このノートPCに限ったことではないのですが、ノートPCのキーボードってたわみますよね。キーボードが非常に薄く作られているのと、キーボードをビスで取り付けるための隙間がないため、爪によるはめ込み式になっており、どうしても真ん中が浮きやすくなります。しかし、ビスで固定されていない分、脱着も簡単なので、両面テープを使って固定すれば、たわみをなくすことができます。
大半のノートPCは、キーボードの上や横に爪があり、この爪は精密ドライバーで押し込むことができます。このPCの場合は、上に3つ爪があり、右側にも1つ爪があります。
キーボードの右の隙間にドライバーを差し込み、ややキーボードを浮かせながら、もう1本のドライバーで上の爪を押し込むと、キーボードだけをパカッと外すことができます。下に接続ケーブルがあるので注意。
キーボードの下側にも爪があり、この爪はPC本体の穴に差し込まれている仕組みです。
適当な場所に、薄い両面テープを貼ります。あまりペタペタと貼ると、剥がせなくなるかもしれないので、たわみが浮かないようにする程度の量にしておくと安心です。
組立は、キーボードを押し込むだけでパチパチと爪がはまります。簡単に組み立てられるような設計になっているため、このような仕組にしているのかもしれませんね。ただ、相手はプラスチックなので、ドライバーでこじったり、無理な力を入れたりすれば、傷が付いたり爪が折れたりする場合があるかもしれないので、注意して作業する必要があります。これで、快適なキータッチができるようになりました。たわみが気になっている方はお試しを。