2016/10/02

マラソン本の新刊

このエントリーをブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク
肉体的にも精神的にも絶不調で、マラソンどころではなくなってしまったのではありますが、この峠を乗り越えれば再び上位入賞の栄光が!という望みを持ち続けながら、日々を過ごしていますです、はい。

マラソンに若干縁遠くなってしまったのですが、久しぶりに書籍をチェックしたところ、読みたい本をいくつか見つけました。
まずはこれ。執筆現在は予約中となっています。



岩本氏はいくつか本を出版していて、どれも納得の行く理論を展開しており、非常に役に立ちました。



新刊の中身を、上記の本の画像からリンク先のAmazonでチェックできるのですが、非常に読みやすく見やすそうですね。
マラソンもある程度経験を重ねてくると、正しく効率的なトレーニングが徐々にわかってくるため、こういったマラソン本を読むと、「そんな当たり前のことを長々と書く必要はないでしょ」とか、「そのやり方や考え方はおかしい」、「内容が薄すぎ」などツッコミを入れたくなる場合が増えるのですが、金哲彦氏、小出義雄氏、そして岩本氏の本は、自分の実力が上がった時点で読んでも、「そうそう、その通り!」と納得することばかりです。


次に、俳優鶴見辰吾氏の本。



自転車乗りでもあった鶴見氏がマラソンに挑戦し、ハイレベルな目標タイムを有言実行したことで、多くのランナーに驚きと凄さを知らしめたのですが、その彼が本を出版されました。
執筆現在予約中となっています。

いくら正しいことを書いても、書いた本人に実力や実績がなければ説得力はなくなり、人からの受け売りで書いているだけの薄い本となってしまいますが、51歳で3時間9分27秒、しかもマラソン初挑戦した翌年にこのタイムを叩き出した鶴見氏の本なら、ランナーの誰もが興味津々になるのではないでしょうか。
自転車もエキスパートレベルで、一般人よりも脚力や心肺機能がはるかに優れた時点でマラソンに挑戦という流れのため、マラソン初心者には参考にならない部分があるかもしれませんが、好タイムを目指しているランナー、あるいは、遅咲きの中年ランナーには一読の価値ありですね。


そして次はマラソンシューズの職人、三村仁司氏の本。アシックスを退職しアディダスに移り、タクミシリーズを開発した方。
君原健二、瀬古利彦、谷口浩美、高橋尚子、有森裕子、野口みずき、イチロー、長谷川穂積、尾崎好美、小崎まり、青木宣親、内川聖一、香川真司、木﨑良子選手など、多くのアスリートのシューズを制作しています。(Wikipedia参照)



私もこのタクミレンのシューズで、ハーフと10㎞の自己ベストをマークすることができました。


大会での上位陣の足元をチェックすると、アディゼロのタクミセンとレンが非常に多いですね。それまでもアディダスはたくさんシューズを開発してきたのですが、足型が合わなかったり、かかとが甘かったり、デザインはいいものの履きやすさはイマイチだったものが多く、アシックスかミズノの方が日本人向けで高性能だったのですが、このタクミシリーズでその印象は一気に吹き飛んでしまいました。
その開発者である三村氏の本。要チェックですね。