このマラソン大会に合わせて作られたiPhoneアプリが、アシックスさんより公開されています。
東京マラソンナビゲーターby ASICS 1.0.0(無料)
カテゴリ: ヘルスケア/フィットネス現在の価格: 無料(サイズ: 20 MB)
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レースに出られる方は、ワクワクドキドキ度が日毎にアップしているかと思うのですが、私の場合のレース直前の過ごし方を書いてみますと、
・トレーニング
ロング走やハイペース走などの負荷の高いトレーニングは、レース20日前までには終わらせるようにしました。10km程度のビルドアップ走やレースペース走、ウインドスプリントを含めたジョグなどは、いつもの日程通りに行い、1週間前から軽度のメニューに変更。距離が短めのレースペース走や、疲労抜きと代謝アップのための軽いジョグなどを行いました。筋トレは、筋肉痛が発症し、それが治るのに4日は必要だったので、レースが日曜なら火曜か水曜日までに行い、それ以降は行わないようにしました。レース前日のトレーニングは軽いジョグかウォーキング程度にし、エネルギーを貯めるようにしました。(上記はフルの場合。ハーフは直前まで結構走ります。)
・食事
レース前の食事法は、カーボローディングが有名ですが、私はしないようにしています。いつもと同じように食事をし、食生活のリズムを狂わせないことを重視しました。外食も一切しません。レバーや卵、納豆、干物、ヨーグルト、豆乳、野菜、ご飯などをしっかり摂るようにし、水分補給も行なって規則正しい通じを心がけました。
当日の朝食は、いつものメニュー(納豆、卵、ご飯、具だくさんの味噌汁、煮物などのおかず、牛乳、コーヒー)を食べます。レース中の尿意のことを考えてコーヒーは飲まない方も見えるようですが、いつも飲んでいる私は、レース当日も気にせず飲むようにし、スタート前にしっかり出すようにしています。
・睡眠
レース前日の夜は、テンションが高くなって寝つきが悪くなりますが、横になっているだけでも体の疲労は回復できるので、眠れなくても早めに布団に入るようにしました。早めと言っても、普段より1時間早い程度。また、安眠を促すには、長湯とストレッチが効果的です。
・準備
事前にマラソン準備リストをiPhoneのAwesome Noteに記録するようにし、レース前日それを参考に準備しました。
□ランニングシューズ(シューズポーチ)
□ソックス
□レース着上下
□帽子(雨天時用)、手袋、サングラス、腕時計
□ウエストポーチ(iPhone、車のキー、栄養ゼリー)
□替え下着
□バスタオル(着替えなどに利用)、フェイスタオル
□ビニール袋(濡れ物用の大きな袋、雨天時のiPhone用のジップロック、ゴミ袋)
□ゼッケン用安全ピン(紛失用)、ティッシュ、ハンカチ、バンドエイド
□財布
□イヤホン(休憩時の音楽と遮音のため)
□マット(マイスペース確保用)
□食料(おにぎり、バナナ、ゼリー、だんご(みたらしや大福)、豆乳、薄めたスポーツドリンクなど)
□受付用紙や書類、メモ帳とペン
□上記のものが入るザック
・当日
かなり早めに現地へ到着し、準備のためのマイスペースを確保。朝食はスタート3時間ほど前に摂り、スタート1時間前にバナナやだんご、スポーツドリンクなどを食べます。そしてトイレへ行ったあと、横になってくつろぎます。うろうろ動いたりしません。暖かいコートでも羽織って寝ます。無駄なエネルギーは極力使わないようにします。もちろんウォーミングアップなどはしません。スタートの混雑で十分ウォームアップができます。
たっぷり休んだあと、着替えてシューズを履き、再びトイレへ行き軽くストレッチをしてレース開始。という流れです。
・レース
練習だけでなく、レースでもiPhoneのRunmeterで計測しています。1kmごとにペースアナウンスをするようにし、ウエストポーチに入れたiPhoneのボリュームを最大にして、外部スピーカーから聞こえるようにしています。腕時計は経過時間の確認のためのストップウォッチとして使っています。タイムや走行データはガーミンなどの腕時計があれば済むのですが、iPhoneがあれば計測やアナウンスだけでなく、スタート前やゴール直後の状況など、記念や思い出となる写真が撮れるし、スタート直前にTwitterでの応援ももらえるので便利です。また、ウエストポーチには小さなゼリーを入れていて、走行中に食べるようにしています。
マラソンは、普段走れない道路を走ることができたり、エイドの食べ物を堪能したり、多くの応援をもらいながら完走を目指したり、有名人に会えたりなど、いろんな楽しみ方がありますが、私の場合は、日頃のトレーニングの成果を発揮して、自己ベスト更新を狙うのが目的。ゴールをして目標を達成できた時の喜びは、嬉し泣きをするほど感動することができます。また、目標がクリアできなくても、これをバネにしてさらにトレーニングに励むことができるので、「次こそは!」と前向きに取り組めます。個人スポーツのマラソンは、自分が頑張った分だけ結果に現れるので、結果に対して素直になれますね。言い訳などできません。たとえ体調が悪かったとしても、調整をミスした自分の責任です。それだけに、うまく行ったときの喜びは大きいです。
東京マラソンに出走される皆さん、思いっきり楽しんでください。