2014/12/08

お伊勢さんマラソン 2014

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三重県伊勢市で行われたお伊勢さんマラソンに出場してきました。ハーフ、10km、5kmの種目があり、私はハーフに出ました。(前日にウォークの部もあります)



この大会は今回3回目で、前年は自己ベスト更新+年代別表彰をしてもらえたお気に入りのコース。
ハーフは、三重県営総合競技場からスタートをし、トラックを回ったあと公道へ。観光地としていつも賑わっているおはらい町を通り抜け、伊勢神宮前を通過し、国道23号線を北へ進みます。12km辺りで折り返して、帰路は伊勢神宮やおはらい町を迂回するコースを取り、競技場へ戻るコース。
23号線は北へ進むため、冬場の北西風の影響を受けやすいのですが、ピストンコースなので、折り返した後は追い風となり、苦しい後半に追い風になるためペースを維持しやすいです。坂もありますが、上りも下りもさほど高低差はなく、しかも非常にゆるいため、走りに影響は受けにくいです。



ただ、この競技場は建て替えられるとのことで、今回のレースコースはこれが最後になるとのことだそうです。

この日の天候は晴。しかし、前日より強い寒波が南下し、山間部では雪が舞う天候に。この日も冷え込み、早朝の道中の気温は3度。レース時は7度くらい。西北西の風が吹き、晴れていてもかなり寒い一日となりました。

受付、準備、荷物置場、完走証発行は体育館を利用。更衣室は別室で用意されていますが、私は体育館の2階の観覧席で着替えました。



ハーフのスタートは9時と、他の大会よりやや早め。その分、終わったあとは時間がたっぷりあるので、伊勢神宮への参拝や、おかげ横丁の散策など、観光を楽しめます。
受付でもらえるゼッケンは、穴が開いていないタイプ。私は穴あけパンチを持参してきました。



添付の安全ピンで留めるとシャツに穴が空くので、クリップを使っているのですね。


これは、ゼッケンに穴が開いていないと使えないため、100円ショップで買った穴あけパンチを用意するようにしています。
ゼッケンと一緒に、ゼッケン番号のシールが貼られたビニール袋をもらえ、これに貴重品を入れて、競技場入口でスタンバイしているスタッフに預ける仕組みとなっていて、スタッフが多く、エリアも広いため、非常にスムーズに受け渡しができました。

スタート直前の様子。





▼前方に優先的に並ぶことができる公認の部の登録ランナーさんは、背中にもゼッケンを装着。一般は前面のみ。



▼スタート直後の様子。トラックなので混み合います。無理な追い抜きや、足の接触での転倒に注意。



競技場から出て、



おはらい町を通り抜けます。沿道の応援が多く、テンションが上ります。



岩戸屋とか赤福とか。



伊勢神宮の前を通って、



右にカーブし道路へ。



自分撮り。ちなみに撮影に使ったスマホはシャープのSH-01F。



パイロンで通行規制された道路を走り、国道23号線に向かいます。



国道へ出てからは、まばらながらも応援は多く、太鼓の応援もあります。



この辺りが3~4km地点。この時の走行ペースは3'40~3'50/kmくらい。
近鉄の高架をくぐり、国道をひた走ります。



左の白いシャツを着た年配のランナーさんは、上半身がガチガチになったフォームで、非常に苦しそうに走っていたのですが、この後、ペースが維持できず後方へ。
右の青いシャツを着た坊主頭のランナーさんは、体は小柄なのですが、やや前傾の力強いフォームで癖がなく無駄がなく、風を切るような走り方。結局、このランナーさんには後半に付いて行けずに完敗。
ランナーさんの走力レベルは、フォームでわかりますね。

向かい風が強いので、トライアスロン選手らしき体の大きいランナーさんを利用させていただき風をブロック。



その後、このランナーさんを抜いて前方の集団の追い付き、再びスリップを利用しました。



数は少ないものの、国道沿いでも応援はあり、気合の入る太鼓の応援は複数ありました。



一旦国道を降り、



ターンして高架をくぐり、



反対車線へ出て折り返します。ここからは追い風となるのですが、走っているため体感的には無風。そのため、暑さを感じるようになります。



この地点で撮影は終了し、ペースを上げて力走開始。登録ランナーさんを数人抜いて、ガンガン走りました。
途中で、国道の高架を上る坂道があるのですが、傾斜が緩いため、ペースが大幅に乱れるようなことはありません。そして、下り坂もなだらかなため、足の衝撃は少なくペースを上げやすいです。
給水ポイントはいくつかあり、スポーツドリンクと水が用意されていたのですが、後半に1度利用しただけで、あとは素通りしてペースを落とさないようにしました。

追い風で下りもあり後半有利とは言え、疲労がたまってくるのでハイペース維持が厳しくなってきます。また、パイロンで区分けされているものの、途中から10kmのランナーさんと並走する形となり、速度差により自分のペースが異様に速く感じて、思わずペースを落として楽をしてしまいそうになるので、先を行く前方のランナーとの差を注視するようにして、ペースの維持を意識しました。

帰路はおかげ横丁は通らずに別ルートを進むので、ラスト2km辺りから数回くねくねと道路を曲がります。ここの距離間隔がわかりにくく、競技場まで非常に長く感じました。まだかよ、まだかよ、いったいどこへ行くの?みたいな感じ。私は前年も走っていたので知ってはいたのですが、それでも長く感じました。

橋を渡ってから競技場へ向かうコースは、沿道の応援がギッシリのため、思いっきり頑張れます。ここがラストスパート区間。そして競技場に入ってゴール。
地図やタイムなどの詳細データはこちら

ゴール後、フィニッシャータオルとスポーツドリンク、そして赤福をもらい、



ブースで使える引換券で、粉末のコーヒーやリポビタンD、ヴァームなどと交換。



別のブースか、おはらい町などで使える500円分の金券もあり、前年はおはらい町で赤福ぜんざいを食べたのですが、今日は疲れたし寒かったのもあり、ブースでお茶とめかぶ入りの伊勢うどんに交換。



この大会での私の目標は、1時間21分切りで年代別入賞だったのですが、残念ながら両方とも達成できず、タイムは1時間21分10秒(グロス)。総合21位、年代別7位という結果に。
前年の自己ベストよりも、かなりダウンしてしまいました。

以前、2週連続フルマラソンにチャレンジしたのですが、今回は、2週連続ハーフマラソンにチャレンジしており、フルは好結果が出たものの、ハーフはイマイチとなってしまい、2戦連続21分台となってしまいました。
しかも、過去2年間の戦歴はこうなっていて、2014年に入ってからハーフは6戦出場したのですが、全部21分台なんですね。。。



高低差のあるコースや、雨の日や暑い日など、大会によって条件はまちまちだったのに、全部似たようなタイムでゴールしてしまう自分に呆れてしまいました(^_^;)
自己ベストは前年に出したため、結局この1年はまったくレベルが上がらない年となってしまったのですが、フルの方は何とかPB更新できたので、とりあえずOKということに。
今季はまだレースが数戦残っているので、正月太りにならないよう年末年始もコンスタントにランニングを続け、加齢に負けることなく、満足の行く成績が残せるよう頑張ろうと思います。

お伊勢さんマラソンの写真は、こちらで公開されています。

2014お伊勢さんマラソン ランニングの部/伊勢市


今回のゲストランナーは西谷綾子さんで、

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スタート前に「1時間30分を狙います」と言っていて、場内から「おー!すごい」と驚きの声が上がっていたのですが、記録は1時間31分22秒と、目標に若干及ばなかったものの、好結果を残してくるところはさすがです。
彼女は公認の部で出場しているため、記録はこちらになります