iPhoneの防水対策はどうしていますか?
これから梅雨時となり濡れやすくなるし、夏になればポケット内は汗ばむし、不意の夕立もあれば、暑い日は水遊びなどをする機会も増えるため、スマホの水濡れ対策が重要になってきます。
防水ケースを買えばいいのですが、袋状の汎用品はサイズが大きかったり、操作がやりづらかったりするし、機種専用のしっかりしたものはかなり高額。
一番手っ取り早いのが、ジップロックなどのビニール袋を使う方法で、ビニールの上からタッチ操作ができるし、各種ボタン操作も可能。防水性も抜群で価格は激安。
入浴中に使ったりすると便利だし、ランニング中に、汗ばむポーチ内にiPhoneを入れるときも、ジップロックに入れておくと安心です。
ただ、このジップロックなどの袋は、スマホやタブレット用として売っているわけではないので、サイズが問題。
iPadの場合は大サイズ(273mm×268mm)、Nexus7の場合は中サイズ(196×177)で入り、余った部分は折り返しておけばいいのですが、ジップロックの小サイズは127×177もあるので、iPhoneの場合はかなり大きいです。
iPhone程度のサイズのチャック付き袋はないものか探してみたのですが、適当なサイズは100×140mmがあるくらい。
フィットするサイズの袋がないのなら、自分で作るしかないということで、今回買った商品がこちら。
熱でビニールを溶かして圧着してしまうシーラーで、袋の密封や、開封してしまった菓子袋などの再封に使える商品なのですが、ジップロックにiPhoneを入れて、iPhoneのピッタリサイズで圧着し、余った部分をカットすれば、iPhone専用サイズのジップロックができあがるのですね。
まず、iPhoneを入れて片隅に寄せ、(写真の袋は中サイズ)
2cmほど余るようにカット。
iPhoneを入れたままクリップシーラーで溶着。
下側はピッタリサイズでいいのですが、横方向は少し余裕を持たせるように圧着すると、iPhoneの出し入れがスムーズです。
余ったビニールをカットし、上部も指のかかる部分以外をカットすれば、
iPhone専用ジップロックの出来上がり。溶着された部分はこのようにしっかりしています。
ジャストサイズなので、ポケットやポーチへの出し入れがスムーズだし、手で持った時の操作性は、裸のiPhone同様に使えます。
中サイズの袋で、iPhone用が2枚作れます。
このクリップシーラーの幅は200mmなので、iPadの場合は長さが足りないのですが、横にずらして2度溶着すればOK。1度溶着した上から再び溶着しても、問題はありませんでした。
iPadでもNexus7でも、ジャストサイズが作れます。
この製品、アイロンのように、コンセントにつないで温まるまで待つ必要があるのかと思ったのですが、そんな必要はなく、電源をつないでいきなり使えます。
コンセントを挿して、ビニールを挟んで、ボタンを2秒ほど押すだけ。あっという間に密封されます。
圧着した部分は、袋に水を入れても漏れ出ないほどしっかりしているため、ドボンと水中に入れても大丈夫なレベルなのですが、デジモノ用として使う場合は、万が一のことを考えて、水中での使用は避けた方がいいと思います。作業の様子の動画がこちらで紹介されています。
袋に入れれば、雨天や入浴時、海岸など塩分や砂埃が多い場所、粉塵だらけの作業現場でも安心して使えるし、濡れた手や汚れた手での操作も問題なし。
じっとしていても汗ばむ真夏は、ポケットの中もムレムレですが、これに入れておけば安心だし、出し入れもスムーズです。
濡れや汚れ防止だけでなく、バッグ内でキーなど他のものとぶつかり合って傷がつく心配もないです。
好きなサイズが作れるので、濡らしたくないタブレットやデジカメ、モバイルバッテリー、イヤホン、手帳やメモ帳などの防水袋としても便利だし、薬やサプリ、アクセサリーなどの小袋も好きなサイズで作れます。
私は、袋やボトルに入ったお徳用のガムを買うのですが、これを数個持ち歩くのに重宝してます。プラケースだとカチャカチャ鳴るし、かさばるのですよね。
iPhone用は普段使わなくても、レインコート感覚で、バッグに常備しておけば役に立ちそうです。
クリップシーラーが接着できるビニール袋の厚みは0.1mmまで。ジップロックの一番厚いフリーザー用で0.068mmなので、かなり分厚いビニールもOK。スーパーのレジ付近にある、ロール状の薄くペラペラのビニール袋でも、溶けきることなく綺麗に接着できました。
シーラーは安価なハンディタイプもあるようですが、ムラのない溶着や、簡単操作、真っ直ぐな接着を思うと、私が買ったタイプの方が便利かと思います。
現時点でAmazon経由が送料税込3070円、楽天経由は送料税込3240円が最安のようです。