2014/01/31

ランニングミュージック

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一般道をランニングする場合は、外部の音が聞こえにくいインナーイヤータイプのイヤホンは使わないほうがいいのですが、公園や堤防など安全を確保しやすい場所では、イヤホンで音楽を聴きながら走ると快適です。しかし、テンポのいい音楽ならリズム良く走れるものの、曲によってはテンポが違うため、ランニングのピッチと合いにくい場合が多いです。
その欠点を補うアプリが2つあります。1つは、iPhoneに内蔵された加速度センサーを使ってピッチを計測し、そのテンポに音楽を合わせて再生してくれるというもの。

TrailMix Pro – Run with Music
カテゴリ: ヘルスケア/フィットネス, ミュージック


※このアプリは今現在1300円もします。価格をこまめに変更しているようなので、100円や200円など安価な時にゲットがおすすめ。

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そしてもう1つは、あらかじめピッチ数を指定しておくと、そのピッチに音楽を合わせて再生してくれるアプリ。

AudioStep - improve your run cadence with BPM match
カテゴリ: ヘルスケア/フィットネス, ミュージック


※このアプリは執筆現在300→100円のセール中。

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共に、音楽の再生スピードは変わりますが、音程は変わらないため、違和感なく音楽を聴くことができます。ただし、バラードなど極端に遅いテンポの曲は無理があります。
iPhoneに保存された音楽を鳴らすアプリなので、ランニング用としてノリのいい曲のプレイリストを作っておき、それを再生するといいようです。
リピートやシャッフル再生も可能で、イヤホンのリモコン操作にも対応しています。
TrailMix Proの方は、走るペースによってテンポが変わるので、ジョグやビルドアップ走、変化走など、途中でペースを変更するランニングに向いています。
ピッチを任意に指定できるAudioStepの方は、ペース走やタイムトライアルなど、一定ペースで走り続けるメニューに向いているかもしれません。また、AudioStepのアプリは、音質を5種類の中から選択することもできます。
実際にランニングで使ってみると、音楽によってはピッチが合わないものもありますが、大半の音楽はリズム良く走れました。

また、ランニングだけでなく、筋トレやエアロバイクなど、運動をしている時に最適な曲を連続演奏してくれるYouTubeチャンネルもあります。
例えばこれ。

Workout Music Service - YouTube


iPhoneのYouTubeアプリで再生をすると、アプリを終了させたり、iPhoneをサスペンドしてしまうと音楽が停止してしまいますが、下記のアプリを使うことで、バックグラウンドで曲を流し続けることができます。

YouTubeビデオオフライン再生 - Tubee Player Free
カテゴリ: 写真/ビデオ, エンターテインメント


上記のYouTubeチャンネルにある曲は、1曲が1時間前後もあり、ファイル容量は100MBを超えるものもあるので、お気に入りのBGMを見つけたら、あらかじめWi-Fi環境でダウンロードして保存し、それをワークアウト時に再生するといいようです。
パワーを酷使する筋トレは、集中したりテンションを上げたりする必要があるため、エネルギッシュな音楽の効果は絶大。ランニング中は、お気に入りの曲をリズム良く流せば、疲れを忘れさせ軽快に走ることができます。

ワークアウト中に音楽を聴くと、動きが激しい時や汗ばんだときに、イヤホンが耳から外れてしまう場合がありますが、iPhone付属のEarPodsの場合は、このツールをセットすると抜け落ちにくくなります。


コスパが高いイヤホンはこれ。イヤーピースが本体と角度を付けて取り付けてあるので、耳から抜け落ちにくいです。安いのに結構いい音が出ます。
(簡易梱包のAmazon限定品は、通常品よりさらに安いようです。そしてAmazon品は、端子はストレートではなくL型。L型の方が、ウエストポーチに引っかからないため収まりがいいです。)


イヤーフックタイプは、これを使っています。耳穴を密閉できるインナータイプよりも音は悪くなってしまいますが、このイヤホンの特徴は、外部の音が聞こえやすい点。そのため、交通量の多い一般道でランニングをする際に、このイヤホンを使うようにしています。
イヤーピースは形状の違うタイプが3種類付属しており、交換することで音質が変わります。


EarPods以外のイヤホンは、リモコンがないため手元で操作ができませんが、このリモコンを使うことで解決できます。
コードが長くなってしまうので、束ねておく必要がありますが、マイクも内蔵しているので、通話に出たりSiriを使ったりすることも可能です。L型変換アダプタ付き。

2014/01/28

畝傍山一円クロスカントリー大会2014

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畝傍山(うねびやま)一円クロスカントリー大会に出場してきました。
10kmの種目にエントリー。
最近のマラソン大会は参加費が高額なものが多いのですが、この大会はたったの2000円と激安。以前は無料で、参加できるコースが年齢別で限定され、計測と参加賞はなしだったそうですが、昨年から有料となり、コース選択、チップ計測、参加賞(Tシャツとクリアファイル、お楽しみ抽選券とぜんざい)のサービスが増えたようです。
大会は大きな公園を会場とするため駐車場は広く、道路には警備員さんが常駐していました。

この日は、たまに雨がパラパラ降るというあいにくの天候となり、路面は濡れてダートはぬかるみ、滑りやすいコンディションだったのですが、気温はさほど低くなく7~8度くらいで、走るには快適な気温。
ロングのシャツとひざ下までのタイツ、グローブ、トレラン用のシューズ(アシックス ゲルフジアタック)という装備で走りました。路面は非常に滑りやすかったので、ロードタイプでなくトレラン用にして正解でした。



ローカルな大会なので、参加者はさほど多くなく、地元の小中学生が参加しているため、体育祭に来たような感じ。広く設備の整った公園がスタート・ゴール地点で、目の前にある畝傍山という低山の登山道を通り、山裾にある神社を通過するというコース。公園から見える畝傍山はこんな感じ。



ルートは、舗装路、砂利道、登山道、急坂、階段、細いあぜ道など、バリエーションに飛んでいます。
各種目ごとに順にスタートが切られていきます。



予定より15分遅れでラストの10km男子がスタート。図々しく前方の方へ並んで振り返るとこんな状態。



前方。



選手の足元を見ると、トレランシューズの方もいましたが、



大半はロード用。



買ったばかりのiPhone用バッテリー内蔵ケースのおかげで、バッテリー残量を気にする必要がなかったため、Runmeterでの走行記録だけでなく、走りながらiPhoneカメラで撮影も行ってみました。ブレた写真ばかりになったのですが、スピード感のある写真となりました。
スタート直後は、公園内を走ります。



ここの公園は広大で施設も優れており、ウォータースライダー付きのプールや、屋根付きのグラウンドもあります。この建物を左に見ながら公園を走ります。



アスファルトの公道に出て、民家の多い町内を走り、畝傍山へ向かいます。



ここのコースはマップ上ではこうなっています

道路を曲がる箇所が多いのですが、スタッフがスタンバイしているので、迷うことなく走れます。
山に近づくと森林が増え、舗装路から砂利道へ変わります。



この時のペースはキロ3分50秒前後。撮影しながらダートを走るのは結構大変なペースです。



追い抜きのできない畑の細いあぜ道を通る箇所もありました。



両側が舗装路で、真ん中が砂利道のルートを走り進むと、



右手に池が見えてきました。



春なら緑豊かで綺麗なんでしょうね。



さらに進むと左手に立派な建物が。



駐車場を通過すると、



橿原神宮の立派な石灯籠と鳥居が左手に現れました。



神社前を通りすぎて、土産物屋の横を通過。スタートからこのあたりで3kmほど。



樹林帯の道路を走り、



路面がダートに変わります。



ここから登山道っぽい道に変化します。要所要所にラインが引かれていたり、看板が立っていたりします。



ここから地獄の上りがスタート。



心拍数が一気に上がり、死ぬかと思いました。初参戦なので、どの程度上りが続くのかもわからず、ペースを落とすべきかキープするべきか迷っていたところ、ルートは下りに。
ホッとしたのもつかの間、下りも急で滑りやすく、角の部分だけ木で固定された階段もあるため、この部分の撮影はあきらめiPhoneをウエストポーチに突っ込み、転けないように必死で走り抜けました。
神社と登山道の畝傍山周辺ルートは、10kmの場合はもう1周します。どんなルートか把握したので最初よりは走りやすくなったものの、ハイペースによる疲労がマックスとなり、ペース維持は難しいレベル。
しかも、このあたりから、先にスタートをした女子に追いつく形になるため、狭い登山道での追い越しには、気を使う必要が出てきます。
2周目を終えると、スタッフがスタンバイしている分岐を右に曲がり(私はここでどちらに行けばいいのか聞いたため、数秒タイムロス)、山をあとにします。



勢い余って転けそうなほどの急坂を下り、民家を抜け公園に向かいゴールを目指します。



この先は撮影する余裕もなくなり、ひたすら必死で走るのみ。ラストに抜かれてしまったものの、なんとか無事ゴール。
ゴール直後に完走証を貰えるのですが、運良く年代別で3位となり、表彰状をゲットできました。嬉しかったー。

着替えてコースに戻り、ゴールするランナーを観戦。





塩あられが浮かんだぜんざいを頂きました。とても美味しかったです。



走行データはこちら
高低差は大きくないものの、上りはかなり急なため、ペースの落ち込みは激しいです。
そして、10kmと距離が短い分、全体のペースは速いため、足にかかる負荷や衝撃がかなり強い。後日、足に痛みが結構出たのですが、走力アップにつながるので、トレーニング目的での参加は効果が大きいかと思われます。
また、距離が短いレースは若い人がむちゃくちゃ速いですね。私は41分台で走ったのですが、高校生のトップはなんと35分台。2位は38分台なので、ぶっちぎり1位で、総合でもこの高校生が1位だったようです。

というわけで、あいにくの天気だったものの、かなり楽しめたこのレース、毎年参加することに決めました。
コースを覚えたので、来年は今回の記録の更新を目指して頑張ります。

2014/01/26

iPhone 5(5S)用バッテリー内蔵ケース POWER PACK External Power Pack For 5G

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注文したバッテリー内蔵ケースが届きました。私が買った価格は送料込みで1580円。


リンク先にたくさん画像があるのですが、とりあえず私も数枚アップ。



樹脂製の透明ケースに入ったこの商品。中身は本体のみで、説明書は箱の裏に書かれているのみ。



下側の突起と、上部の1mmほどの爪の部分以外は、iPhoneの縦横と同等サイズのため、サイドの保護力はないものの、見た目は非常にスマート。



裏側は皮革に見せかけた表面処理がなされており、プラスチック製ですが滑りにくく質感もいいです。



4つのLEDランプでバッテリー残量を示すことができ、本体へ充電中は点滅、充電完了は点灯。ボタンを押すとLEDで残量を表示しiPhoneへ充電開始、ボタンの長押しでランプが消えて充電停止。
iPhone 5と合体するとこんな感じ。



下側の突起が邪魔そうに見えますが、スピーカーやマイク、イヤホン端子に干渉しないのと、持った時にも突起部分は手に当たらないので、出っ張っていても問題はありませんでした。



合体すると当然厚みは増しますが、角が丸いため手に持った感じはそんなに大きく感じられず、親指がアイコンの上段に届きにくくはなるものの、普段使う分には支障ありませんでした。



裏側横に爪があり、ここを引っ張るとアームが飛び出し、



ヒンジを折り曲げると、



スタンドとして使えました。大容量バッテリーなので、長い時間動画を見たりするのも可能なだけに、このスタンドは重宝しそうです。



ところで、ケース裏の英語での説明文。何となく意味はわかりますが、こういった英語の文章をスキャンし、日本語に翻訳してくれるアプリがあります。
まず、英文をiPhoneカメラで撮影します。



エリアを指定。



トリミングされ、読み取り開始。



スキャン画像、OCR化、日本語訳が出ます。言語は変更できます。



エクスポートも可能。



Google翻訳なので、訳文のほうがわかりにくいというのがアレですが、ウェブ上の文章はパソコンでそのまま訳せるものの、印刷物となると厄介だし、別の言語だとお手上げだったりするだけに、少しは役に立つかもしれません。日本語も読み取りできますが、精度はいまいちで、縦書文章は非対応です。

OCRTOOL
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ



というわけで、安価だったバッテリー内蔵ケースは買って正解でした。外付けバッテリーだとケーブルが必要だし、充電中は使いにくいし、結構重く大きなものが多くて、複数の端末を使っているのなら便利なのですが、iPhoneが充電できればとりあえずOKなら、専用の合体タイプの方が使い勝手ははるかに上でした。
特にiPhone 5ユーザーはバッテリーがヘタっている時期。これがあれば新品のときの倍以上の稼働時間が得られるので、残量を気にせずガンガン使えます。

今日はマラソンのレースに出たのですが、このバッテリーのおかげで、レース中にRunmeterでログを取るだけでなく、カメラを起動し続けて何枚も写真を撮影しながら走ることもできました。走行中なのでブレブレですが、スピード感があってなかなか面白い写真が撮れました。レースの件は、次回にアップします。