2013/10/24

アシックスのシューズでのトラブル

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先日のハーフマラソンで、アウトソールが剥がれてしまったアシックスのソーティマジックライズSS。

SORTIE®MAGICRISE SS | asics.co.jp


高低差の激しいコースで、雨天のレースだったのですが、アウトソールの着地する部分が、下り坂で剥がれてしまったようです。





10kmの試走ジョグと、ハーフのレースで使っただけでこの状態だったので、早速アシックスのサポートへメールをしました。翌日、返信があり、シューズを着払いでアシックスへ送ってほしいとのことでした。梱包して送ったところ、今日電話がありました。内容は「製造時でのソールの接着、圧着の不良ということがわかりましたので、代替え品を送るか、お金を返金いたします。」とのこと。代替え品を送ってもらったところで、同じ症状が出る可能性は極めて高そう(スポンジのような素材で強度が弱い)だったので、返金を依頼しました。定価返金なので、買った価格を差し引くと3000円ほど得をする形となったのですが、レース本番でトラブルが出て、返品の送付の手間もかかったりしたので、その謝罪料と思えば納得。
このシューズの製造は中国ではなく日本製。しかも、アシックスのランニングシューズでは高価な部類に入る上位モデル。そのシューズにこんな不良が出るとなると、アシックスの信頼度がガタ落ちになってしまうのですが、サポートは充実しており、対処も早かったため、不快な思いをせずに事が運んだ点では安心しました。

アシックスのシューズは、他メーカーに比べてデザインがいまいちで、値引き率が低いのが欠点ですが、ミッドソールやインソールのヘタリが少なく、足型も合いやすいのが特徴。特にターサージールは私にとって神シューズで、アウトソールの減りは早いものの、走りやすさはピカイチです。アウトソールが減ってしまうとシューズの寿命となってしまいますが、シューグーを使って補修すればまだまだ使えます。メーカーは買い替えのタイミングを早くするために、アウトソールを薄く作っているようですが、アウトソールが減ってしまっても、シューズの要となるミッドソールはまだまだ使える場合が多いです。
ヘタった状態をチェックするには、同じシューズをショップで履いて、硬さや傾きをチェックすればわかります。また、インソールも結構へたりやすいので、インソールを買い換えるのも手。いろんなタイプのインソールが売られていますが、アシックスの純正のインソールがオススメです。
特にアディゼロはインソールは薄くて速攻でヘタってしまうのですが、アシックスのインソールに変えてみると、別のシューズに変えたかのような、快適な履き心地になります。是非、お試しを。


シューグーは、ソールの補修だけでなく、クリアを使えば、シューズのアッパーのスレや破れの補修も可能。ポーチやザック、テント、グローブ、シートなどの補修にも使えて便利です。雪山登山でスパッツやレインウエアのスボンの裾を、アイゼンで引っ掛けて破ってしまうことがありますが、その修理にも使えました。破れた表側にセロハンテープを貼って破れをつなぎ、裏からシューグーのクリアを厚めに塗って乾かし、セロテープをはがせばOKです。乾きが速く強度があり、カチカチに硬化しないので、用途が広く重宝しています。