2014/02/17

三好池いいじゃんマラソン2014

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三好池いいじゃんマラソンという変わった名前の大会に出場してきました。この大会は初参加です。



昨年まではフルマラソンも行われていたようですが、今年からはハーフのみ。関東に比べると東海エリアでフルは少ないだけに、復活して欲しいところです。
この日の2日前は、東日本は記録的な大雪となったのですが、こちらのエリアの積雪はわずかで、当日のレースコースに残雪はなく、路面の濡れもほとんどありませんでした。
コースは三好池を周回するコース。池では国体に向けた、カヌーのトレーニングが行われていました。



天気は快晴で道中の気温は4度だったのですが、風が突風レベル。コースの一部は横風がひどく、体を斜めにしながら走る状態でした。
しかし、このコースの大半は樹林の中を走るため、一部を除いて比較的風の影響は少なかったです。

現地の駐車場はいくつかの空き地が確保されており、スタッフがスタンバイしているため、スムーズに駐車できました。
駐車場から受付までの距離もさほど遠くはありませんでした。
着替えは建物を利用できるのですが、私は三好池付近のスペースにマットをひいて、そこで準備をしました。
荷物や貴重品の預かりは、受付テントで無料で行ってくれました。



スタートは年代別でのウエーブスタート。



出走者は、名簿では

男子39歳以下 139人
男子40歳代 110人
男子50歳代以上 82人
女子 102人
合計 男331人、男女計 433人

ローカルな大会で参加者は少ないのですが、受付やコースの混雑がなく、のんびり和気あいあいとした雰囲気。規模の割にスタッフの方が多いおかげで、快適にレースを楽しむことができました。
開会式の様子。



40歳代のスタート直前。今回も図々しく先頭に。



後方。



この画像の加工はこのアプリを使用。

Portrait Painter
カテゴリ: 写真/ビデオ, エンターテインメント



コースはこんな感じ。







前方の青のパンツのランナーは40歳代1位。頑張って追走していたのですが、ラスト1周で引き離されてしまいました。



池を5周回るため、ゴールは4回素通りします。



町や商店、民家を抜けるコースではないため、一般の方の応援はほとんどないのですが、コース上でスタンバイしているスタッフの方が応援してくれるので、人数は少ないものの俄然やる気が出ます。苦しくて集中力が途切れた時も、声援で我に返ることができました。

コースの一部に坂があるのですが、緩やかで距離は短いため、さほど影響はありません。
しかし、樹林帯が多く、コースが左右に曲がりくねっているため、GPSの誤差は大きなってしまい、1本道もマップ上ではこんな感じに。



そのため、GPS利用でのペースの把握は難しく、平均値と体感でペースをキープする必要があります。
ゴールした距離も、誤差によるルートのショートカットのおかげで短く計測されてしまうようで、私のiPhoneでの走行データはこのようになりました

チップ計測では1時間21分14秒でゴールできたので、ハーフの距離から算出すると、平均ペースはキロ3分51秒となりました。
自己ベストより1分18秒遅い結果となったのですが、運良く年代別で2位に。走行直後に、1位と3位のランナーさんと握手を交わしました。

完走証の発行が機器のトラブルで遅くなったものの、参加者が少ないおかげで復旧後の発行はスムーズに。
参加賞として、500円分の金券がもらえるので、ブースで利用することができます。



うどん、フランクフルト、五平餅、ジュース、そして変わったものも。



メニューの種類はやや物足りませんが、ジェットヒーターが焚かれたテント内で食べられたので快適でした。

入賞は各年代と、女子総合の6位以内に贈られ、全員が表彰状と副賞をもらうことができます。
39歳以下の表彰。



40歳代は自分で撮れなかったので割愛。50歳以上の表彰。



女子の表彰。



2位の副賞はアディダスのポケッタブルザックと、ファイテンのチタニウムネックレス、中華料理店の金券1000円分。
参加賞は、ブースで使える金券500円分と、トートバッグ。



規模の小さな大会なのに、カメラマンがとても多く、広報の方と、写真サービスの業者さんが撮影していたのですが、ビデオカメラが2台、スチールカメラが7台ほどあったでしょうか。



コースの途中でも撮ってもらえるのですが(もちろん有料サービス)、この大会は走者が少ないのと周回コースなので、撮ってもらう機会が多いことと、ゼッケンが前だけでなく背中にも付けるので、いろんな方向から撮ってもらえたような感じです。流し撮りもしていたようで、単独走行中に連写音が聞こえていました。
この手の写真はゼッケンで個人を判断するため、ゼッケンが写るように前側からの似たような写真ばかりになるだけに、今回の写真は期待大。自分のフォームをチェックするのにも役に立つだけに、どんな感じに撮れているのか楽しみだったりします。

この大会、金券が500円分付くものの、ハーフで5000円というのはちょっと高い。私は運良く副賞ももらえたのでお得になったのですが、ブースに参加する業者を増やすとか、スポンサーを集めるなどして、参加費を値下げするといいかもしれません。募集人員600人に対し、今回の参加者は400人程度と募集人員に満たないのも、参加費がネックになっているのではないかと思います。

総じて、とても楽しく快適な大会。主催者もスタッフも手慣れていて、完走証の発行に機器的なトラブルがあったものの、進行もサービスもスムーズなおかげで、不満に感じることはまったくありませんでした。
見学者が少ないため、仮装などは楽しめませんが、走りやすいコースのため、自己ベスト更新を狙ったり、トレーニングの成果を発表する場にしたり、次戦のレースのためのポイント練習として使ったりなど、お祭りではなく走力アップのための大会として位置付けるようにするといいようです。
スタッフの皆さん、応援の皆さん、ありがとうございました。来年も参加します。