30km、20km、10km、5kmのレースと、30kmのリレーマラソンがあるのですが、かなり小規模の大会で、エントリー者数は全員で208人。私が出場した30kmは84人。うち、女性が13人。
コースは1周2.5kmの公園を周回するもので、応援はほとんどなく、トレーニング目的の意味合いが強い大会です。
私は今回、左ふくらはぎ上部と膝の外側、そしてシンスプリントの故障をし、治りかけで走って再発を2回繰り返すということをしてしまい、6月に入ってからはまともにランニングができていませんでした。
ただ、完全休足をすると治りが遅くなるだけでなく、身体能力が落ちるし体重や体脂肪も増えてしまうので、足の痛みを感じさせない自転車でのトレーニングと、定期的な筋トレをしっかり行い、パフォーマンスダウンを防ぎました。
回復を促すため、長めの半身浴や温冷浴、マッサージやストレッチもマメに行いました。
故障は、肉体的なダメージよりも、走れないことの精神的なダメージがかなり大きいですね。この辛さを紛らわせるため、バイクでは「コンチクショー!」という勢いで、必死に漕いでいました。
レース日は小雨。曇っているおかげで猛暑にはならなかったものの、6月ということで湿度が高く無風でかなり蒸し暑かったです。(気温21度、湿度88%)
スタートとゴールの周辺はフカフカの芝で、種目ごとにウエーブスタート。
トップ集団はキロ3分50秒ペース。このペースは私のハーフの自己ベストに迫るハイペースだったので、徐々にペースダウン。前を走る「全力疾走」Tシャツのランナーさんを追走しました。ギリギリ3分台のペースです。
ここのコースは樹林に囲まれている部分がほとんどなので、GPSでの計測は結構誤差が生じます。そのため、GPS時計で1kmごとのペースを確認しても、かなりばらつきがあるため、平均ペースを参考にしました。
前半は何とかイーブンペースを維持できたのですが、20kmあたりから左足の痛みがぶり返し、ペース維持が不可能に。DNFだけは避けたかったので、痛みのない右足に頑張ってもらったものの、蒸し暑さも重なり、ペースは一気に落ちていきました。
トップを走るランナーさんにぶち抜かれ周回遅れになり、似たような年代のランナーさんにも抜かれ、順位は5位に。6位のランナーさんが後方に見当たらないことによる気の緩みも出てしまい、ラストの周回はキロ5分近くまで落ちてしまいました。
結局、2時間4分6秒のタイムで5位フィニッシュ。
ゴール後、走行時は素通りしていたエイドで、レモンと梅干しを食べたのですが、うまいことうまいこと。
完走証には2.5kmの周回ごとのラップタイムと順位、キロあたりのペースが書かれていました。
1周目 9:32 5位 3:49/km
2周目 9:36 5位 3:51/km
3周目 9:37 3位 3:51/km
4周目 9:46 3位 3:55/km
5周目 9:49 3位 3:56/km
6周目 10:10 4位 4:04/km
7周目 10:00 4位 4:00/km
8周目 10:17 4位 4:07/km
9周目 10:35 4位 4:14/km
10周目 10:58 5位 4:24/km
11周目 11:59 5位 4:48/km
12周目 11:47 5位 4:43/km
平均ペース 4分9秒/km
最速ラップ 9分32秒
平均ラップ 10分21秒
正月にGPS計測で出した30km走の自己ベスト(2時間0分30秒)には遠く及ばなかったものの、蒸し暑いこの時期に、しかも故障未完治という条件が悪い中、精一杯力を出した成果を記録に残せたことは嬉しかったです。そして、反省すべき点も多く、課題もたくさんみつかっただけに、トレーニングとしての効果も大きかったです。
この大会、成績でポイントがもらえ、次回のレースの参加費からそのポイント分を割引してもらえます。
●ポイント取得 その1
各種目の出走者数-(各部の)順位+1ポイント
例えば、30kmの部に148人出走し
1位だった場合→149ポイント その2をプラスすると649ポイント
17位だった場合→132ポイント
最下位だった場合→2ポイント
DNF→1ポイント
●ポイント取得 その2
男女各部の1位、2位、3位
1位:500ポイント
2位:300ポイント
3位:100ポイント
※その1とは別に貯まります
●ポイント取得 その3
会員登録を行って頂くことで、100ポイント進呈致します。
出走者が多く、そして3位以内だとかなりの高ポイントになるのですが、今回の私のポイントは63ポイント。63円分の値引きとわずか。
しかし、この大会、30kmの部の参加費はたったの2160円。しかも、初回は会員登録時に100円分のポイントがもらえ、すぐに参加費から引いてもらうことができます。
公園の周回コースで参加賞は無しとはいえ、チップ計測で正確なタイムを測ってもらえるし、エイドの準備もしてもらえ、貴重品も預けられ、ハイレベルや同レベルのランナーと競い合いながら走れるというのは、トレーニング利用としてコスパ高いです。走行中の写真撮影もあります。
また、ランネットのピンはね業者を通していないのもGood。この大会の存在は、Twitterのフォロワーさんから教えてもらいました。ありがとうございます。
ここは大きな公園のため、レース後はゆっくり休めます。今回、私はテントを持参したため、準備や昼寝など、のんびり過ごすことができました。
今季はこれにてレースは終了。そして、今月で47歳も終了。来シーズンに向けて、基礎固めのトレーニングから再開しようと思っています。
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