2013/08/01
7月のランニング
猛暑の7月はランニングの距離を減らし、自転車やジム、自宅での筋トレなど、クロストレーニングを重視しました。自転車は2回乗っただけですが、ヒルクライムをしたりして脚力と心肺機能を鍛え、走った距離は55.9kmと73.4km。腰痛持ちの私は80kmあたりが限界です。(^_^;)
自転車は、足の故障をしにくく、故障時でも乗れるのがいいですね。足の故障は膝やスネ、足首、足裏など、筋肉よりも腱を痛めることがほとんどで、治りが遅いのが特徴ですが、この原因の大半は着地時での衝撃によるもの。そのため、激しい衝撃を耐えず受けるランニングばかりせずに、自転車や筋トレのスクワットなどを並行して行い補強をしておくと、故障を避けつつ走力を高めることができます。そして自転車は真夏の高温時でも、走行中の風のおかげで比較的涼しく走れます。上半身はほとんど動かないため、首の痛みと腰痛が辛いのですが、暑い時期のトレーニングには打って付けのメニューです。
トレイルランニングも2回行い、おたまじゃくしの大群を見たり、ニホンカモシカに会えたりしました。
ジムでは傾斜を付けたトレッドミルでの走行や、クロスカントリーマシン(こちらのページが参考になります)でのトレーニングをメインに行いました。自宅ではプッシュアップ、スクワット、シットアップ程度。
ランニングは暑さに耐えるのが精一杯でペースが上がらず、脚力や心肺機能を鍛えにくいので、ポイント練習は少なめにし、代謝と体脂肪の維持を目的に走りました。月間走行距離も意識的に減らしています。猛暑の来月も7月と同様に、クロストレーニング重視で進めようと思っています。レースは10月中旬以降なので、7,8月が基礎体力強化期間、9,10月が走り込み期間、11月以降が調整とレースという段取りの予定です。
「この夏、しっかり走ります宣言」という特集がランナーズで紹介されていましたが、猛暑の日に走っても、暑さに耐えるトレーニングはできるものの、走力アップのためのトレーニング効果は低いような気がします。夏場にあるレースや、砂漠を走る特殊なレースに出るのなら話は別ですが、マラソンは冬を中心に行われるのが一般的なので、30度を超える気温の中を汗だくで走る苦しさもなければ、何度も給水する必要もありません。疲労度が激しい分、故障につながりやすくなったりもします。真夏のランニングトレーニングは無駄な要素がいっぱいですよね。現状の体力や体脂肪維持のためのランニングは必要ですが、レベルアップのための効果は難しいのが現状。そのため、実業団などのエリートランナーは、涼しい場所にある施設や、避暑地での合宿、気温の低い高所などでトレーニングをしています。一般人はそうもいかないので、私の場合はピークの頃よりも練習距離を抑えクロストレーニングを多めにし、走り込み期で故障をしにくい体づくりを目的にトレーニングを行うようにしました。猛暑のピークが過ぎる盆明けくらいまではこのトレーニングを続け、しっかり走るのはそれ以降に予定しています。
レースは今のところ、10月と12月にハーフ、11月と1月にフルに出場し、10月と11月のレースは高低差の激しいコースなので前回の記録更新を、12月と1月のレースはフルとハーフのPB更新を目標にしています。年齢が上がるに連れてハーフのPB更新はかなり厳しいのですが、それだけに、今回がラストチャンスと思って取り組みたいと考えています。8月もクロストレーニング重視で頑張ります。