昨日の土曜日に登山をしたにもかかわらず、今日はランニングのロング走を行い、徹底的に足を鍛えてみました。3時間走をしたのですが、昨日の疲労もあるので、実際に走って調子を確認したあとに、走るペースを決めることにしました。
今日も天気が良く、秋にしては暑いくらい。500mlの水と、ブドウ糖のタブレットを2粒ウエストポーチに入れて走りました。実際に走ってみると、結構体は軽く、そこそこのペースを維持できたので、キロ4分30秒のペースで走り続けることにしました。永遠と続く海沿いの堤防をタッタッタッと走りました。
3歩で吸って、3歩で吐くという呼吸のリズムを維持し、苦しくなったら歩幅を狭めてピッチを速くし、余裕があるときは歩幅を広めてゆったりとした走りに調整をして、できる限り余裕を保つようにしました。この走法が功を奏したのか、割りと苦もなくペースを維持することができます。しかし、30kmからの苦しさは半端ではなく、一気にペースが落ちていきます。前半に4分30秒を切るペースで走り、貯金を貯めておいたのですが、その貯金を一気に使い果たし、3時間後にはチャラに。ちょうど40kmになる頃だったので、そこでゴールとしました。
ペースはこんな感じで見事に落ちています。
マラソンは30kmからとよく言われますが、つくづく実感しました。身体の機能のどれか1つが悪いわけではなく、筋力、心肺機能、酸素を血液に送る身体機能、苦しさに耐える頭脳、栄養や脂肪をパワーに変える能力、痛みや疲労をいち早く察知しコントロールする神経細胞など、総合的な能力が問われているような気がします。それを克服するのは、トレーニングあるのみですね。
今日のロング走で履いたシューズはadizeroのBOSTON3。
このシューズは初心者向けなのか、ヒールにクッションを良くするための小細工がしてあるので重量はやや重めなのですが、ソールが柔らかいおかげで、衝撃吸収力が高く、キックの時にシューズが無理なくしなるので、かかとのフィット感も抜群です。逆に、この柔らかいソールのおかげで、蹴りにロスが出てしまうのと、重量が重めのため、タイムを競うレースには向いていませんが、今回のようなロング走のトレーニングには、足の疲れが出にくくオススメのシューズです。アウトソールは溝の幅が広いため減りが早く、シューグーの補修は必要ですが、トレーニング用に何かいいシューズはないかお探しの方は、試してみる価値ありです。