2016/03/25

レザークラフト始めました

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あったらいいけど無くても済むものを徹底的にフリマで処分し、その断捨離のおかげでそこそこの利益を得ることができました。
儲けたお金で再び無用な長物を買ってしまっては元も子もないので、使うならしっかり考えて有効に活用しようと思ったその答えがレザークラフト。
フリマの売上の一部を、この道具や材料の購入に当てました。

なぜ突然レザークラフトなのかといいますと、あったらいいけど無くても済むものは買わないようにするべきですが、毎日のように使うものは、買い替えの必要がない良いものを買った方が結果的に得ですよね。私は安物の財布を使っていて、壊れたり傷んだりするたびに買い換えていたのですが、しっかりした作りの本革の財布を使っていれば、買い換えることなく長年使い続けられるし、皮革の経年変化であるエイジング効果で、趣きのあるアメ色に変色し、愛着が持てるようになります。

本革の財布は新品は結構高価なので、フリマで探していたのですが、そこで見つけたのがハンドメイドの革財布。趣味でレザークラフトをしている方でも、プロ並みの立派な財布が作れちゃうのですね。
レザークラフトに関してネットや本屋でいろいろ調べたところ、道具はさほど高くはなく、材料となるレザーも端切れなら安価で買えることを知り、自分でチャレンジしてみようということになりました。

道具は必要なものが一通り揃ったセットが10000~15000円ほどで売られていますが、カッターやハサミ、定規など、すでに持っているものも含まれているし、価格を抑えるため質の悪い工具も含まれているかもしれないということで、必要最低限の道具を個別で購入して揃えました。

作っているうちに、必要な道具が出てくるかと思いますが、自分が買い揃えた道具で財布やキーケースなどは作れたので、とりあえずこれだけあれば始められます。
大半はAmazonで購入しましたが、100円ショップも大いに利用しました。

まずは針。布用と違い、先が極端に尖っていません。


そして糸。革を縫う場合は、縫う前に糸にろうを塗りこむのですが、ろうがすでに塗りこまれている製品も売っています。1行程手間が減る分楽です。
縫い目は革製品のデザイン一つですので、3色セットのものを買いました。


作成する前に、厚紙で型を作る必要があるのですが、その厚紙はダイソーに方眼の工作用紙が5枚100円で売っていました。Amazonよりも安いです。
その時に、カットするときのマットが必要になります。100円ショップでも売っていましたが、大きなものの方が便利なので、これはAmazonで購入。
ただ、2枚重ねの革の1枚だけに穴を開けるといった作業が必要になってくるので、100円ショップに売られている小さいタイプのマットも買っておくと重宝します。


定規とカッターナイフはすでに持っていたので買いませんでしたが、角のアールを書くための円テンプレート定規を100円ショップで買っておきました。
革をカットするのも一般的なカッターでできるのですが、別タチがあると定規なしでもまっすぐ切れます。また、指先でなく腕を動かして切る感覚になるので、ブレずに精度よく切ることが可能です。


縫い目のラインを引くためにネジ捻(ねじねん)という工具を買いました。同じ目的にグルーバーという工具もあるのですが、価格的にはこちらの方が安かったです。


縫い目の穴をあける道具が菱目打ち。幅の間隔で複数のサイズがあるのですが、細かいと縫うのが大変なので、やや大きめの5mmを買いました。これで縫うとワイルドな印象になります。4mmあたりが無難でしょうか。この後3mm間隔の菱目打ちも買い足したのですが、ミシン縫い並の細かいピッチとなるようです。


菱目を打つときに、テーブルに穴が開いたり、ガンガンと衝撃が伝わらないように、ゴム板を引きます。どんな硬さのゴムなのか知らなかったのでレザークラフト用に使われているタイプを買ったのですが、かなり硬質で、爪を刺しても刺さらないほど硬いです。あまり柔らかいと刺す力が逃げてしまうので、専用品のような硬さが必要なのかもしれません。


カットした革は、綺麗に切っても他のパーツの組み合わせると歪みが出るので、ヤスリで揃える必要があります。ヤスリはなんでもいのですが、とりあえずこれを買いました。
結構荒目なので、これでざっくり整えておき、それからはサンドペーパーの400番以上の細かなタイプでならすようにするといいようです。


また、カットした革の断面は角張っているので、その角をカットするためにこの工具が必要です。ミニかんなもあると便利だそうですが、私はまだ買っていません。


断面は毛羽立つので、専用のクリームを塗って磨きます。革の裏面(床面)も毛羽立っているので、ここの処理にも使います。


床面やコバ(断面)を磨くときは、この木の棒を使うと便利。床面磨きは専用のガラス板も売られているようですが、この製品でも磨けるし、ガラスコップを使っても間に合います。


穴をあけるポンチは、複数のサイズが開けられるこの製品を買いました。


ホックボタンはどれがいいのかわからなかったので、複数のサイズが入っているこの製品を購入。


そして、革の保護クリームは、レビューがやたら好評のこの製品を買いました。


他に、木工用ボンドと(レザークラフトではサイビノールという接着剤が一般的ですが、成分は木工用ボンドと似ているとのこと)、ボンドのG17、木ハンマー、ゴムハンマー、図を書くための方眼ノート(私はルーズリーフを利用)、ダブルクリップ(接着時の固定に利用)、ハサミ、丸ギリ、定規。全部100円ショップで揃えられます。
そして、縫うときは2本の針で縫う方法が一般的なのですが、両手を使うためレザーを固定しておく必要があります。それに使うのがレーシングポニーという製品。これは2500~6000円以上と幅が広く、安いものは不評だったりするのですが、私はフリマで買いました。3900円でした。
工具の総額は22000円ほど。100円ショップを利用することで更に安くできます。

ただ、材料のレザーですが、これが結構高い。A4サイズで1500~2500円。牛半分の半裁単位で買えばオトクではありますが、うまく作れるか作れないかわからない初心者の段階で、いい革を使うのはもったいないです。
そのため、端切れを利用するといいです。ネットショップでも売っていますが、オークションやフリマを利用すると便利。売っている方はレザークラフト経験者なので、「キーケースを作りたいのですが、この端切れは使えますか?」と質問すると、「これはかなり柔らかいので不向きです。」といった感じで教えてくれます。
また、いろんな種類が混在した端切れを買えば、どんな色や質感のレザーがあるのかがわかるし、変形した端切れでも、型紙をパズルのようにうまく組み合わせることで、財布が作れることも可能だったりします。

そして、作り方の本と、型紙が必要なのですが、これは図書館を大いに利用しました。本も結構高いのですよね。
早速、いろいろ作ってみました。



今は、使いやすい財布を図案から考えて作成した黒の財布の改良版を作っている最中です。自分が使いたいように設計できるので便利ですが、実際に使ってみてどうなのかを確認する必要があるので、紙で簡単に作成し、試行錯誤する必要があります。



かなり面倒くさいのですが、一旦完成すれば、試作から作った型紙を使ってどんどん生産できるので、いずれ腕が上がればフリマで販売することも可能になるかもしれません。

意外と簡単に始められるレザークラフト。作業中のBGMはジャズが合います。
頑張って作業をすると、肩がこり腰が痛くなりますが、そんな時はジョギングですね。
現在故障中で、全然走れていないのですが、外ではジョギング、家ではレザークラフト。晴れればジョギング、雨はレザークラフト。
いい趣味見つけました。

2016/03/16

オススメのスマホリングスタンド

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スマホが大型化したおかげで片手で操作しづらくなったのですが、その欠点をカバーできるアイテムとしてスマホリングがあります。
出始めの頃は結構割高な商品しかなかったのですが、売れ行き好調のためか、これを真似した商品が続々登場してきました。
そのため、粗悪品も多いようで、レビューでの評価もピンキリとなり、どれがいいのかわからないのが現状。
私も6インチスマホを買いスマホリングが必須となったため、どのリングがいいのか迷いながらこの製品を買ってみました。買ったのはType1の方です。


非常に安く、現時点で送料税込み298円。製品はしっかりしており、見た目の質感、両面テープの粘着力、リングの適度な硬さ、使いやすさなど、この価格とは思えないほど、とてもいい商品でした。











耐久性に関してはまだわかりませんが、無理な力をかけないようにすれば、長期に渡って使えそうな感じです。仮に壊れても、298円なので痛くも痒くもないです。
それと、Ascend Mate7用ですが、このソフトケースを買いました。こちらもめちゃくちゃ安くて、買った価格は送料税込700円。上の写真はこのケースが付いた状態で、スマホリングはケースの上から貼っています。


薄くてやわらかなケースですが、金属の冷たさが伝わらなくなり、手が乾燥していてもすべりにくく、キズにも強くなったため、快適に使えるようになりました。
こちらは中国からの発送のため、注文してから届くまで2週間かかりましたが、実用性重視の満足できる商品でした。
これだけ安いのに、液晶保護シートとスタイラスも付いています。

2016/03/14

松阪シティマラソン 2016

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3月13日に行われた、松阪シティマラソンに参加してきました。ハーフの部に参加。今回2回目。
昨年は足の故障が長引き、何とか参加できたような状態だったのですが、非常に走りやすいコースで記録が出やすそうだったので、このレースをハーフの本命と位置付け、自己ベスト更新を目指すつもりでした。しかし、今年もまさかの故障。
昨年ほどひどくはなかったものの、このおかげでほとんどトレーニングをすることができず、補強は行っていたものの、最終的には体重が2kgアップしてしまいました。
シンスプリントだったため、走れなくはないのですが、少し強度を高めて走ると翌日は歩行でも痛むような状態。結局、痛みをこらえながらのレースとなりました。

この日は晴れて気温は8度ほど。風は弱く絶好のマラソン日和となりました。





参加者は名簿上で、
ハーフ男子1222人 女子159人 計1381人
5km男子420人 女子211人 計631人
3km男子173人 女子140人 計313人

ハーフの私の年代である40歳代男子は365人でした。
他に9kmウォーキングの部もあります。

小規模のおかげで駐車場、受付、準備、トイレなどの混雑は少なく、非常に快適。会場もコースも広くてのどかな場所のため、気持よく参加することができました。ゲストランナーは森脇健児さんでした。



更衣室と荷物置き場にテントが用意されていましたが、天気が良くて寒くなかったので、外の芝の上にマットを引いて準備をしました。会場は陸上競技場のある公園のため非常に広く、準備体操やアップなどもここで行えます。



今日のレース時の服装は、ノースリーブのシャツ、ショートタイツ、薄手のグローブ、カーフサポーター、シューズはアディゼロタクミレンブースト。寒くはなかったので、アームウォーマーは付けませんでした。

ハーフは9時スタート。会場からスタート地点まで歩きます。





スタート直前の様子。







スタート直後は下りなので、かなりペースが上がります。





そして山を切り開いた道路を上って下って、



それ以降は見晴らしのいいフラットな道路を走ります。





上位陣の皆さんの足の筋肉はしっかり引き締まっています。



2㎞地点。見やすい看板です。



牛小屋です。芳しい牛糞の香りを楽しめます(^_^;)



線路を越える高架の起伏があり、







その後は左に河、右に山を見ながら走ります。





5㎞地点。要所要所でスタッフの皆さんがスタンバイしてくれています。応援もしてくれるので力が入ります。



6㎞地点。地元の住人の皆さんも応援してくれます。



集落に入り、右へ左へ何度か曲がり、





国道の高架下を抜け、



おじいちゃんやおばあちゃんの拍手と声援を受け、



県道のストレートを進みます。おじいちゃんからお孫さんまでの家族総出の応援が多く、田舎っていいなーと実感してしまいます。



この県道の先が折り返しのため、トップ集団とすれ違うことができます。
トップは昨年同様、中田選手。独走状態でした。(優勝タイム1時間7分42秒)





折り返して後続のランナーとすれ違いながら、走ってきた道を戻ります。





後半は上り基調、後半は下り基調になるため、走りが辛くなる後半でもペースを維持しやすいです。





ただ、線路の高架と、会場に入る直前の上りは非常にキツく、せっかくいいタイムで走っていても、この部分でガタ落ちします。



ラストの急坂の手前では太鼓の応援が。



競技場に入り、土のアンツーカートラックを一回りしてゴール。





私の走りは、左足の痛みをかばうため、本来はフォアフット着地なのですが、フラットにしたり、かかとからにしたりして痛みをごまかしつつ、トレーニングがほとんどできずにパフォーマンスダウンしていたため、ペースタイムよりも心拍数を目安にして走りました。
私はフルで150~155bpm、ハーフで155~160bpm、10kmで160bpmという数値が自己ベストでの限度のため、160bpmを目標に走りました。



心拍数は終始この回数で走れたのですが、後半が下り基調にも関わらず(若干向かい風でしたが)、ペースが徐々にダウン。

前半をもう少し抑えたほうが良かったのかもしれませんが、苦しいながらも何とか走れる心拍数をしっかり維持して走れたので、現状の力は出し切れたようです。とは言え、自己ベストより3分も遅くなってしまいました。
しかし、運良く入賞することができました。49歳の私は、40歳代で最も不利だっただけに、それでも入賞できてすごく嬉しかったです。

皆さんのゴールと表彰式の様子。





参加賞は、スポーツようかん、アミノバイタルのジェル、中サイズのタオル、ポカリ、温泉などの割引券、そしてうきさと鍋。





これが具沢山で非常に美味しかったです。

ブースも賑わっており、昼からは抽選会がありました。私は昼から用事を済ませる必要があったため、参加せずに帰宅。



和気あいあいとした雰囲気の大会で、運営もスムーズ。
コース上では、一定の間隔で一生懸命応援してくれる方が見えるため、非常に力が入りました。
最後の地獄の坂も、太鼓の応援のおかげで何とか踏ん張れました。
来年も参加し、今度こそは自己ベスト更新が狙えるように準備したいと思います。
スタッフの皆さん、応援してくれた皆さん、ありがとうございました。