2013/08/23

朝バイク

このエントリーをブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク
猛暑日が続いているおかげで、ランニングの代わりに風が心地よい自転車に乗ることが多くなっています。その時に利用しているGPSログアプリはRoad Bike Pro。表示が見やすく機能が豊富なのと、ハートレートモニターが利用できる点が便利です。

Runtastic Road Bike PRO GPS サイクルコンピュータ 2.1
分類: ヘルスケア/フィットネス,スポーツ
価格: ¥450 (runtastic)


現在のバージョンの評価: (236件の評価)
全てのバージョンの評価: (1,073件の評価)

ss1 ss2



自転車は、クランクの回転数を計測する製品も出ていて、適切な回転数でこぐと効果的なのですが、


この手の商品を買わなくても、ギア比と速度からクランクの回転数を求めればわかりますね。目標のクランク回転数を回すためのギアと速度を算出し、その速度を維持し続ければ、理想のケイデンスで漕ぎ続けられるわけです。そのギアと速度の計算ができるページを見つけました。自分のバイクの歯数とタイヤサイズを入力すれば算出できます。

dirtjapan - 自転車ギア比 速度-ケイデンス計算ツール


私は平坦路ではフロントギアはミドルしか使わないので、有酸素運動の効率がいいケイデンス(90rpm前後)でこぐ場合、リアギアを何速に入れて何キロの速度で走ればいいのかをこの表を使って算出し、その速度を覚えておけばOKです。走りやすい速度の20km/hや30km/hの場合でのケイデンス90rpmは何速かを覚えておけば、ギアと速度を合わせることで、理想のケイデンスで漕ぎ続けられ、そのリズムを体で覚えこませることができます。そして、足の回転リズムに見合った曲を見つけておけば、その曲を聴くだけで自動的に理想のケイデンスで漕ぎ続けられるようになります。
曲は、ピッチごとに選別してある以前書いたネットラジオや、iPhone用のこのアプリを使うなどすれば、うまく見つけられるかもしれませんね。
ちなみに理想的なケイデンスは

初心者 65~80回転
中級者 70~95回転
上級者 80~100回転

なんだそうですが、細い足の人とマッチョな足の人とでは負担が違ってくるし、脚力やペダリング技術によっても違ってくるので、ケイデンスセンサーを使ってシビアにチェックするよりも、一般的に理想と言われている90rpmでこぐなら何速で何キロの速度を出せばいいのかを覚えておくだけで十分かもしれません。
ちなみに速度表示もiPhoneアプリで可能ですが、GPSによる区間計測のため、今現在の速度を表示させるには誤差が生じやすいので、サイクルコンピュータを利用した方がいいようです。評価の高い上側の商品でもいいし、下側の有線モデルなら安いです。



猛暑の今の時期の早朝に、自転車でトレーニングをするのは快適です。早朝は湿度が高いものの、気温が低く無風の状態が多く、しかも交通量が少ないため、自転車には打って付けの時間帯なんですね。明るくなり始めたころにスタートをし、朝焼けや日の出での空の変化を見ながら走ると、こんないい風景や快適な時間があったんだとあらためて実感します。そしてバイクはランニングほど負荷が高くないため、起き抜けの目覚めていない身体に対しては優しいし、足の痛みや故障のあるときでも、着地衝撃のない自転車なら結構乗れます。坂道や見晴らしのいい安全な直線路をダッシュすれば、高負荷なトレーニングができるし、ズームのできるデジカメを持参すれば、いい風景を写真に残すこともできます。ミニあんぱんとボトルに牛乳を入れて、取り出しやすいようにスタンバイしておけば、簡単な朝食を摂りながら走ることだって可能です。



自転車は、スポーツバイクもどきの安価なものから高級バイクまで多彩にありますが、フィットネス目的ならば、10~15万程度のロードバイクで十分かと思います。高価なものだと事故や盗難時(経験者w)のショックが大きいし、あまりに安いものは精度が悪く、本体が重く、そして壊れやすいです。一文字のバーハンドルのクロスバイクも街乗りには便利ですが、トレーニング目的で使うならドロップハンドルのロードバイクの方が断然いいです。ドロップハンドルは縦にも持てるので、前傾したときに脇が締めやすく、深い前傾姿勢は短距離走のクラウチングスタートのようなスタイルになるので、爆発的なパワーが出せます。空気抵抗も少なく済むし、車両重量が10kg以下と軽くタイヤが細いので、軽い力でどんどん進みます。私はFELT F70という初心者向けのバイクを使っているのですが、すでに7年近く使っているものの絶好調を維持しています。現行のモデルはこちら↓。部分的にカーボンを使用しているので、オールアルミ製のバイクよりは乗り心地はマイルドな感じです。サドルは硬いものに変えると、尻が痛くないです。硬いサドルは、股間の出っ張った骨の部分だけに当たるので痛くないのですが、柔らかいサドルは肉の部分まで食い込んでくるので逆に痛いのですね。


ヘルメットは安価なものや、バイザーを脱着することでオン・オフ兼用できるタイプを使い、



動きやすいパッド入りのレーサパンツを履き、


ちなみにレーサーパンツは、中に履くインナータイプを使うと、ランニングで使っているタイツや、普段着のパンツでも利用できて便利だったりします。


SPDペダルは安価で高評価のものを利用し、


ビンディングタイプの割りには歩きやすいSPDシューズを用意すれば、



コストパフォーマンスの高いバイク装備の完成です。あとは、ペットボトル用のボトルホルダー、パンク修理道具や調整工具、予備チューブと、それらを入れる容量が大きめのサドルバッグ、ディスプレイスタンド、高圧対応のゲージ付きのエアポンプ、以前書いたようなレンズ交換タイプのサングラス、そして、夜に走らなければならなくなった時のための明るいライトと、取り付けが自在なテールランプがあれば完璧でしょうか。



それなりの格好で乗れば、のんびり走っていてもなかなか様になります。ただ、この格好でスーパーなどに入るのは気が引けるのですが、ロックをしたとしてもバイクから離れるということは盗難を思うと危険なので、ライディングスタイルのときはバイクから離れる必要のない準備をしておくと安心です。



マラソンシーズンの秋冬春はランニングを、バイクシーズンの春夏秋にはライディングを中心に行えば、一年を通してしっかり運動ができ健康を保てますね。共に有酸素運動なので運動効率が高く、健康だけでなくスタイル維持(私は現在体脂肪9%前後。上から97、73、86cm)にも効果的。一人でできる趣味なので、いつでも好きな時間に好きなだけ走れるから、限られた時間を有効に使えます。そしてやる気と愛着を持たせるために、ランニングシューズやバイクは自室へ置いて飾っておくといいようです。モチベーションが維持できますよ。