理由
・iPhone 6が出たがやや大きく持ちにくくなっただけで、日常防水、防塵機能、大容量バッテリーなど、基本的な性能は強化されなかった。
・価格が上がり、値打ちなプランにしても、今より月々1000円ほど上がってしまい(iPhone 6 64GB MNPで通信2GBの場合)、以前とプランが変わったため通信上限は7GBから2GBへダウンしてしまう。
・Android端末の性能が上がり、iPhoneと遜色のない動作になったことと、機能はiPhoneよりはるかに豊富で、端末の選択肢が多く、安価なものも多数ある。など。
ただ、Androidは種類が豊富すぎるので、どれにしようか迷ってしまいます。
また、今まで通りキャリアから買うだけでなく、豊富に出揃っている白ロムを買って、格安SIMを使い、維持費を安くする方法もあります。
私のスマートフォンに求める条件は、
・防水、防塵であること(汗や小雨などの濡れるシーンでも安心して使いたい)
・片手で操作できるサイズであること(iPhone 6 PlusやGALAXY Noteなどのサイズは無理)
・テザリングができること(Nexus7やiPadを出先で使いたいため)
・バッテリーの持ちがいいこと
・維持費が安いこと
どうしようか考えたのですが、2通りの選択肢があって、
・auからSBMに引っ越してMNPで303SHを買う
新しく出るXperia Z3 Compactがサイズ的にも性能的にいいのですが、価格が高いため(多分通信費込みで月々9000円以上はするかと)、指をくわえつつ却下。
価格が安い端末で、性能がいいとなると、実質端末代0円の303SHくらいですかね?
AQUOS PHONE Xx mini 303SH | SoftBank スマートフォン | 製品情報 | モバイル | ソフトバンク
これだと、今のiPhoneと維持費はほぼ同等の約6500円。自分の求める条件がすべて含まれているし、機能も性能も十分。詳細は法林氏の動画で解説されています。
・白ロムを買って格安SIMで運用
格安SIMを使うには、SIMフリー機として売られている端末か、ドコモのスマホの白ロムを買う必要があるのですが、ドコモ機+格安SIMの場合はデザリングができないのですね。
テザリングをするには、海外メーカーや、並行輸入品などのSIMフリー機を買えばいいのですが、ワンセグは非対応。
まあ、出先でNexus 7やiPad Airをガンガン使っているわけでもないし、使用頻度が多いアプリはノートアプリや、保存してある雑誌を読むなど、オンラインの必要なものではないので、テザリングの条件を外すと、国内向けの多くの機種から選択できます。
白ロム端末は値段がピンキリですが、格安SIMでの運用となり、2年縛りに振り回されることがなくなるので、安価な端末を買って1年周期で変えてみたり、価格の高い新機種を買って、3年間じっくり使い続けるといったことも自由。
いろいろチェックしてみたのですが、あまり古いとスペックが低いし、新しいとノートPC並に価格が高いので、価格と性能のバランスがいいということで、docomo SHARP AQUOS PHONE ZETA SH-01Fにしようかなと。
法林氏のレビュー動画はこちら。
長年iPhoneを使っていた私としては、このSH-01Fの多くの機能は目からうろこで、今のAndroidはすごいんだなと、自分の時代遅れっぷりを実感してしまうのですが、特にバッテリー稼働時間はかなり優秀のようですね。各所のレビュー記事をチェックしても、このバッテリーに関しては、驚きの声が多かったです。
この端末の白ロムの売れ行きも絶好調のようで、現在Amazonのスマートフォン本体ではベストセラー1位になっていました。
AQUOS PHONE ZETA SH-01F docomo [WHITE] 白ロム
posted with amazlet at 14.10.10
Sharp
売り上げランキング: 442
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私は楽天のポイントを使いたかったので、上のショップで注文しました。
順調に流通しているのか、売り切れていても、また新たなものが入荷しているようです。
格安SIMは、通話可能のタイプと、データのみのタイプがあり、データの方が費用は安く、IP電話を使えばデータタイプでも通話はできるのですが、ネットの電話は110や119などの緊急電話はできないため、タブレットではなくスマホで使うのであれば、音声通話可能なSIMを選択するのが無難。
ただ、ネットを利用したIP電話でも、直接、警察署や病院へ電話すれば対応できるだろうし、緊急電話をする必要に迫られることは、一生のうちに数回あるかないか程度。そのため、データ通信タイプでも間に合うかもしれませんが、通話付きはデータのみと比べて、月700円程度の差だし、MNPを生かしたいのなら、通話付きを選択すれば、電話番号の切り替え連絡の必要はないし、1年後にMNPを再度使えます。(格安SIMの通話付きは1年契約)
通信業者の選択は、価格.comを参考にしました。
価格.com - SIMカード人気ランキング
通信速度、データ量、価格、通話付きなどの条件を考えると、みおふぉん通話付き2GBがベストでしょうか。通信速度を任意に切り替えられたり、余ったデータ分は繰越ができたり、途中でプランを変更できたりなど、融通もいいようです。
申し込みは、価格.com経由から行うと、通信データ100MB分をプレゼントとのこと。
価格.com - IIJmioのSIMカード一覧
今まで、iPhone 5の分割代と、通信費(通話代除く)で月額6373円を払っていたのですが、今回の変更の場合、仮に端末代(3万円)を24回に分けたとして計算すると、Android白ロム機1250円、通信費1728円で、月額2978円で高性能のスマホが使えることになります。これとは別に、みおふぉんの初期費用3240円は必要。
キャリアでiPhone 6(64GB)を買うとすると、通信費込みで月額7500円ほどするし、Android機の最新モデルでも月額7500~9000円程度。型落ちの実質0円端末でも、月額6500円ほどするので、今回の組み合わせは激安になります。
また、iPhoneからAndroid白ロム+格安SIMに変えても、以前書いたように、大半のアプリは移行できるし、
ランディノート: iPhoneアプリからAndroidアプリへ
SH-01Fは防水、防塵のため、どんな環境でも安心して使え、バッテリーがかなり長持ちなので、モバイルバッテリーの持参は不要になりそうです。
TVは決まった番組を録画でしか見ませんが、日本代表の試合とか、事故や事件の大ニュースなどはライブで見たいので、ワンセグ(フルセグ)内蔵というのも重宝するかもしれません。
また、iPhoneとは違い、メモリカードが使えるので、写真や音楽、動画、各種ファイルの保存も、本体の空き領域を気にすることなく保存でき、通信量が増えるクラウド利用は激減。ファイルの扱いもPC同様に行え、AirDroidのアプリを使えば、Wi-Fi経由でPCのブラウザから簡単にファイルアクセスできます。
また、Androidはカスタマイズ性や自由度が高いので、自分が使いやすい設定にすることができます。
iPhoneが発売された初期の頃は、Androidは生まれたばかりで性能がかなり劣ったため、Androidに移ることなくiPhone一途で継続して使っている方が多く、私もその一人だったのですが、Android機の高性能化、アプリの充実、格安SIMの普及、白ロムの流通などの面と、iPhoneの進化の頭打ち、iOSアップデートでの不評、日常防水や大容量バッテリーなど基本性能の悪さ、独自規格で利益を出そうとするLightning端子、OSのカスタマイズ性の悪さなどを考えると、iPhoneに見切りをつけ、Androidへ鞍替えしてしまうのも、やむを得ないかと思います。
Androidへ引っ越したあとのiPhoneは、Wi-Fiでの運用のみとなるのですが、最近買ったCASIOのSTB-1000を使いたいのもあり、ランニングでのRumeterとSTB-1000の組み合わせは、回線がオフラインでも問題ないため、継続して使おうと思っています。
また、ドコモの白ロム機でのテザリングはできませんが、このようなモバイルルーターを使えば格安SIMを使って通信できるので、ノートPCやタブレットを出先で活用できますね。電力消費が少ないBTテザリングができ、稼働時間が長いのが好評のようです。