2014/07/31

7月のランニング

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暑い7月はスピードとパワー強化のメニューをこなすことができました。ランの距離は300km程度に抑える予定だったのですが、327kmと少しオーバーしてしまいました。詳細はこんな感じです。



猛暑のため、少ない時間で集中的に行える、夏の定番メニューを多くこなし、暑さで思ったほどペースが上がらず、長時間頑張った割には走力アップにつながりにくいロング走は避けました。その代わりとして、涼しい山道を走るトレランを行ったり、ポイント練習を朝晩の2部錬としてこなすことで、持久力と脚力の強化を図りました。

スピード系は、
LT走3回
ペース走3回
ミドル走1回
ビルドアップ3回
インターバル2回

パワー系は、
坂道インターバル1回
トレラン2回
筋トレ(週2回ペース。ジムも含む)

ポイント練習のつなぎや疲労回復に、
ジョグ13回(うち20kmのセミロング2回)
自転車7回
休養日5日
犬と3kmほどのウォーキング(雨以外は毎日)

LT走(ハーフのペース)やペース走(フルのペース)、ミドル走(フルペースの20~30秒増し)は、夏はどうしてもペースが上がらないので、キロ10秒ほどハンディをつけて走りました。
インターバル走はスプリント1000m、リカバリー200mを5本。そしてトラックではヤッソ800を行いました。
ヤッソ800は、800mを高速で走り、200mをゆっくり走るもので、これを10本繰り返します。タイムは、フルマラソンの目標が3時間30分なら、800mのスプリント3分30秒、200mのリカバリーも3分30秒で走ります。目標が2時間50分なら、スプリント、リカバリーとも2分50秒で走ります。
ヤッソやインターバル走は何回も繰り返すため、後半は設定のタイムで走ることが厳しくなり、ダラダラペースの走りになってしまうので、前半は落し気味にして余裕度をしっかり残すようにすると、怠けることなくラストまで追い込めます。
トラック利用はヤッソ800が行いやすいのですが、1000mのインターバルは、1.2kmの直線の堤防を利用して走っています。
自宅付近のコースの距離計測は、このアプリが便利です。ピン区間の直線だけでなく、自動的に道をなぞりながらの計測もできます。

高低差ビューア:TopoProfiler
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私はアプリだけでなく、自転車とサイクルコンピューターでも測ってあります。車輪の外周をサイコンにセットしておけば正確に測れます。100m+1000m+100mの計1.2kmを計測しておけば、1000m走って100mを往復し、再び1000mを走って100mを往復という、スプリント1000m、リカバリー200mのインターバル専用コースが作れます。

1000mインターバルのタイムの目安は、フルの目標ペースのマイナス20~30秒くらいがいいですね。サブ3(4分15秒/km)が目標なら3分45秒~55秒/kmほど。2時間50分なら3分30~40秒/kmほど。後半にタイムが落ちるようであれば設定タイムが速すぎ。余裕が出たのなら、設定タイムを上げることをせず、リカバリーのジョグを速めにして、心拍を落とさないようにすれば負荷を加減できます。インターバルはタイムトライアルではなく、スピードと持久力の双方を養うトレーニングのため、1000mを設定タイムよりかなり速く走れたとしても、5本を揃えられないのであれば意味はないかと思います。
また、タイムではなく、心拍数を目安に走るという方法もありますが、心拍数は目標数値に達するためのコントロールが難しいので、私の場合はタイムを目安にしています。

疲労抜きのジョグは、足に優しい田んぼのあぜ道や、芝や草地などのコースを走るようにし、風が涼しい自転車も多用しました。
最近は疲労が抜けにくくなっており、鉄分不足なのか爪の変形もしてしまいました。そのため、レバーやイワシの丸干しなど、鉄分を意識した食事をするようにしています。そのおかげで調子が良くなりました。鉄分に関しては、以前書いたとおりです
ジョグで不整地を走ったり、自転車を使ったりしたのは、故障の予防もありますが、着地の衝撃での赤血球の破壊による鉄分不足の影響を防ぐのも理由の一つです。そのため、P錬以外は、ソールが分厚く柔らかいタイプのシューズを使うようにしています。
気持ちいいからとか、面白いからといった理由で、アスファルトを裸足ランしている方も見えるようですが、定期的に繰り返せば、貧血気味の体質となってしまい、走ったあとの気持ちよさのあとには、だるさが倍返しすることかと思います。また、異物によるケガや、強い着地衝撃による故障の可能性も高まります。
足にやさしい着地のための走法の確認として、一時的に裸足ランを試すのならいいのですが、通常のランニングを常に裸足で行うのは、無謀な行為と思います。

持久力を養うロング走の長時間トレーニングは、暑い真夏に行うと効率が悪すぎるので、猛暑が一段落した時期から開始する予定です。
ロング走は、定期的に連続して続けながら、徐々に負荷を強めていく必要があり、急に走り込んだり、いきなりハイペースで走ったりすると、故障したり疲労が抜けにくくなるし、ブランクを2~3週間あけてしまうと、レベルが振り出しに戻ってしまいます。そのため、レース日から逆算して右肩上がりのメニューを組むようにしています。

11月が本命のレースだとすると、5~6月の早い時期に特訓をしても、まともに走れない猛暑の7~8月で、せっかく鍛えた持久力が落ちてしまうので、猛暑の峠を越えた8月の終わりから9月始め頃にロング走を徐々に増やしていき、9月下旬から10月にかけて徹底的に走り込む。涼しくなれば自動的にペースは上がっていくので、夏場よりも質の高い実践的な持久力トレーニングが行えます。
そして10月の下旬からレース週までを仕上げと調整期とし、レース日に最高の状態に持っていくのがベストではないかと思います。マラソンの教本も、ほとんどがこの組み方をしているようです。
そのため、猛暑のこの期間は、走り込み期に移っても故障しない、強く柔軟な脚作り(トレランやクロカン、補強トレーニング)と、マラソンペースが楽に走れる脚筋力と心肺機能の強化(LT走やインターバル)のトレーニングを重視するようにしています。

2年前は真夏でもがむしゃらに走っていたのですが、時間がかかる持久系のトレーニングは、気温が下がり出した頃から本腰を上げたほうがはるかに効率的で効果的ということを昨年実感したので、今年はメニューを上記のように修正しました。今のところ極めて順調で、スピードとパワーを鍛えているおかげで、足の筋肉の形状がアスリートランナーっぽく変形し、筋力アップのため体脂肪は減り、長期に渡って続いていた足底筋膜炎やシンスプリントの痛みも軽減しました。
準備期の今の期間に、スピードとパワーを向上させ、走り込み期に入ってからロング走を4~5回こなせば、30kmを目標ペースで走り切れそうな感じです。
そのため、8月も引き続き7月同様のメニューを続けるようにし、盆明け以降から徐々に走り込み期のメニューへ移行していく予定です。

現時点でエントリーした大会は、
10/5 長良川ふれあいマラソン(クォーター)ファンラン
10/19 鈴鹿山麓かもしかマラソン(ハーフ)年代別入賞目標
11/2 あいの土山マラソン(フル)目標PB更新
11/9 いびがわマラソン(フル)目標サブ3
12/7 お伊勢さんマラソン(ハーフ)目標PB更新

計画中は、
庄内緑地グリーンランニング(20か30km)
伊賀上野シティマラソン(ハーフ)
木曽三川マラソン(フル)
桑名リバーサイドマラソン(ハーフ)
四日市シティロードレース(10km)
三好池いいじゃんマラソン(ハーフ)
関シティマラソン(ハーフ)

がんばろー!

2014/07/30

鉄分とランニング

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ランニングをすると気分はいいのですが、10kmも走れば当然疲れます。
週に2~3度ほど、5km程度の距離をのんびり走る程度なら健康的でいいのですが、マラソンにハマってしまい、大会で満足の行く結果を残そうとして、毎日のようにトレーニングを始めてしまうと、トレーニング強度は右肩上がりとなり、疲労がドンドン蓄積されてしまいます。

ランニングは、カロリー消費が大きい点はいいのですが、鉄分が不足することによる悪影響が大きく、大量の汗や着地の衝撃での赤血球の破壊などにより鉄分が不足し、身体がだるく力が出なくなり、ランニングはもちろんのこと、仕事や私生活にも影響が出てしまいます。これは、男性よりも、生理による出血がある女性ランナーさんは特に注意すべき点。

私も本格的にランニングを始めてから現在4年目なのですが、ほぼ毎日疲れています。本当に疲れていたらランニングできるわけねーじゃん。と、ランニングをされていない方は思うかもしれませんが、ランニングも日課レベルになると、歯磨きをしたり、シャンプーしたり、通勤したりといったものと大差がなくなってしまうのですよね。
そのため、疲れていても軽めのジョグなら、難なく走れてしまいます。そして、何もしないでゴロゴロ休むより、ちょっと走ってシャワーを浴びた方がスッキリします。

しかし、自己ベスト更新や上位進出など、何らかの目標を持ってしまうと、疲れていても鞭打って頑張らないといけないようになってしまうので、疲労のレベルはかなり高くなり、定期的に休息しても、きちんと栄養を摂っても、長めの睡眠をとっても、楽になるのは一時的となってしまいます。
私は今年48歳なので、老化現象も原因ではあるのですが、ランニングでの鉄分不足による影響が大きいような気がしてきました。
というのも、先月の終わり頃から爪が凹んできたのですね。

親指の爪が波打っています。この原因をネット検索してみたところ、

体調不良や病気、栄養失調などの原因により、一時的に爪の成長が阻害されることによって引き起こされる症状。
不足していた可能性のある栄養素は、
・鉄分
・亜鉛
・タンパク質

とのこと。そのため、鉄分の栄養素を含んだ代表的な食材であるレバーを、量は少ないものの、ほぼ毎日のように食べてみました。定番のニラレバだけでなく、回鍋肉にしたり、カレーに入れたりして食べてみたのですが、スーパーに売っている、串にさしたレバーの焼き鳥(タレ)が一番クセがないですね。
それと、イワシの丸干も鉄分が豊富で安くておいしいので、何度か食べました。納豆は毎朝食べてます。
そうしたところ、日に日に調子が良くなってきました。爪のシワも、新しく伸びている場所は波打つことなく平らに伸びてきました。

ツイッターのフォロワーさんが、鉄分に関するページを紹介してくれたのですが、非常にわかりやすく解説されており勉強になりました。

貧血克服への道のり/ランニング・エトセトラ/SILENTSHEEP*NET


スポーツ栄養学(貧血対策)


また、以前書いたマラソントレーニングという本では、鉄分を摂取することで、

効果は1週間から2週間で目に見えて現れてきます。5000メートルで1~2分の記録の短縮は、よくあることです。

とのこと。5000mで1~2分って、すごいレベルアップですよね。

鉄分は食材から摂るほうが自然で副作用がなく、栄養の種類も豊富でしかもおいしい。そのため、サプリを頼らず、食材からのみ摂取する方がいいのですが、上記のリンクにあるように、激しいスポーツをしている人の場合は、1日に15~20mgの鉄分を摂取しないといけません。これを、一般的な食材で摂ろうと思うと、かなり沢山食べる必要があり、朝昼晩、うなぎやレバーをガツガツ食べないと間に合わないのですよね。
そのため、サプリから摂取する必要があります。あくまでも補助的に。

サプリはいろんなものが売っていますが、健康志向が高まっており、この手の製品の売れ行きは好調のため、いいものだけでなく、よくないものも多く出回っています。サプリに関しては、この本が参考になりました。


鉄剤はどれがいいのかチェックしてみたところ、コンビニやスーパーで売っているようなサプリよりも、何かと制約が多い医薬品として売られている方が安心。
価格.comでの人気からすると、この商品が良さそうでした。


この錠剤は、1日2錠の服用となっていますが、この2錠には10mgの鉄分が入っているそうです。

「ファイチ」には鉄としてどのくらい含まれますか?|お客様相談室|小林製薬株式会社


鉄分の分量的には、こちらの商品の方が多いようです。1錠あたり11.5mg。


私はファイチの方を注文したあとに、鉄分の分量をチェックしたので、「あ、しまった。マスチゲンの方が鉄分多いしお得じゃん」と思ったのですが、とりあえずファイチを服用し、その効果のほどは後日レポートします。

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2014/07/28

自転車チューブが安い

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アウトソールの減りが少なく、トレーニングからレースまで幅広く使えるアシックスの定番シューズ、ライトレーサーが10584円→5592円。


元々値引きが大きいアディゼロのシューズならさらに安くなり、例えばTempo6だと10260円→4602円。リンクの写真は黒とピンクですが、綺麗なソーラーブルーも在庫しています。


昭和60年台を彷彿させる、オニツカタイガーのレトロなシューズもセール対象品です。


価格の非常に高い、ミズノのWAVE CREATION 15だと、17280円→10366円となり、値引き価格はかなり大きいです。


サイズの在庫が少ないものが多く、早い者勝ちのようですが、Amazon販売、発送品は無料返品ができるので、気になる商品があればとりあえず買っておくと、後悔しないかと思います。

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2014/07/26

レース1週間前のトレーニング

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調整の基本的なことは、体にたまった疲労を抜き去ることです。大学や実業団のチームでは、レースの3週間前か2週間前から調整に入ることが多いのですが、これは、チームや監督やコーチの考え方によります。
特に強豪チームの場合には、調整によって選手のレースでのパフォーマンスに大きく影響することがあり、調整方法については、トップシークレットとしているところが多いようです。
ーーーーーーー
調整に入るまでは、一般的に強度の高いトレーニングを実施します。強度が高いということは、言い換えると質の高いトレーニングです。長い距離を走ったり、速いスピードで走ったりします。一般的に「走り込み」と言われている期間です。ここまでのトレーニングは右肩上がりのメニューをこなすようにします。
質の高いトレーニングを積むと、必然的に体には疲労が蓄積されます。この疲労を取り除き、レースに万全な体調とフレッシュな気持ちで臨むことが、調整期間の最も重要なことなのです。
ーーーーーーー
どんなランニングをしたときに調子が良かったのか。それを知るためには、トレーニングの内容を書き込むノートをつけるといいでしょう。「あのときはうまく走れた」という「あのとき」を思い出すには、メモしておくことが必要です。

”10人いれば10タイプの調整法がある。自分の調整法を見つけよう。”

マラソントレーニング(ムック)P142 澤木啓祐氏

ということで、マラソンのレース期はまだまだ先ですが、私が行っている調整法を書いてみます。
私の場合は2週間前から調整とするのですが、30km以上のロング走はレースの10~15日前までに終わらすだけで、その週は普段通りのメニューを続けています。そしてラスト1週間から、メニューを変えています。
週末の日曜日がレースとすると、

月曜日 ペース走かビルドアップ走のスピード系ポイント練習。
「目的:レースペースに身体を馴染ませる」

火曜日 筋トレ(できればジムで)。筋肉痛が起こるレベルの負荷で全身をトレーニング。
「目的:この日なら、レースまでに十分回復できる。筋肉痛の治癒でエネルギーと栄養が使われるため、体重・体脂肪維持もできる」

水曜日 足にやさしいシューズで軽めのジョグ
「目的:疲労抜き。この日はP錬の影響で結構身体が重いはず。」

木曜日 軽めのジョグ+ウィンドスプリント数本
「目的:疲労抜きと、筋肉痛の回復促進(この日あたりが筋肉痛とだるさのピーク)」

金曜日 完全休養日(長湯やストレッチでの疲労回復)
「目的:しっかり休むと同時に、栄養価の高い食品を摂る(レバー、イワシ、納豆、豆腐、卵など)」

土曜日 刺激入れ(レースペースよりやや速めのペースで2kmほど。前後にスロージョグ)
「目的:体のキレを良くすることと、レースシューズのフィット感の確認。そして体調の最終確認。」

土曜の晩は、半身浴や温冷浴の長湯と、ストレッチで睡眠を促す。
カーボローディングなど、普段の食生活や通じのリズムを乱す変わった行為はせず、栄養価の高いおかずと、いつもの量のご飯を食べるようにする。
(レースといえども、普段のトレーニングで行うロング走と大差はないので、カーボをするならトレーニング時点で試しておくといいです。私の場合は、これといった効果は出なかったので行ってません。ギリギリ限界まで身体を絞ったエリートランナーなら効果があるのかもしれませんね。)

レース当日の朝飯は、いつものように納豆卵かけご飯と、数種のおかず。梅干しをいくつか食べておくと、発汗での塩分枯渇による足の痙攣やつりを防げる感じです。
レース日の朝は、やや身体が重くだるいくらいの仕上がりがベストと言われていますが、実際に、その状態で自己ベストが出ました。
現地に着いたら、スタートまで極力動かない。私は横になってます。ハーフ以上距離のレースはウォーミングアップはしません。

アップして7分たったら0になる
(小出監督からの教え。高橋尚子さんから聞きました。)

一般ランナーはスタートでかなりの時間待たされるので、アップは行わず、準備会場でのんびりくつろぎながらストレッチやマッサージをするくらいです。レース最初の2~3kmは混雑するので、その区間をアップとしています。

スタート1時間~30分前に、ゼリーやバナナ、スポドリなどを食します。レース中は、空腹やバテ対策として、カロリーの高いゼリーを1つ持参します(フルのみ)。レース中にエイドで食しても、それが吸収されエネルギーとして使えるには消化と吸収の時間が必要。レースで使えるエネルギー補給は、点滴でもしない限りゴールまでに間に合いません。そのため、持参したゼリーは栄養補給というよりも、食べたことによる安心感の、精神的な意味合いが強いです。


調整メニューは天候や体調等により左右されますが、基本はこんな感じです。
ポイントは、週の前半に筋トレを入れる点。
この筋肉痛で無理なトレーニングができなくなり、身体を動かすのも億劫になるため、必然的に回復重視のメニューになり、身体のエネルギー充填ができます。
不調から絶好調へのリズムを、レース最終週に故意に作っておくのですね。
毎回、レースはこのパターンを繰り返していますが、今のところ好結果を残すことができています。
練習法や調整法は人それぞれなので、試行錯誤しながら自分にあったものを見つけるしかないのですが、ポイントは、澤木啓祐氏の言葉のように、トレーニング日誌を付けておくことが重要ですね。日誌を読み返して、ラインを引いたりコメントを書いたりしながら分析をし、そのまとめを日誌に追記しておくといいようです。

コンプレッションシャツが安い

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アディダスの圧着タイプのシャツが4212円→1684円(税込み)。しかもポイント10倍(7/28 9:59まで)。安いですよね。



私はダークグレイとホワイトを注文しました。この手のシャツはアンダーアーマーのものを使っているのですが、ランニングで使うと涼しいですね。自転車の場合も、風で汗の気化熱が奪われやすいので、裸同様の涼しさで走れます。汗が流れることもなく、シャツの上からタオルで拭けばスッキリ。このシャツのまま水浴びや水泳もできます。洗濯も簡単ですぐに乾くので、トレーニングで着たあとは、シャワーついでにシャツを手洗いし、脱水だけ洗濯機でかけて干してます。寿命も長いですね。かなり昔に買ったのですが、メーカーのロゴがかすれてしまったものの、シャツ自体は一生使えそうな感じです。
欠点は、体型に自信がないと着られない点ですが、メタボさんでもナイトランなら関係ないし、下着として使うのも身体が引き締まって快適です。冬の防寒目的のインナーとしても、化繊のため生地が薄くても結構温かいです。

2014/07/25

ようやく国内発売に

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iPhoneのフィットネスアプリケーションの表示された数値を、Bluetooth経由で腕時計に表示できるCASIOのスポーツウォッチSTB-1000。
今年の1月に発表され、海外ではすでに販売されており、

Amazon.com: Casio Men's STB-1000-1CF "OmniSync Sports" Bluetooth-Enabled SmartWatch: Watches
...


輸入代行業者さんを利用すれば買えないこともないのですが、(並行輸入品として売られているものもありますが、異常に高い)

個人輸入・転送サービスのスピアネット


日本のメーカーなのに国内で販売しないだなんて、あんまりですよね。
ところが、ようやく国内でも販売されるそうです。

フィットネスアプリケーションと連携できるスポーツウオッチ - 2014年 - ニュースリリース - CASIO


iPhoneの数値を腕時計に表示するのは、Pebbleも可能ですが、私の知る限り対応アプリはRunkeeperのみ。


腕時計ではなく、自転車用ではこんなタイプも出ています。


今回、国内でも販売されるカシオのSTB-1000は対応アプリが非常に多く、私がランニングや自転車で使っているRunmeterも使えるとのこと。


私はEPSONのGPSウォッチを持っているので、距離やペースタイム、心拍数の確認はこれで間に合うのですが、


これを使っていても、iPhoneのRunmeterは必ず使っています。
EPSONはみちびき対応で毎秒測位のため、障害物のある場所や、曲がり角が多い場所でも、iPhoneに比べて計測数値が非常に正確なのですが、Runmeterは距離やタイムなどをアナウンスをしてくれるし(ツイートのアナウンスも可能)、走行データのTwitterへのアップロード機能が優秀だし、GoogleカレンダーやStrava(アドオン要)へのデータ転送も可能です。
このStravaは無料なのに、RuntasticやRunkeeperのような目障りなバナー広告がないし、機能が豊富でデータが見やすいです。GPXファイルのインポートも可能なので、他のクラウドを使っている方は、データを転送してStravaを試すことができます。

Running and Cycling GPS Tracker, Performance Analytics, Maps, Clubs and Competition | Strava


EPSONのクラウドはNeo Runというものがあるのですが、見た目がチープで、機能や見やすさはStravaやGARMINよりかなり劣ります。それに、EPSONのGPSウォッチは、走行データをiPhoneへBT転送ができるのですが、10km程度のランニングデータでも、転送に数分もかかります。動画を転送しているかのような遅さです。
そのためEPSONのGPSウォッチは、正確な区間距離とラップ、ペースタイムを把握するために使っているのみで、今もメインはRunmeterです。

それにiPhone持参なら、音楽やネットラジオ、ポッドキャストが聴けるし、カメラも使えるし、事故などの緊急の電話も可能。マラソンのトレーニングでもレースでも、iPhone専用ジップロックに入れて、必ず携帯しています。
ポケット付きのタイツなら、ジップロックiPhoneを直接入れられ、汗濡れも安心。タイツタイプはポケット内でiPhoneが暴れないので走りやすく、iPhoneを入れるためのウエストポーチやアームポーチは不要になり、快適に走れます。

話はそれましたが、カシオのSTB-1000は9月27日より発売とのこと。販売価格は13500円+税。実売価格は安価なネットショップで1万円ちょっとくらいになるでしょうか。正確な距離やタイムの必要がないジョグや自転車では、iPhoneのGPSでも十分だし、時計側から音楽コントロールも可能で、電池寿命が2年もあり、普段の腕時計としても使えるので、発売されたと同時に買うと思います。シルバーより、渋目のオレンジ色がいいですね。



Bluetooth(R) SPORTS GEAR STB1000 - CASIO

2014/07/24

バイブルサイズとiPhone(改編再掲)

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iPhone 5になってから液晶画面のサイズが長くなったのですが、計ってみると縦88mm、横50mmあり、縦は横の1.79倍となっています。そして、システム手帳のバイブルサイズは縦170mm、横95mmで1.76倍。iPhone 5の画面とバイブルサイズの縦横比は非常に近いのですね。そのため、システム手帳のバイブルサイズのリフィルに書いたものをスキャナアプリでスキャンすると、iPhone 5で全画面表示させれば完璧にフィットして見やすいです。


スキャナアプリのオススメはDoc Scan。

表示は小さくなってしまいますが、緻密なRetinaディスプレイのおかげで、拡大しなくても十分見られるレベルです。横向きで表示させてダブルタップで横いっぱいに表示させれば、現物のバイブルサイズとほぼ等倍で表示できます。


iPhone用の手書きアプリはいくつかありますが、画面サイズが狭いので、ペンを使って紙に書くほど快適ではないのと、いつまでもページを眺めながら考えて書くような場合、iPhoneはバッテリーの問題がありますが、紙は関係ありません。ただ、紙は溜まると管理が大変で、必要なページを探すのも面倒。そのため、バイブルサイズの手帳に文字や図を書き、iPhoneを使ってデジタル化すれば、大量に保存ができて管理も容易です。
システム手帳用のバイブルサイズのリフィルは安価だし、罫線や無地などいろいろあります。



また、こちらのサイトを利用してプリントすれば、更に用途が増えます。
システム手帳は、オヤジ好みのごついタイプでもいいのですが、シンプルなリヒトラブのツイストリングノートが便利です。



リングノートのように、表紙をくるりと裏へ回して書くページを表にできるので、手持ちでも快適に書けるし、デスクに書く面を開いた状態で置いておけば、スペースを取らないしすぐにメモができます。横向きに使えば、幅はB5ノートと同じになるので広々と書け、簡単な関連図やマインドマップを書くのにもちょうどいいです。このツイストリングノートのリング部分は樹脂製で貧弱に感じますが、数年使っても壊れるようなことはないです。
また、ノートタイプのホワイトボード、NUboardも便利です。


NUboardは複数のサイズが出ているのですが、バイブルサイズもあります。これにサッと書いてiPhoneへ保存すれば、サッと消して次のメモが書けます。


ちなみに、NUboardやホワイトボードに書いて長時間保存し、字が消えにくくなった場合は、書いた文字の上から太めのホワイトボードマーカーを塗り、すぐにフェルトやティッシュでこすると消えます。

スキャンした画像は、PDFとしてDoc ScanからNotabilityへ送って管理すると便利です。手書きで追記できます。iCloudを介してiPadでも使えるし、Dropboxへ自動バックアップする機能もあるため、パソコンからも確認できます。
Notability
500円
(2014.07.24時点)
posted with ポチレバ

これらのツールを使うことで、書きやすさのアナログと、保存管理がしやすいデジタルをうまく統合できますね。スキャナアプリとノートが組み合わされた商品がいくつか売られていますが、ノートが割高だったり、アプリの機能がイマイチだったりするものが多いだけに、安価なバイブルサイズのリフィルと、Doc Scanなどの高機能なスキャンアプリを使い、保存や整理はNotabilityを使った方が断然快適です。
B5のような大きなノートをスキャンすると、iPhoneで見るにはサイズが違いすぎて見づらいし、メモ帳サイズなら、紙でなくiPhoneへ直接書いた方が楽。その点、このバイブルサイズは、書ける量が多く、iPhoneの画面で見やすいサイズで、しかも携帯性がいいので重宝するのですよね。iPad miniがあれば、A5ノートあたりがベストマッチなのかもしれませんが、iPhoneならバイブルサイズがベストです。