2014/06/19

iPhoneアプリ

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iPhoneの新作アプリは今も続々と登場していますが、定番アプリがアップデートを繰り返すことで不動の地位を得たため、よほどすごいアプリが出ない限りメインアプリに変更はなくなってしまったのですが、使用頻度は少ないものの、とても重宝しているアプリや、案外知られていないアプリをいくつかピックアップしてみます。

Dragon Dictation
無料
(2014.06.18時点)
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音声を日本語に変換するアプリ。認識精度が結構高く、テキスト化された文章はコピーしたりメールやツイートに送ったりできます。ミス変換された部分の修正や削除もタップすることで簡単にできます。「、」や「。」は「てん」、「まる」と話せば自動的に変換。「」や()も「かっこ」「かっことじる」、「かぎかっこ」「かぎかっことじる」で変換可能。クエッションや感嘆符、簡単な英単語(tomorrow、afternoonなど)も変換されます。
本の文章をテキスト化するときに、朗読すればいいだけなので便利です。


Time Counter
100円
(2014.06.18時点)
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記念日から何日、何時間経ったのか?目標の日まであと何日か?といったカウントができるアプリ。操作が独特で、左右スワイプ、長押しが必要。新規作成は長押しした下側のADDを左スワイプで作成可能。
ある商品を買ったときに登録しておけば、保証期間内かどうかの確認もできますね。
目標の日まであと何日かを、バッジ表示するアプリもあります。

私の場合、次のマラソン大会まであと何日かをバッジ表示させています。


名の通り日めくりなんですが、情報量が多くタップすることで詳細が表示されます。iPhoneのカレンダーにも対応しており、自分の予定の表示が可能。月間カレンダーから予定の編集や新規作成も可能です。祭日がわかる年間カレンダーも便利。


ドコ小包
無料
(2014.06.18時点)
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ネットで買った商品の運搬状況がわかるアプリ。各運送会社の問い合わせ番号を登録するだけで、移動状況がわかります。ネットで調べればわかることですが、このアプリに登録しておけばいちいちウェブからアクセスする必要はないし、過去に買った商品は何日だったのかを履歴から確認もできます。


ボイスレコーダー。不要な部分をカットしたりできるのですが、このアプリが便利なのは、マイクの入力レベルを変更できる点。虫の声など小さな音量は増幅できるし、祭りの太鼓など音量の大きいものは音がビビらないよう入力を下げることができます。
さらに便利なのは、録音したファイルをクラウドにアップできる点。これによりツイートも可能。以前録った野鳥の鳴き声はこちら。


雨雲の状態を表示できるお天気アプリ。天気予報はYahooのページを利用。場所を登録することも可能なので、移動先などを登録しておくと便利。このアプリで天気を把握し、降水確率がバッジ表示できるこのアプリと、

もうすぐ雨が降ることをプッシュ通知してくれるこのアプリを併用すれば完璧。


気温、湿度、気圧、不快指数を見やすく表示するアプリや、
過去の天気のデータを利用して統計予想するアプリもあります。気象庁のあてにならない長期予報より確度は高いかも。


単位換算アプリ。単位はわかりやすいアイコンで種類別に分けられ、換算したい単位を上部へドラッグドロップすればOK。数値の入力に電卓を利用するため計算も可能です。


GoodReader for iPhone
500円
(2014.06.18時点)
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GoodReader 4
700円
(2014.06.18時点)
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これはお馴染みの定番アプリで、私は最新版の4は買わず、緑のアイコンの旧バージョンを今も使っています。最新版は何が違うのかわかりませんが、私の場合は旧版で十分。
各種ファイルを保管できるアプリですが、あえて今回ピックアップした理由は、活用法について。

・Dropboxなどのクラウドサービスの指定のフォルダと、GoodReaderのフォルダを同期可能
・Wi-Fiを使って、PCのエクスプローラーからGoodReaderのファイルにアクセスできる
・GoodReader内のファイルを直接開くためのリンク作成機能
・ウェブをPDFに変換してGoodReaderへ保存するブックマークレット
・音楽再生

これらの機能をすでに使っている方には釈迦に説法ですが、まず、Dropboxなどのクラウドサービスの指定のフォルダと、GoodReaderのフォルダを同期について。
DropboxはPCのDropbox用のファルダとクラウドが自動同期されるのですが、そのDropbox内の指定のフォルダを、GoodReaderと同期することが可能です。
使用頻度が高いファイルや、更新されるファイル、容量が大きなファイルなどは、いちいちキャリアの回線を使ってクラウドから個別にアップ、ダウンロードするよりも手っ取り早いです。
やり方は、GoodReaderを起動し、下にある「Connect」の地球儀アイコンをタップ。利用したいクラウドサービスを選択し、クラウド内の同期したいフォルダをタップ。下の「Sync」をタップすればOK。


Wi-Fiを使って、PCのエクスプローラーからGoodReaderのファイルにアクセスというのは、Windows8の場合だと、まずエクスプローラーを開き、上の「コンピュータ」→「ネットワークの場所を追加」をクリック。
「次へ」をクリックし、「カスタムのネットワークの場所を選択」をタップして「次へ」。
アドレスの入力欄に、「http://192.168.3.5:8080」を入力。ここで「次へ」はクリックせず、iPhoneのGoodReaderを起動し、下のアイコンのWi-Fiをタップ。
この状態でGoodReaderはWi-Fi通信モードになるので、PCに戻って「次へ」をクリック。名前をGoodReaderなどわかりやすいものにしておきます。
通信されると、PCのエクスプローラー内にGoodReader用のアイコンが作成されます。

GoodReaderをWi-Fi通信モードに切り替えて、PCのこのアイコンをクリックすれば、GoodReader内のファイルをPCからドライブと同じ感覚で簡単に操作できます。
ブラウザからアクセスする方法よりも、断然便利です。


GoodReader内のファイルを直接開くためのリンク作成機能というものは、例えば、iPhoneの予定やメモアプリに用件を書いたときに、それに関する写真やPDFがGoodReaderに保存されている場合、メモに書かれているURLのリンクをタップするだけで、GoodReaderを起動しそのファイルを開くことができるというもの。
テキストが保存できるだけで、写真やPDFが添付できないアプリでも、この機能を使えば、各種ファイルを統合することができます。
予定にイベントを作成し、メモ欄に記されているURLをタップするだけで、それに関するPDF資料をGoodReaderから開けるので結構便利です。
やり方は、GoodReader内に保存されているファイル一覧の画面で、右上のある工具のアイコンをタップ。
ファイルを選択できる画面に切り替わるので、リンクしたいファイルを選択します。
下のツールバーを左へフリックして右側の画面を出すと「Link」というボタンがあるので、それをタップ。
これで、リンクのアドレスがクリップボードにコピーされます。
予定やToDo、メモなどに、そのアドレスをコピーすれば、タップするだけでファイルを開けるようになります。


ウェブをPDFに変換してGoodReaderへ保存するブックマークレットはこちら。
javascript:pdf_url=location.href;location.href='ghttp://pdfmyurl.com?url='+escape(pdf_url)+'&--orientation=Portrait'
これをiPhoneで使っているブラウザのお気に入りに登録しておけば、保存したいページでこのお気に入りをタップするだけで、ウェブをPDFに変換してGoodReaderへ保存できます。Evernoteなどにウェブクリップすると、ウェブの体裁が乱れる場合がありますが、PDFはその心配がないため、表などの保存には便利。ページが分割されるので、プリント目的でも使えます。


最後の、音楽再生というのは、GoodReaderは音声や音楽ファイルを開くと、プレーヤーが起動します。このプレーヤーは、リピート、シャッフル再生が可能で、前後30秒のスキップも可能。もちろん、iPhoneがサスペンド中でも再生できます。音楽プレーヤーとして十分使えるのですね。
iPhoneで聴きたい音楽をクラウドに保存しておけば、GoodReaderからアクセスすることで再生できるし、先に紹介したフォルダ同期機能を使えば、GoodReader内に保存できるので、オフラインで再生できます。
クラウドに保存した音楽を再生するアプリにCloudBeatsもあり、プレイリスト機能など使い勝手は便利ですが、GoodReaderでも十分間に合います。


カメラのメインアプリは補正機能が優秀で、操作がシンプルなCamera+を使っているのですが、このアプリはビデオ撮影ができません。静止画も動画も使うのであれば、ProCam2が抜群に便利。中でも、スローモーション撮影と、シャッター速度を変更できるナイトモード、音でシャッターが切れるサウンドスナップ機能が便利です。
ナイトモードは、夜間の撮影だけでなく、川の流れや滝の撮影などで、水流を意図的に白く美しく撮影することも可能。スピード感を出す流し撮りでも効果が出ます。
サウンドスナップは、三脚を使うなどして仲間同士で撮ったり、自分撮りをしたりする場合、通常タイマー機能を使いますが、サウンドスナップ機能を使えば、手をたたく音でもシャッターが切れるので、タイマーのように慌ててスタンバイする必要がありません。
ProCam 2
100円
(2014.06.18時点)
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カメラアプリで変わったものは、360度撮影が可能な、
Photosynth
無料
(2014.06.19時点)
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複数の写真を合成し強制的に解像度を上げ、iPhoneカメラでは撮影不可能な高解像度撮影ができる、
ClearCam
100円
(2014.06.19時点)
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暗い被写体の撮影時に写ってしまう、ざらついたノイズを消してクリアな写真に変換してしまうコンポジット合成ができる、
夜撮カメラ
無料
(2014.06.19時点)
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カラー写真を必要な色のみに変換したり、色の不要な部分を指でなぞって一部分だけをカラーにしたりできる、
ColorManager
100円
(2014.06.19時点)
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背景をボカして、メインの被写体を浮き立たせることができるこのアプリが結構便利です。
Big Lens
100円
(2014.06.19時点)
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また、資料や看板などをカメラで撮って、そこに書かれている文字をテキストにする場合、こちらのアプリを使うと便利。同じ目的のアプリに全手動OCRというものがあるのですが、現在App Storeに公開されていないようなので、こちらのアプリが代用できます。
PhotoText
無料
(2014.06.19時点)
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ランニングのログアプリはRunmeterを使っているのですが、Stravaもかなり使いやすいです。専用のクラウドサービスもあり、それと同期が可能。Runmeterも、アドオンの購入でStravaのクラウドと同期できるため、私はこの存在を知ったのですが、ウェブもかなり使いやすく、Runkeeperやruntasticのような目障りな広告もありません。有料でプレミアムにアップグレードできるのですが、無料でも十分の機能。オススメです。

監視カメラのアプリも便利。これは過去に使っていた古のiPhoneを活用することができます。専用の監視カメラを買おうとおもうとかなり高いし設置も面倒。電力消費を考えても省電力のiPhoneは有利です。

カメラは監視や防災目的で全国各地に設置されていますが、道路や河川の防災カメラの映像を見ることができるアプリもあります。ウェブでも見られるのですが、専用アプリの方が使いやすいです。夏場の大雨での河川の増水チェックや、盆の道路の混雑状況、冬の積雪状態など、使用頻度は少ないものの、あると便利なアプリの一つ。
全国道路カメラ
無料
(2014.06.19時点)
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全国防災カメラ
無料
(2014.06.19時点)
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撮影した写真の場所を地図で表示し、写真の詳細情報であるExif情報も表示できるアプリ。iPhotoでもできますが、こちらの方が使いやすいです。このExif情報を消して再保存することも可能です。ツイートでの写真はこの情報は消えますが、ブログやメールで写真を利用する場合は、位置情報から撮影場所がわかってしまうので、このアプリであらかじめ削除しておくと安心です。

世界中のライブカメラを見るアプリもあります。国内も見られます。
WorldView by webcams.travel
無料
(2014.06.19時点)
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他にもまだまだありますが、今回はとりあえずここまで。