私がランニングを始めたきっかけは、iPhoneのランニングアプリで記録が取れることを知り、それを試したのが最初で、その時に走った感覚がとても気持ち良かったため、定期的に走るようになりました。
ランニングを繰り返しているうちに、長い距離を速く走れるようになることが面白くなり(当時は5kmを30分くらい)、マラソン大会に出てみようと思うようになりました。そのため、本格的にトレーニングを始めることとなり、どうせやるならサブ3を目指そうと思ったのが2011年の初め頃。
マラソン関係の本を読んだり、iPhoneアプリを色々試したりしながら、夜に自宅近くの堤防を走りました。シューズは普段履いているスニーカー。
一気にソールが減ってしまい、アッパーもぼろぼろになってきたので、スポーツ店でランニング専用のシューズを買いました。サイズが合い、値引きが大きかったのを理由に買ったのが、アシックスのエクスカリバーSV2。
今まで使っていたシューズよりも非常に軽量で、ソールが固めなのでロスなくガンガン走れました。そして、足を痛めました。。。
いろんな教本や、ランニング雑誌を読んだところ、ランニングのフォームはフォアフット(拇指球あたりで着地してから足全体に体重を乗せる走法)が効率的なのを知り、フォームの改造を始めました。そして、ふくらはぎを痛めました。。。
しかし、ふくらはぎの強化は必要なものの、着地の衝撃が優しくなるおかげで、膝や足の付根などの部分の故障が減りました。また、フォアフットは腰高で前傾しやすいフォームになり、着地は頭の真下あたりになるため、前進のための力がかけやすく、かかと着地のときよりも楽に速く走れるようになりました。ランニングペースから全力ダッシュへの切り替えもスムーズです。シューズのアウトソールのかかと部分もほとんど減らなくなりました。
そのシューズも、ミズノのNEXUS 5やアディゼロのBOSTON 3、MANA 7など徐々に増えていきました。
長く走ったり、速く走ったりを繰り返しながら、そして、足の痛みの発症と治癒を繰り返しながら、どんどんレベルが上がりました。2011年の走行距離はこんな感じ。
レベルが上がるのが面白くて、むちゃくちゃ頑張っていたようで、月間走行距離は400kmオーバー。今のトレーニングレベル(月360kmくらい)よりも高かったようです。
そして2012年1月に、フルマラソンの大会に初参加。この参戦のために、前年の大晦日に、トレーニングで42.195kmという距離を初めて走ってみました。その結果がこれ。
見事なペースダウン走となっていますが、3時間10分ほどで走れるようになりました。こんなに走れるとは思っていなかったので、かなり苦しかったのですが、すごく嬉しかったです。そして翌月の2012年1月に行われた初レースで3時間5分21秒という結果に(当時45歳)。
自分で言うのもなんですが、1年のトレーニングでこのタイムはすごい。この時点でランニング歴は2年ほどあるのですが、本格的なトレーニングを始めてからは1年ほど。
当時のトレーニングを振り返って見ると、走る距離は10~15kmがメインで、ジョグ(5分30秒ペース)、ペース走(4分30秒ペース)ビルドアップ走(5分30秒→4分15秒)。たまにタイムトライアルとロング走を行い、ロング走は20~30kmで、ペースは5分30秒のときもあれば、4分30秒くらいのときもありました。
サブ3まであと少しとなったおかげで、ますますトレーニングが頑張れました。ただ、初回のレースがある程度のレベルまで達することができたため、それ以降のレベルアップはかなりキツイものとなりました。今までの戦歴は、
木曽三川マラソン 3時間5分21秒(45歳 フル初レース)
かもしかハーフマラソン 1時間23分42秒(46歳 ハーフ初レース)
いびがわフルマラソン 3時間2分39秒(PB更新)
お伊勢さんハーフマラソン 1時間20分41秒(PB更新)
木曽三川フルマラソン 2時間58分14秒(フル3戦目 サブ3達成)
かもしかハーフマラソン 1時間20分10秒(47歳 PB更新)
いびがわフルマラソン 3時間4分40秒
伊賀上野ハーフマラソン 1時間20分29秒
お伊勢さんハーフマラソン 1時間19分56秒(PB更新 80分切り達成)
木曽三川マラソン 2時間55分2秒(フル5戦目 PB更新)
となっていて、少しずつではありますが、記録は更新中です。
年齢が増すと現状維持も大変なだけに、トレーニングは量より質が重要になってきました。
次回は、「マラソンが上達した理由」を書いてみます。