ランディノート: Seeq

検索アプリはQuickaが人気で、私も利用していました。キーワードを入力し、どういった方法で検索をかけるかを選択することができるアプリで、検索はウェブを利用したりアプリを利用したりなど、自分で登録が可能でした。

Quicka - Web検索を快適に 2.0（￥85）

カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
販売元: rakuishi - KOICHIRO OCHIISHI（サイズ: 0.3 MB）

Quickaと同じように使えるSeeqというアプリが新たに登場したとのことなので、早速導入してみました。

Seeq 1.0.1（￥170）

カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
販売元: Yusuke Tsuji - Yusuke Tsuji（サイズ: 0.6 MB）

Quickaと一緒で、キーワードを入力し、検索方法を選んで調べられるアプリですが、このアプリの特徴は、

■アイコンから選択できるので探しやすい

クリアしてあるので表示はされていませんが、左の黒い部分に検索履歴が表示され、キーワードは下のボックスに入力。右のアイコンから検索方法を選べます。

■クリップボードからペースト可能

上の画像の入力エリアの左のアイコンをタップすれば、事前にコピーしてあったキーワードをペーストすることができます。

■アプリのリンクやウェブ検索の新規登録可能

URLスキームやウェブのURLなどを使ってショートカットの作成ができます。アイコンの変更も可能で、カメラロールの画像を利用可能。
私の場合、一番上の画像にある、GニュースやAmazon、楽天などは、アプリのリンクでなく、ウェブのリンクになっているのですが、アイコンはアプリのものを利用しました。アイコンは、ホーム画面のスクリーンショットを撮り、Photogene² for iPhone - Photo editor and collage maker 1.31（￥85）のアプリを使ってトリミングをし利用しています。

■ウェブやアプリを利用した検索のアイコンとショートカットが事前に用意されている

新規作成だけでなく、ウェブの検索項目やアプリのショートカットなどは、ライブラリとして用意されているので、登録は簡単です。初期状態はこれだけ登録されており、

連携アプリはこれだけ用意されています。

■インクリメンタルサーチ機能搭載

検索キーワードを入力すると、1文字ごとに検索ワードの候補が左側に出ます。人名がうろ覚えだったり、漢字がわからなくても、ひらがなで入力すれば「あー、これこれ！」といった感じでわかります。

■標準の検索を指定可能

キーワードを入力し、アイコンではなく、キーボードの「確定」もしくは、虫眼鏡のアイコンをタップするだけでも検索できるのですが、これをどの検索で行うかの指定ができます。右のアイコンをタップホールドすると、アイコンの右下にチェックが入ります。私の場合は、Sleipnirのブラウザを使ってのGoogle検索をデフォルトとしています。

また、「Edit」というボタンをタップすると、上の画像のように、アイコンの削除や移動が可能なバツマークが出るようになります。「Done」をタップして完了です。

■設定画面

アイコンを左側に変更したり、検索履歴の削除が可能。

■カスタマイズ

今現在の、私が設定したアイコンのURL一覧

Evernoteのクライアントアプリ、Clever（￥350）からEvernote内を検索

clever:///xxxxx/notes/?q=_Q_
（xxxxxの部分は、自分のEvernoteのID）

Twitter（無料）アプリを使って、Twitterを検索

twitter:///search?query=_Q_

Sleipnir Mobile（無料）のブラウザを使ってGoogleニュースを検索

sleipnir://www.google.com/m/search?gl=us&pz=1&cf=all&ned=jp&hl=ja&tbs=nws%3A1&q=_Q_
（sleipnirの部分をhttpに変更すれば、Safariで開きます。以下同様）

ルート検索

sleipnir://maps.google.com/maps?daddr=_Q_&saddr=&dirflg=r&r=m

地図検索

sleipnir://maps.google.com/maps?q=_Q_

ブログ検索

sleipnir://www.google.co.jp/search?tbm=blg&q=_Q_

Amazonの商品検索

sleipnir://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_ss_i_0_4?__mk_ja_JP=%2583J%2583%255E%2583J%2583i&url=search-alias%253Daps&field-keywords=_Q_

楽天の商品検索

sleipnir://search.rakuten.co.jp/search/mall?f=1&ot=0&v=2&s=5&p=1&sf=0&st=A&sitem=_Q_&g=0

YouTubeを検索

sleipnir://youtube.com/results?q=_Q_

翻訳

sleipnir://translate.google.com/m/translate?twu=1&q=_Q_

論文検索

sleipnir://scholar.google.co.jp/scholar?q=_Q_

ウェブの辞書などは、元からあったショートカットを利用しています。Quickaでは可能だった、iPhone内蔵の辞書検索、これを使いたいのですが、登録方法がわかりません。

また、調べ物やメモなどは、サッと起動できると便利なので、通知センターにスタンバイさせているのですが、早速このSeeqも登録しておきました。

利用しているアプリは現在非公開のものを使っているのですが、アイコンdeダイヤル - Iconizer 2.3.0（￥85）や、MyShortcuts+Viewer 1.4（￥85）などのアプリで利用できると思います。

Quickaも同様に便利だったのですが、Seeqはインクリメンタルサーチとアイコンによる選択が便利ですね。クリップボードをペーストする機能もあるし、アプリを起動したり、ウェブページを開くだけのショートカットとしても使用可能。アイコンは3列表示ですが、これを左にスライドして表示が増やせたら、Launch+ 1.2.1（￥170）のようなランチャアプリとしても使えそうな感じです。

最近は、Google 検索 2.5.1（無料）アプリの音声認識が優秀なおかげで、このアプリばかり使っているのですが、Sleipnirのようなブラウザで開くことができると、それを簡単にPocket 3.9.1（無料）へウェブクリップしたり、Evernote 5.0（無料）に転送したり、画像をカメラロールに保存したりできるので、活用の幅が広がります。Sleipnirは多くのタブを開けられるので、1番上の段をあとで読むページ、2段目はニュース関連、3段目はiPhone関連といった具合に整理できるので重宝しています。