2014/05/09

EPSON SF-310G

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以前、GARMINの新製品FA220Jを買ったのですが、すでにそれを売ってしまい、このSF-310Gに買い替えました(^_^;)


買い替えた理由は、220Jが悪かったわけではなく、

・220JはiPhoneで使っていたWahooの心拍計が使えなかった

EPSONはiPhone用のWahooは使用可能なんですね。このEPSONのSFシリーズは2000円台の安価なタイプも使えるようです。

GARMIN用を買うとなると、新たに7000円ほどの出費が必要となってしまいます。

・220Jのバッテリー稼働時間が10時間は長いようで短い

220Jは10時間持つので、フルマラソンだけでなくウルトラ100kmでも10時間以内で走れば間に合うのですが、10時間使えるのは新品の時点だけで、月日が経てばiPhone同様にバッテリーは劣化します。ほぼ毎日のようにランニングを行っている私の場合は、充電を繰り返すため劣化は激しくなり、1年も経てば使える時間はかなり減るかと思われます。そのため、来年はウルトラに出ようと思っても、もう使えないのですよね。それに、バッテリー交換はメーカー送りになるので、手間も費用もかかってしまいます。最低でも2年はガンガン使いたいので、EPSONの30時間の方が安心かと。

・見た目がイマイチ

写真では悪くは見えなかったのですが、現物を見ると、2.5万の商品にしてはちょっと安っぽい感じ。2000円程度のスポーツウォッチの方がデザインがいいような気も。
一般的な腕時計として使うにもビミョーな色とデザイン。ランニングで使うのなら、機能が良ければ見た目はどうでもいいのですが、もうちょっと頑張って欲しかったかも。
まあ、EPSONも無難過ぎてダサいですが。。。

ということで、買ったばかりの220Jを、EPSONの310Gが買える値段で売って買い替えてしまいました。
EPSONのSFシリーズは、性能差で松竹梅の3機種が出ており、各機種の価格差は5000円ほど。

WristableGPS | 製品情報 | エプソン



多機能で人気のSF-710Sが高いだけあって(約3万円)、いいかと思ったのですが、機能をチェックしてみたところ、性能が低い310Gでも十分という結果に。
上位機種独自の機能というのは、

・ストライドセンサーにより、ステップやストライド計測が可能(トンネル内などでのGPS誤差修正にも有効、トレッドミルでも使える)
・タップセンサー(振動を与えると指定の操作ができる)機能と、バイブレーション機能
・勾配、累積上昇高度、累積下降高度などの計測

これだけの機能追加で1万円アップとなります。
歩数や歩幅はGARMINでも計測できたのですが、楽に速く走れる走法で走れば、適切なピッチやストライドは決まってしまうので、数値を知ったところでどうしようもないし、トンネル内を走ることも滅多にありません。
トレッドミルはマシンで数値が出るので、データを保存したいのなら手動入力すればOK。
タップセンサーは誤操作の可能性があるので、確実なボタン操作の方がいいし、バイブ機能は欲しいけど、1km通過でアラームが鳴ればわかるし、音楽を聴きながらの場合はジョグの時なので、距離やペースは知りたいときにその都度画面を見れば十分。
また、勾配ですが、310Gでも標高は計測されるため、高低差はウェブからグラフで見ることができるので、これで十分だったりします。
結局、上位モデルの機能は、あったらいいけどなくても済むものばかりなんですね。そして肝心の機能である、

・みちびき衛星対応
・毎秒測位
・ラップごとのアラーム通知
・通知でのオートライト
・ワークアウト作成機能
・大きな数字表示と、表示項目のカスタマイズ
・防水機能
・心拍計対応
・バッテリー稼働30時間(心拍計使用時は26時間)
・データをクラウドへ保存(iPhoneとの連携)
・データはGPXファイルでエクスポート可能
・癖のない無難な本体デザイン

これらの機能や特徴などはSFシリーズの下位機種でも搭載されています。そのため、最も安い310Gはコスパが高いです。しかも今回、Amazonで20507円、ポイント615で実質19892円と、2万円を切る価格で買うことができました。

ただ、いいことばかりではなく、このEPSON製は、ハード的には抜群なのですが、ソフトがダメ。多くの方のレビューを見ても、そのことが書かれています。
操作が直感的ではなく、ボタンの長押しの割り当てが覚えにくい。履歴が個別で削除できない。iPhoneを使ったBT転送がかなり遅い。ウェブアプリのNeoRunも見づらく機能が乏しい。NeoRunからエクスポートしたGPXファイルは心拍データが反映されない。などなど。

GPSの計測精度はGARMINと同様に正確で、iPhoneと比較してみたところ、
上がiPhone、下がEPSON。森林の影響でGPSの誤差が出やすいコースのため、みちびき対応のEPSONとは差が大きくなりました。

iPhoneとRunmeter

EPSON SF-310G

上のiPhoneの方は、ルートをかなりショートカットしており、実際の距離より短く計測され、1周2kmのコースですが、距離表示の位置がバラバラに。
そして距離が短く計測されてしまう分、ラップタイムは遅くなってしまいます。上がiPhone、下がEPSON。

iPhoneとRumeter

EPSON SF-310G

GPSウォッチはみちびき対応が必須のようですね。
EPSONは測位が正確ですが、機能はiPhoneのRunmeterの方が上なので、双方を併用しながら、ランニングで活用していこうと思います。