2014/07/25

ようやく国内発売に

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iPhoneのフィットネスアプリケーションの表示された数値を、Bluetooth経由で腕時計に表示できるCASIOのスポーツウォッチSTB-1000。
今年の1月に発表され、海外ではすでに販売されており、

Amazon.com: Casio Men's STB-1000-1CF "OmniSync Sports" Bluetooth-Enabled SmartWatch: Watches
...


輸入代行業者さんを利用すれば買えないこともないのですが、(並行輸入品として売られているものもありますが、異常に高い)

個人輸入・転送サービスのスピアネット


日本のメーカーなのに国内で販売しないだなんて、あんまりですよね。
ところが、ようやく国内でも販売されるそうです。

フィットネスアプリケーションと連携できるスポーツウオッチ - 2014年 - ニュースリリース - CASIO


iPhoneの数値を腕時計に表示するのは、Pebbleも可能ですが、私の知る限り対応アプリはRunkeeperのみ。


腕時計ではなく、自転車用ではこんなタイプも出ています。


今回、国内でも販売されるカシオのSTB-1000は対応アプリが非常に多く、私がランニングや自転車で使っているRunmeterも使えるとのこと。


私はEPSONのGPSウォッチを持っているので、距離やペースタイム、心拍数の確認はこれで間に合うのですが、


これを使っていても、iPhoneのRunmeterは必ず使っています。
EPSONはみちびき対応で毎秒測位のため、障害物のある場所や、曲がり角が多い場所でも、iPhoneに比べて計測数値が非常に正確なのですが、Runmeterは距離やタイムなどをアナウンスをしてくれるし(ツイートのアナウンスも可能)、走行データのTwitterへのアップロード機能が優秀だし、GoogleカレンダーやStrava(アドオン要)へのデータ転送も可能です。
このStravaは無料なのに、RuntasticやRunkeeperのような目障りなバナー広告がないし、機能が豊富でデータが見やすいです。GPXファイルのインポートも可能なので、他のクラウドを使っている方は、データを転送してStravaを試すことができます。

Running and Cycling GPS Tracker, Performance Analytics, Maps, Clubs and Competition | Strava


EPSONのクラウドはNeo Runというものがあるのですが、見た目がチープで、機能や見やすさはStravaやGARMINよりかなり劣ります。それに、EPSONのGPSウォッチは、走行データをiPhoneへBT転送ができるのですが、10km程度のランニングデータでも、転送に数分もかかります。動画を転送しているかのような遅さです。
そのためEPSONのGPSウォッチは、正確な区間距離とラップ、ペースタイムを把握するために使っているのみで、今もメインはRunmeterです。

それにiPhone持参なら、音楽やネットラジオ、ポッドキャストが聴けるし、カメラも使えるし、事故などの緊急の電話も可能。マラソンのトレーニングでもレースでも、iPhone専用ジップロックに入れて、必ず携帯しています。
ポケット付きのタイツなら、ジップロックiPhoneを直接入れられ、汗濡れも安心。タイツタイプはポケット内でiPhoneが暴れないので走りやすく、iPhoneを入れるためのウエストポーチやアームポーチは不要になり、快適に走れます。

話はそれましたが、カシオのSTB-1000は9月27日より発売とのこと。販売価格は13500円+税。実売価格は安価なネットショップで1万円ちょっとくらいになるでしょうか。正確な距離やタイムの必要がないジョグや自転車では、iPhoneのGPSでも十分だし、時計側から音楽コントロールも可能で、電池寿命が2年もあり、普段の腕時計としても使えるので、発売されたと同時に買うと思います。シルバーより、渋目のオレンジ色がいいですね。



Bluetooth(R) SPORTS GEAR STB1000 - CASIO