連日猛暑と熱帯夜のおかげで、ランニングどころではない7月は、トレーニング量が激減。
暑さをしのげるジムやプール、自転車を利用したり、屋外でのランは木陰と水道がある公園を多用したものの、ペースを上げると身体や脳がすぐにオーバーヒートしてしまうためジョグばかりとなり、ポイント練習がほとんどできませんでした。
更に、貧血なのか夏バテなのか、ジョグをして5kmほど進むといきなり足が止まってしまう症状も。少し歩いてから走り出すものの、ペースがまったく上げられず疲労困憊となりストップ。
身体に熱がこもってヤバそうな感じになり、ハンガーノックのような力がまったく出ない状態に。翌日休養をして再度ジョグをしても異様な疲労感は取れませんでした。
結局、14日からの1週間は休養重視となりました。
雨天は絶好の休養、または補強日和ととらえているので、普段は走りませんが、今月はあまりにもトレーニング量が減ってしまったため、22日の雨の日に、路面が清潔で安全なトラックを利用してシャワーランをしました。貸し切り状態になるかと思っていたのですが、3人ほど利用していました。
暗くなってから雨量は増したのですが、それでも暑い。ラストは上半身裸で走りました。ペースは上がらなかったため、距離を伸ばし(22.5km)、400mスプリントを3本入れてスピード感を呼び戻しました。
自転車は坂道の多いルートを利用し、心肺機能と脚力アップを図りました。
この日も猛暑だったものの、自転車はスピードが速いため大きな扇風機に絶えず当たっているような状態なのと、こがずに惰性で進む場合は一気にクールダウンできるので、ランよりもはるかに快適です。
トレーニング量は減ったものの、暑くて食欲が出ないこともあり、体重と体脂肪に大きな変化はありませんでした。
また、夏バテと貧血予防に塩レバーを作ったりしました。塩レバーは大量に作って冷凍保存もできるのですね。独特の癖が少なくなるし、薬味に工夫をすれば食べやすくなります。
鶏の冷製 塩レバー 保存食 by 猫クック [クックパッド] 簡単おいしいみんなのレシピが211万品
ミートソースに大豆とエリンギ、塩レバーを入れたパスタや、塩レバーの粒マスタード和えを作ってみたのですが美味しかったです。練梅と合わせると完全に癖が消えて、サッパリして美味しかったですよ。
猛暑の期間でもしっかりトレーニングを行い、本格的な走り込みが始まる9月までに土台の底上げをしたかったのですが、連日これだけ蒸し暑いと、ポイント練習をしたところで設定のペースや距離を踏めないため、脚筋力や心肺機能の強化につながらず、結局は暑さに対する忍耐力が増すだけとなってしまいます。また、熱帯夜での睡眠不足で疲労の回復も遅れてしまい、無理をすると体調や私生活に悪影響を及ぼしてしまいます。
夏に行われる東京五輪を目指しているのならまだしも、冬に行われるマラソン大会が目標であれば、極端な暑さに耐える能力なんて不要なんですよね。
そのため、猛暑が続く8月は、ランニング量が減ったり、ポイント練習ができないことに不安や不満を抱くことはせず、補強トレーニングを増やしたり、自転車を大いに利用したり、トレランをしたりなど、レース1~2ヶ月前の本格的な走り込み期ではなかなかできないトレーニングを中心にこなしていこうと思っています。