2014/06/30

6月のランニング

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故障に始まり、故障に終わった6月。
5月の終わりに左足に違和感を感じたまま、6月1日にハーフのペース走(4'04"/kmのLTペース)を行ったところ、歩くのもままならないほどの痛みが左ふくらはぎ上部に発症。
数日後、様子を見ながらスロージョグを行ったものの、回復は遅く、ウォーキングがメインに。
しかし、自転車ではまったく痛くないので、走れない分、自転車でパフォーマンスを維持。

ある程度回復した14日に、15kmのミドル走(4'21"/km)を行ったところ、痛みが再発。
その後は、走ると着地でズキン!と激しく痛むので、再びウォーキングか自転車のみのトレーニングに。
左足のすね、ふくらはぎの上部と奥、外側の痛みが激しく、撫ぜるだけでも痛むほどの状態。
しかし、22日に30kmのレースがあり、棄権だけは避けたかったので、長湯の半身浴、温冷浴、痛みのない部分の筋トレ、そして痛みの影響がない自転車を使い、治癒と補強トレーニングに取り組みました。

痛みはあるものの、何とか走れるまでに回復し、30kmのレースに参戦。
20km辺りから痛みが再発し、ペースはガタ落ちしたものの、2時間4分6秒で無事30kmを完走。
もちろん痛みは再発し、以前よりも痛む箇所が増えてしまい、数日間は歩くのも大変な状態になってしまいました。

というわけで、6月のトレーニングの走行距離は、ランはわずか177km。



しかし、自転車は248kmと、いつもより伸びました。



ランニングでの故障は、着地の衝撃によるものが大半なので、衝撃がない自転車はほとんど痛みを感じさせません。そのため、故障時には自転車が最適でした。
バイクはランニングと足の筋肉の使い方が違うので、バイクばかりのトレーニングではランでの走力は落ちますが、補助的な役目としての、バイクでのクロストレーニングは非常に効果があり、レースでそこそこのタイムで走れたのも、バイクのおかげでした。

バイクを利用したクロストレーニングの効果は、この本でも詳しく解説されています。Amazonで、目次と冒頭部分をチラ読みできます。トレーニングの内容が、質より量に偏りがちな、中・上級者におすすめ。


今回の故障で、故障をしたときに、パフォーマンスをいかに落とさないようにするかの方法を模索できたことと、その効果をレースで実証できたこと、そして、故障を防ぐにはどうしたらいいのかを、再確認することができました。
また故障は、肉体的苦痛よりも、走れないことでの精神的苦痛の方がはるかに大きく、その苦痛をいかにやわらげるかの訓練にもなりました。
また、1年の間で、もっともサボれる6月に故障をしたのもラッキーでした。8月以降の走り込み期や、11月以降のレース期だったら、最悪だったろうと思います。
未だに痛みは治っておらず、短い距離のスロージョグしかできないのですが、慌てず着実に治すようにしようと思っています。

7月のトレーニング距離の目安は250~300km程度。暑い時期なので、短時間で集中してトレーニングをするようにし、主にスピードトレーニングを行う予定です。
そして、トラックも利用し、1500mと5000mの自己ベストを作るのと、疲労抜きジョグの代用として、バイクをしっかり活用しようと思っています。
夏場のバイクは、コンプレッションタイプのシャツとショートタイツが快適ですね。黒一色で見た目がトライアスロン選手のようになってしまうのですが、生地が肌に密着しているため、走行時の風で汗の気化熱が奪われ非常に涼しく、このまま水浴びもできてしまいます。
私のバイクコースは川や海の堤防なので、夏場はバイク&スイムの予定。スイムキャップとゴーグル持参で走ろうかと思っています。