2013/09/15

iPhone 5のバッテリー交換

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購入してから1年ほど経つ私のiPhone 5。私はあと1年このiPhone 5を使う予定なので、弱ってきた内蔵バッテリーを交換することにしました。交換をAppleで頼むとなんと6800円。自動車バッテリー並の価格です。

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業者さんで頼むと安いのかと思っていたのですが、ネットで調べてみると、iPhone 4s以前のモデルは安いのですが、iPhone 5はAppleとほとんど変わらない価格なんですね。私はiPhone 4でもバッテリーと部品を交換したことがあったので、今回も自分で行うことにしました。
早速、iPhone 5用の互換バッテリーを探してみたのですが、これが安い。ひまわりというショップで販売されているものをAmazon経由で買ったのですが、送料税込でたったの900円でした。注文してから4日目にメール便で届きました。


交換にはiPhone下側の2本のビスを緩める専用工具が必要で、これはiPhone 4のものと同じものが使えます。私はiPhone 4のバッテリーを注文したときにこの工具を買ったのですが、


専用ドライバーだけでなく、パーツを外すときに便利なへらや、吸盤などがセットになったものもあるようです。


早速、iPhone 5の電源を切って分解開始。iPhone 5の場合は、専用のドライバーと、一般的な精密ドライバー、部品をギズ付けないプラスチック製のへら(ギターのピックも便利)、吸盤(私はキッチンにあったものを利用)、極小のビスをつまむためのピンセットがあればOKです。
分解は、iPhone 4は背面から外せたのですが、iPhone 5は液晶側のパネルから外すそうで、こちらのページの画像が役に立ちました。ただ、このパネルを吸盤で外すのが難題で、iPhoneが新品ならいいのかもしれませんが、床に落としたり汚れが固着していたりする私のiPhone 5の場合、引っ張ってもビグともしないような状態。



1個目の吸盤をパーにし、2個めの吸盤で格闘すること小一時間。何度もパコパコ動かしながら動きをスムーズにさせ、ようやく外すことができました。(液晶保護シートを貼っていましたが、支障はありませんでした。)



パネルの上部に爪があるので、iPhoneのホームボタン側からパネルを開けるようにします。上側に配線があるので、このカバーパネル(ビス3本)と配線を外してようやくパネルが外れます。



配線は、上からパチンと押さえつけて接合できる簡単なタイプ。



バッテリーの配線カバーの2つのビスを外し、配線を抜いてバッテリーを外すのですが、バッテリーは粘着テープで貼り付いているので、それを外すためのビニールをつまんで引き上げ、バッテリーの周りのパーツに影響のない部分の隙間にへらを差し込みながら、ググっと引き剥がすと外れます。



外した極小のビスは、場所によって長さが違うので、配置を覚えておいた方が良さそうです。



下が外したバッテリー、上が買ったバッテリー。




iPhone本体と液晶パネルの合わさった部分がかなり汚れていたので、しっかり掃除しておきました。私の場合はランニングなどの汗による汚れが多いのか、白い粉が付着していました。




組み上げて電源を入れると、バッテリーの残量は空のようで、早速充電開始。




バッテリーが発熱したり、膨張したり、爆発したりなどの事故もあり、買ったのは格安の互換バッテリーだっただけにすごく不安だったのですが、翌朝チェックしてみたところ、無事100%充電が完了していました。交換したばかりなので、iPhoneの新品同様に使えるのかはまだわからないのですが、今のところバッテリーの減りはかなり少ないようです。
私はこのバッテリー内蔵ケースも併用しているので、(※注意:iOS7以降、このバッテリーは使えなくなりました)


バッテリー残量に気にすることなく、これからもガンガン活用できそうです。
(バッテリー交換を自分で行うとメーカー保証外となり、バッテリーのトラブルによる故障も自己責任となりますので、自分で行う場合は覚悟を決めてチャレンジしてください。)