ジョグ、休養のバランスが良く、強度にメリハリがあり、ポイント練習の負荷が高い。そして故障もほとんどしない。

一時的な満足感しか得られないようなトレーニングなどせず、自分を客観的に見つめながら、計画性がありつつも、クールでアグレッシブなトレーニングをすることが上達の鍵なんだなと、他のランナーさんをチェックすることで実感しています。


現時点での私のトレーニング状態だと、PB更新どころかサブスリーすら厳しいんじゃね?みたいなレベルなんですが、11月が本命レースの私の場合、今さら慌てて頑張ったところでもう遅く、体重を絞ることくらいしか効果的な方法は残されていないのですが、今の実力をすべて発揮してゴールできれば十分満足できそうなので、優秀なランナーさんのトレーニング方法を参考にしつつ、無理せず無駄のないメニューを消化して行こうと思っています。

2015/10/07

長良川ふれあいマラソン2015

このエントリーをブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク
岐阜県の海津町で行われた長良川ふれあいマラソンに出走してきました。私は今回2回目。今シーズンの初戦となります。
この大会は木曽三川の河川敷で行われ、参加者が1000人弱と規模は小さいものの、障害者の方も参加できる大会で、車いすは競技用だけでなく、一般的な生活用車いすでの参加も可能。知的障害者の参加もできる大会です。
種目はハーフ、クォーター、2㎞とあり、ハーフは競技用の車いすのみ。2㎞は小学生以下も参加可能で、名簿を見たところ、最高齢は84歳、そして最年少はなんと0歳。ベビーカーでの参加かと思われます。車いすの方も7~76歳と幅広く、そして今年は20回目ということで、特別ゲストとして高橋尚子さんが参加されていました。

昨年は小雨だったのですが、今年は抜群の天気となりました。



しかし、午前中は風がなく、気温はグングン上昇。空気は乾いているものの、河川敷のため日陰はなく、マラソンには暑くて厳しい状況に。



ブースや更衣室、控えエリアなどには多くのテントが設置されており、着替えは長良川サービスセンターの建物内も利用できます。
駐車場から会場までは少し歩きますが、障害者の方の駐車場は会場のすぐ横の舗装路で、車いすの準備も必要なため、広めのスペースが取られています。



ブースは福祉店となっており、飲み物や焼きそば、障害者の方の自主製品販売で、一般の業者が入り込んで、スポーツ用品や飲食物を売っているものとは違っています。



天気がいいので更衣室は使わず、川の横の芝の上で準備をしました。受付はスムーズで、貴重品はザックを丸ごと無料で預かってくれました。トイレも多くあり、待ち時間はほとんどなし。もちろん、障害者専用のトイレも完備されています。
開会式は、福祉スポーツということで、大会役員や関係者が多いため、挨拶が多くやや長めなのですが、後半から高橋さんが登場。挨拶と準備運動を行いました。





海津市のマスコットキャラクターはかいづっち。妙なゆるキャラが多い中、これは普通にかわいいです。



そして、共催の中日新聞社のヘリが低空飛行をし、メッセージを包んだパラシュートを落下するといった演出もありました。







コースはフラットな河川敷コースを細長く周回するもので、見晴らしはいいものの風景に変化はないのですが、ボランティアスタッフが非常に多く、レース中にはコース上の50mほどの間隔で1人ずつスタッフがスタンバイし、応援と障害者のサポートを務めてくれます。



9時50分より、種目別にウェーブスタート。私はクォーターに参加。





日陰が一切ない河川敷コースで、秋の日差しは強くほとんど無風のためかなり暑い。スタート待ちの時点で脇から腕に汗が伝う状態。気温はレース時は25℃くらいだったでしょうか。10㎞程度のレースの場合はペースが速いため、身体の発熱も高く、暑さに苦手な私は過酷なレースとなりました。

最初の2㎞はトップ集団の速さに惑わされハイペースに。その後は時計をチェックしてペースダウン。しかし、非常に暑いため、ペース維持が段々困難になり、しかも4㎞辺りで右脇腹が痛み出し、呼吸もつらい状態に。更にペースが落ち、暑さと痛みで流そうかと思ったのですが、ラスト2㎞辺りで痛みが麻痺してきたので、ペースを上げてゴール。




小雨で涼しかった昨年よりもタイムは1分23秒も落ちてしまったのですが、この暑さでは納得のタイム。
レースデータはこちらに

高橋さんとハイタッチしたあとのゴール後は滝汗状態で、頭から水をかぶれる水道はなく、テントは満員で日陰もほとんどないため、もらったスポドリを一気飲みして、完走証を汗で濡れないように指でツマミながら、会場をウロウロ、ウロウロ。正常な状態に戻るのに20分はかかりました。
ゴールした他のランナーさんもサウナのような汗が滴り落ち、テント横の日陰でこの状態。。。 _| ̄|◯

着替えたあと、無料引換券を使っておにぎりとお茶を頂きました。大量の発汗の影響か、梅干しおにぎりの美味しいこと。



一気に回復できたので、車いすのハーフのレースの応援に。
スタートの号砲は高橋さんが行ったのですが、なんとピストルが鳴らない。慌てた高橋さんは口で「ばあ~ん!」と。
慌てたことに自らバカウケの高橋さんの図。



競技用の車いすが走れるレースは少ないだけあって、パラリンピックを目指すようなエリートランナーさんも参加するのか、上位ランナーの腕や肩の筋肉は発達していました。



レースもスリップストリームを効果的に使うため、ぶつかりそうな間隔で接近。



足で走るよりもレース要素が高く、迫力があって見ている方も楽しめます。







レース中の高橋さんの行動力がすごく、ゴール直前のハイタッチはもちろんのこと、車いすのレースでは、ゴール後のほぼ全員の選手にドリンクを渡し記念撮影。





そしてゴールのランナー来るまでの空き時間は、他の人達と記念撮影。
駆け足で移動中にサインを求む人に呼び止められてサッとサイン。
走っている選手には拡声器を使って応援。
マネージャー役を務める旦那さんには、時間やスケジュールをこまめにチェックと大忙しなのに終始スマイル。





表彰式では各選手に賞状を渡し、挨拶もこなし、じゃんけん大会は進行役を務め、抽選会の手伝いも行い、まったく休憩なし。
絶対手を抜かない、一生懸命、人に負けないくらい頑張る、努力家。こういった性格だからこそ、金メダルが取れたのかと感じました。
抽選会では昨年に引き続き、今回も運良く当たりました。しかし、同じ景品。



参加賞は、ゴール後のスポドリ、引換券でのおにぎりとお茶、Tシャツにタオル、スケジュール帳、それらが入ったシューズ入れに使えそうなポーチがもらえ、参加費はなんと1500円。



河川敷コースで、しかも10㎞ではなくクォーターという馴染みのない距離のため、本命の大会のためのトレーニング目的での参加となるのですが、障害者の方と一緒に参加するというのは、楽しさだけでなく、驚きや感動も得ることができます。
昨年のこの大会のレポートでも書いたのですが、車いすで参加の女性ランナーさん。
小雨だった昨年は、運営者の判断で完走できずリタイヤとなったのですが、リベンジに今年も参加。



高橋さんが迎える中、ゴールできたのですが、なんと動力は左腕1本のみ。
車いすも改良されており、ハンドルは片手で操作しやすいように添木が取り付けられ、ブレーキは左手のみ。右タイヤを回すリングは不要なので外されています。



自分の体重+重たい車いすを片手1本で動かすのですよ。しかも20㎞以上の距離を。健常者が真似すれば早々に腕がパンプしてしまい、数キロも走れないかと思います。
両足、右腕を無くしてでも懸命に頑張るこの姿を見ると、ちょっとのことで音を上げたり、挫折したりしてしまう自分の弱さを実感してしまいます。

こういった事実を直視できるのも、この大会の良さでもあります。
このランナーさんは、岐阜県障害者スポーツ協会長より、特別賞を授与されていました。
他にも障害も持ちながら頑張った選手たちが、たくさん表彰されていました。



秋にも関わらず、残暑厳しくタイムはイマイチだったのですが、得られたものは多かったです。
もちろん来年も参加します。

2015/10/02

ニューモデルのGT-2000がポイント20倍

このエントリーをブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク
アシックスの代表的なシューズのGT-2000。川内優輝選手もジョグ用として愛用しているようですが、私もジョグやロング走、林道のダートなどに利用しています。
重量は重いのですが、保護力が高く安定性があり、足に非常に優しいです。私はオーバープロネーション気味なのですが、ブレをしっかり抑えてくれるので、偏摩耗も少なく寿命も長い。

このGT-2000に新製品のGT-2000NY4が登場しました。
そして現在予約受付中のこの新製品がなんとポイント20倍に。シューズ用シャンプー付き。送料無料。


レディースも同様。(但しこのホワイトのみで、ピンク色のモデルはなぜかポイント20倍にはならないようです。設定ミスか?)


このキャンペーンがいつまでかはわからないのですが、商品の発送は10月下旬とのこと。
GT-2000はNY2のモデルを愛用しているのですが、ヘタリが少ないためかなり寿命が長く、アウトソールはシューグーで補修しているものの、930㎞走ってこの状態。シューレースはほどけやすい楕円タイプが使われているので、しっかり締められる平紐に変えてあります。



インソールがスポンジタイプで分厚くヘタりにくいので、このインソールをヘタりかけたシューズで使えば、着地衝撃の優しいジョグ用として利用することもできます。



サイズ選びなんですが、シューレースの下のベロの部分と足首周りにスポンジが入っており、インソールも厚めで柔らかいため、ソフトなフィット感なのですが、逆に足のホールド力は弱まるので、ジャストフィットよりもすこしキツ目の方がいいかもしれません。

また、ニューモデルが出たこともあり、旧モデルが安くなっています。ミッドソールの素材や基本的な構造はほとんど変わっておらず、デザインや色の違い程度。型落ちといってもまだ新しく、経年劣化はほとんど進んでいないため、新製品にこだわらない方や、トレーニング量が多くてシューズの消耗が激しい方は、旧モデルを買った方がお得。
こちらはポイント10倍。送料込みで7800円(実質7020円)という価格は、最安かと思われます。
画像はないのですが、下記のリンクはブルー/セーフティイエローのレギュラーサイズ。


画像の確認はこちらで。



他色やレディースも同価格で売られています。一覧はこちら。

ランニングシューズは初心者であっても、GT-2000のような過保護シューズと、ターサージールやターサージャパンなどの上級モデルを買って、トレーニング内容によって履き分けるべき。
着地に優しい走り方をレースタイプシューズで学び、ロング走や足休めのジョグは過保護シューズを使って足を守るようにすれば、故障を避けてレベルアップができると思います。
また、減りかけたアウトソールをシューグーで補修すれば、偏摩耗を防ぐことができるので、足の不自然な傾きを防げると同時に、アシックスのインソールのスピーバはヘタリが少ないので、減ってしまうアウトソールの補修をするだけでシューズの寿命が大幅に伸びます。

2015/09/30

9月のランニング

このエントリーをブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク
残暑が厳しく、夜であっても気温は24℃前後、湿度は70%以上という日が多く、追い込んだポイント練習をするとオーバーヒート気味となってリミッターが働き、走り込み期にも関わらず、思うようなトレーニングができませんでした。
特に私の場合、過去に夏のトレーニングで熱中症になったことがあり、それ以降リミッターの働きが敏感になったようで、ヤバイという状態になりやすくなってしまいました。身の危険を知らせる機能なので、このリミッターに逆らわないようにしないといけないし、走行時よりも走行直後の方がヒートするため、熱による異様な苦しさや気持ち悪さ感じたら潔くやめるようにしており、ポイント練習は水道のあるコースでしか行わないようにしています。



予定では30㎞以上のペース走を行いたかったのですが、休日は好天ばかりで気温が26℃~30℃と夏と変わらぬ気温となり、結局ペースを落としミドルペースに。ただ、距離の抵抗を無くすために、ジョグペースですがフルの距離を走ったりしました。
その重い足を利用し、翌日には菰野のハーフのレースコースをジョグ。(今年はここは出ません。寝坊してエントリーが間に合わず。。。)



真夏のような暑さだったものの、空気が乾燥しているおかげで木陰は涼しかったです。
夜のトラックを利用したスピードトレーニングは何とか暑さに耐えられたので、スタート前に頭から水道の水をかぶって走りました。



自転車ではロングライド兼ヒルクライムを行い、脚力や腰の強化をすることができました。この日も夏のような天気。



自転車のヒルクライムの場合、心肺がキツくなる前にペダルが踏めなくなるため、心肺よりも脚力強化に効果が高く、特に足の付根あたりとハムストリングの筋肉が鍛えられるようです。おかげでランでは上り坂に強くなったようです。
ライドの5日後に起伏があるコースをランニングしたのですが、過去の同コースでのデータと比較すると、上りでのペースダウンが少なくなりました。

走る時の足の筋肉の使い方は、自転車と同様に太腿やハムストリング、足の付根の大きな筋肉を意識すると楽ですね。ふくらはぎなどの小さな筋肉も使うとパワーが出るものの、持久力はないようです。筋肉の大きい腕の屈伸をするのはいくらでもできますが、筋肉の小さい指を屈伸するのは1分程度で疲れますよね。ひざと足首の屈伸を比べても同じ。
走行時にハイペースを維持したりスピードを上げたりする場合、ふくらはぎの筋肉を使って足の蹴りを強くするのではなく、骨盤のひねりや、腸腰筋やハムストリングあたりの筋肉を意識すると楽に速く走れるようです。

また、頭の下あたりに着地することを意識すると、必然的にフォアフットやミッドフットになり、足のブレーキとなる前向きの抵抗がかからなくなるため、前進のための効率のいい足の動きとなり、ペースを維持しやすくなります。
腰を反らして尻を後ろへ突き出し、胸を開いて前に突き出したフォームにすると、呼吸が楽になると同時に、骨盤が前傾するため、頭の真下への着地がしやすくなります。

わかりやすいのは片足ケンケン。片足のみで飛び跳ねて走ると、衝撃の強いかかとからは着地せず拇指球から着地するし、体重を受け止めると同時に、前方へ移動するための力を発揮できます。そして大きく跳ぶとしんどいですが、細かく跳ぶと結構長く跳ね続けられます。ストライド走法がいかに負担が大きいのかもよくわかります。
両足で走る場合は、拇指球から着地はするものの、踏ん張って拇指球に多くの力をかけるとふくらはぎの負担が大きくなるので、着地の最初が拇指球というだけで、かかとにも十分体重を乗せるようにした方が楽です。そして無理にストライドを伸ばさず、自分の足の回転に無理がない適度な歩幅にすると、(頭の真下への着地を意識すると、その時のペースに見合った適度なピッチになる)ロスの少ない走りができるように思います。
私の走りはこんな感じ。徐々にペースアップしています。後半は故意にかかと着地しています。まだまだ改善の余地ありです。



フラットで自然な着地をマスターするには、かかとのソールが薄い上級者用、あるいはレース用と分類されるシューズを履くとやりやすいです。
また、ジョグ中に、徐々にスピードを上げダッシュし、徐々にスピードを落としてジョグに戻るウィンドスプリントを行うと、フォームの見直しや修正に役に立ちます。
綺麗なフォームになると、着地時の無駄な抵抗が減るため、着地音が小さくなります。多くのランナーが走っている公園などでランナーさんのフォームをチェックすると、上級者レベルのランナーさんは着地音が小さく、タッタッタッと高音で軽快な音がします。
自分のフォームは自分ではなかなかわからないので、写真やビデオに撮るか、トレッドミルの姿を鏡やガラスに映してチェックするといいようです。


9月のトレーニングでの、インターバル走やペース走(LT走)のスピードメニューは、昨年の自分のレベルに追いついたようで、加齢でのパフォーマンスダウンを差し引けば、僅かにレベルアップしたことになります。
今季の初戦はクォーター、次戦がハーフなので、追い込んだスピードトレーニングの成果が結果に出せるように頑張ろうと思います。
逆に、スタミナ系のトレーニングは強度、量とも不足しており、現状ではサブスリーも難しい状態。トレーニング期間が減る一方で焦るばかりなのですが、10月は確実に涼しくなるので、十分なトレーニングを繰り返して、後悔しないレースができるよう準備を進めたいと思っています。

2015/09/25

マラソントレーニング本の新刊

このエントリーをブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク

現在、予約受付中とのこと。
最近出版された本では、こちらがオススメ。現時点でAmazonのレビューはないようですが、私なら星5つを付けます。自己ベスト更新に向けてトレーニングをされている方には最適の本です。


目次はこちら。

ランディノート: ランナーにオススメの本


また、初心者ランナーにも対応したこの本もオススメ。走力別にトレーニング方法が分類されているため、ステップアップしたあとも引き続きこの本を活用できます。