ハーフマラソンに出場してきました。おしっこをしながら走ってもわからないほどの雨で、気温は16℃、湿度92%。走る気力をなくすような日和となりました。
地方の大会なので道路や受付などは混雑することなく、着替えの場所は役場や図書館、センターなどの建物が使えたので快適でした。
昨年も出場したのですが、タイムが1時間30分の位置に並んだおかげで抜くのが大変だったため、今回は思い切って先頭に。
後ろを振り返るとこんな感じで長蛇の列です。
撮影はジップロックに入れたiPhone 5なので、白っぽい画像になっています。
ちなみに、ハーフ男子のエントリー者数は、
40歳未満 943人
40歳代 785人
50歳代 461人
60歳以上 165人
40オヤジ多過ぎです。まあ、私もその1人ですが。
このコースは高低差が激しく、一番高い場所だと100m以上の差。何度も上り下りがあるため、上りのトータルは232m(Runmeter計測値)にもなるようです。
鈴鹿山麓かもしかハーフマラソン オフィシャルWebサイト - 三重県菰野町
下りも激しいため、かなりスピードを上げられるのですが、フォアフット、あるいはフラットフットでの着地でないと、膝を痛める可能性が高いです。
今回、夏場にしっかりトレーニングを行い、9月の終わりにこのコースの試走も行い順調だったのですが、10月に入ってから大腿四頭筋を鍛えるため近場の山を登山したところ、右足を捻挫してしまいました。このおかげで数日間走れなかったため、パフォーマンスは落ちるし体重は増えるしで、条件は最悪に。走れるようになってから3日間しか残っていなかったので、調整も間に合わないままレース本番となってしまいました。
そして、この日が雨となってしまい、踏んだり蹴ったりとなってしまったのですが、スタートの号砲の後、レースペースで走り出したところ、テンションが上がったためか痛みはほとんど感じなくなり、雨のおかげで暑さもなく、ガンガン走れる状態に。しかし、先頭集団はあっという間に去ってしまい、白バイが見えたのも5kmあたりまで。その後は目の前のランナーを目標にしながらひたすら力走。
暑くなく汗も出ない(出ているのかどうか雨でわからない)ので給水は不要となり、高低差のおかげでペースも無茶苦茶になるので、タイムを気にすることなく全力に近い苦しさで走るのみ。雨にも関わらず沿道の応援は多く、子供が大きな声で「ガンバレー!」と叫んでくれるので、苦しい顔のまま手だけを振って答えながら、グイグイ走ります。
同年代らしきランナーには負けたくないのですが、やはり速いランナーさんはいるもんですね。自分よりも年上らしきランナーさんに抜かれてしまい、まったく付いていけませんでした。(あとで聞いたら51歳)
とりあえず、前年のタイムよりも早くゴールができそうな勢いだったので、ピッチやストライドを変えたり、フォームを正したり、呼吸のリズムを変えたりしながら苦しさをごまかし、最後のゆるい下りの直線路では、川内選手よりも激しい形相で飛ばしました。ところが、ゴール直前で死にそうなほどの激しい呼吸のオッサンに抜かれてしまいました。
ゴールタイムを見るとビックリ。わずか31秒ですがハーフの自己ベスト更新。そして前年のここでのタイムよりも3分32秒上回ることができました。
ところが、完走証をもらったところ、あのオッサンに抜かれていなかったら年代別での表彰だったらしい orz
順位では残念な結果に終わったのですが、それでも悪条件が重なりながらのPB更新は嬉しくてたまりません。今までのトレーニングの方法が正しかったことが証明されたということなので、今後のレースにも自信が付きました。しかし、過信すると大きなしっぺ返しが来そうなので、初心を忘れることなく、地道にトレーニングを続けようと思います。
Runmeterでの記録は
こちら。
コースの一部には脇に樹林があるため、GPSの誤差が出たようですが、結構正確のようです。
ところで、今季のレースのために、アシックスの勝負シューズを買ったことは、
このブログにも書いたのですが、これで10kmほど試走をし、今回のレースで使ったところ、なんとこんな状態に。
アウトソールの外側部分が剥がれてしまいました。両足とも。このシューズのミッドソールは、スポンジのように柔らかく吸水性もあるため、雨天でのランには接着部分の弱さが出てしまうのでしょうか。そして、ここのコースは下りも激しいため、余計に負担がかかるようです。しかし、1レースでお釈迦では話になりません。しかも高価なシューズで製造は日本製。
早速、アシックスのサポートへ、写真の共有リンクを添えてメールを送信しておきました。その後の展開は、後日報告します。アシックスファンだっただけに、非常に残念。適切な対応に期待したいところです。
次のレースはフルマラソン。スタミナ系のトレーニングは完全に不足しているだけに、ロング走などのトレーニングに励みたいと思います。頑張るぞー!