2014/09/26

Wi-Fi中継器

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自宅でWi-Fiを使っているときに、キッチンや風呂場では電波が弱かったりするため、キャリアの回線を使う必要があるのですが、例えば風呂場で入浴しながらジップロックのiPhoneやiPadを使ってYouTubeなどの動画を見ようとすると、キャリアの7GB制限が心配。
Wi-Fiルーターの設置場所を自宅中心にセットすればいいのですが、電話配線の取り回しが面倒です。
そういった問題を解決できる製品が登場したとのことで、GIGAZINEさんで紹介されていました。

電波が弱くつながりにくいWi-Fiをコンセントに挿すだけで改善できる「WEX-733D」 - GIGAZINE


これも便利そうなのですが、もっと便利で安価なものがあります。それが以前にも紹介したこの商品。

ランディノート: Wi-Fi USBリーダー



これは、HDDやメモリカード、USBメモリなどをつなぎ、Wi-Fi経由でiPhoneやAndroid端末、PCなどへデータを転送できる製品で、電源はモバイルバッテリーからも取れるので、出先や屋外でも利用できるのですが、自宅でこの製品を使う場合、自宅のWi-Fiとブリッジ接続することができるので、この製品を自宅のWi-Fiの中継器としても利用できるのですね。詳細はこちらのページに。

Wi-Fi USBリーダー REX-WIFIUSB1/WIFIUSB1-BK[RATOC]


この製品の専用のアプリで、ブリッジ接続の設定を行い、iPhoneを自宅のWi-Fiではなく、この製品のWi-Fiへ接続を切り替えることで、ネットの通信が可能です。そのため、自宅のWi-Fiルーターと、通信が弱い風呂場の中間あたりにこの製品を置けば、エリアが広がり十分な電波強度での通信が可能になります。
この製品にメモリカードやHDDをつないでおけば、データへアクセスすることも可能なので、ファイル容量の大きな動画をiPadで見たりする場合もとても便利です。

単なるWi-Fi中継器よりは用途が広いし、価格も安価。小さく携帯性もいいので、出先でデジイチやデジカメで撮ったメモリカードの写真を、iPhoneやiPadへ転送する場合も便利です。バッテリーが内蔵された製品もありますが、内蔵バッテリーは消耗品で使うたびに弱ってしまうので、それならモバイルバッテリーが使えるタイプの方がお得だし、他の機器にも使えます。
意外と重宝する逸品で、オススメです。