2014/06/08

オススメのBTオーディオレシーバー

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iPhoneのBT機能を使い、iPhoneの再生音をワイヤレスでイヤホンや外部スピーカーから聴くことができるBTオーディオレシーバー。
レシーバーからのリモコン操作や通話も可能で、本体も安価なものは2000円程度のお値打ち。
今までBTオーディオレシーバーは、この製品や、


この製品を使っていました。


しかし、これらの製品は、イヤホンをiPhoneへ直接接続した場合と比べると、音質も音量もやや劣ってしまうのと、内蔵バッテリーがヘタりだすと当然使える時間は減ってしまいます。
自宅のスピーカーやミニコンポ、あるいはカーオーディオにつないで、iPhoneからワイヤレスで音楽再生をする使い方もできるので、内蔵バッテリーが弱ったら充電しながら使えばいいのですが、上記の製品は充電は専用コードを使ってイヤホン端子から充電するタイプなので、給電しながら使うことができません。よって、最終的にはバッテリーの寿命が製品の寿命となってしまいます。

また、本体のスイッチ操作がイマイチ使いづらく、ロジテックの製品は電源がボタンの長押しのため面倒なのと、うっかりボタンに触れてしまい、誤動作してしまうトラブルがありました。
プラネットの方は、クリップがボールペンのようなタイプなので、固定しづらく抜けやすいのと、音量とファンクションボタンが両サイドに付いているため、つまんで操作すると別のボタンを押してしまうことが多発。

ところが、上記の欠点をすべてクリアした製品を見つけたので早速注文。それがこれ。


販売価格は発売された4月下旬の7538円から順調に下がっており、私が買った時点で送料税込6243円でした。
機能やスペックはAmazonのページを見てもらうとわかるのですが、100mW+100mWのオーディオアンプとRFアンプ(電波用)のデュアルアンプを搭載し、高音質低遅延コーデックaptX,AACに対応しているため、イヤホン直挿しと変わらぬ音質で再生することができます。
アンプ内蔵のため、本体の音量調整はiPhone側のコントロールではなく、iPhoneはiPhone、本体は本体の別々の音量調整。かなりの大音量が出せます。
操作ボタンは、電源は長押しの必要がないスライド式。音量はクルクルと回るダイヤル式に見えますが、僅かな角度しか回らず、回して突き当たった時に音量が変わるというもの。そのため、本体を触ってうっかり音量が変わってしまうようなことはありません。また、操作を無効にするホールドスイッチが付いています。
クリップは、本体側にゴムが付いているため、挟んで滑り抜けることがないです。



クリップの上部には穴が設けられているので、ストラップを取り付けたりすることが可能です。



充電用のmicroUSBポートは、ゴムキャップが付いています。このキャップを外すとき、爪の引っ掛かりが薄すぎるため外しにくいようです。



操作の点で、他のレシーバーでは、電源ボタンやファンクションボタンを長押ししたりダブルクリックしたりすると、Siriが起動したりリダイヤルしたりできるのですが、この製品はそれらの操作をさせることができませんでした。
また、iPhoneのリモコンのように、曲送り、曲戻しのボタンの長押しで、曲を再生しながら早送りしたりすることもできませんでした。
それと、本体が結構大きい。100円ライターの上の金具の部分をなくした程度の大きさ。



厚みも結構あり、角ばったデザインなので、余計に分厚く感じます。デザインもイマイチで、プラスチックの安っぽさが出ていて、価格の割にダサいです。



ただ、性能は良く、連続動作時間は約18時間もあります。充電は約2時間でフル充電とのことなので、僅かな時間補充電するだけでも長時間使えます。
しかも、充電しながら使えます。このおかげで、バッテリーの寿命が製品の寿命になることはなく、自宅で充電ポートに電源をつなげて使えば、末永く使えます。

自宅でミニコンポやスピーカーをBluetooth化して使う場合は、こんな安価な製品や、


据置型ならこの製品もあり、ネットラジオやポッドキャスト、radikoなどを聴くには十分かもしれませんが、


音質を良くするなら、aptX/AAC対応の製品が必要。


しかし、エレコムのLBT-PAR500AVなら高音質で、長時間の内蔵バッテリー駆動に外部電源接続でも使えるので、据え置きタイプを買うなら、出先でも自宅でも使えるLBT-PAR500AVの方が重宝します。
また、すでにBTスピーカーを持っている場合、過去に販売されていた製品のほとんどはaptXやAACに対応していないので、音が良く聴こえるのは内蔵アンプとスピーカーのおかげ。そのため、このBTスピーカーの外部入力へ、エレコムのLBT-PAR500AVをつなげてエレコムのBTを使えば、今まで以上の音質で再生が可能です。
私はLogicoolのブームボックス TS800を使っているのですが、入力端子にiPhoneを有線接続したのと同様の、低音にメリハリのあるとてもいい音に変化しました。

LBT-PAR500AVは、イヤホンが付属のタイプも売っていますが、


私は安価で好評のPanasonicの製品の、ショートコードタイプを買いました。価格の割にはいい音がします。コード長は60cmなので、胸ポケットやベルトなどに取り付けるBTレシーバーには最適の長さです。


高音質で安価なものは、このSONYの2点が好評のようですね。



私は、ネットラジオやポッドキャスト、radikoなどを移動中やランニング中に聴くことが多いため、さほど高音質の必要性はなかったのですが、この製品はバッテリーの持続時間が18時間と異常に長い点が気に入っています。
自宅でもスピーカーにつないで使っており、連続待受時間が最大350時間もあるとのことなので、バッテリーのための節電に気を配る必要がありません。
しかも、本体側のバッテリー残量はiPhoneの右上に表示される点も便利です。



ちなみに、ネットラジオはこれらのアプリを多用しています。
Denonは、イコライザー機能が便利。

Denon Audio
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(2014.06.07時点)
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Jangoはきちんと1曲ずつ流れるのと、気に入らない曲はスキップすることができます。

Jango Radio Mobile
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(2014.06.07時点)
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AccuRadioもJangoと同じ仕様。

AccuRadio
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最近はYouTubeに音楽がアップされていますが、それを聴くためにはこのアプリ。


iPhone保存の音楽の再生には、音質の良いこのアプリを利用。


音楽ではなく環境音を流すことができるアプリがあり、他のアプリで音楽を再生中でも音を重ねることができるため、音楽をドラマチックに変えることができます。自分が録音した環境音を重ね合わすことも可能です。

AmbientPlayer
無料
(2014.06.07時点)
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エレコムのLBT-PAR500AV。
BTオーディオレシーバーとしては値段はやや高めで、本体もちょっと大きめなのですが、aptX、AAC対応や、アンプ内蔵、バッテリー持続時間の長さ、手探りでわかる無難な操作性など、機能や性能は十分。
安価なタイプや古いタイプからの買い替えを考えている方や、自宅のスピーカーや愛車のカーコンポをBT化しようとしている方は、この製品なら満足できるかと思います。