iPhoneの欠点はバッテリーの持ちが悪いことですが、特にiPhone 5以前の機種を使っている方は1日持たない状態となっており、難儀していることかと思います。私もそのiPhone 5を使っているのですが、設定の変更により、バッテリー消費を防ぐ方法が各所で説明されているものの、
iPhone 5sのバッテリーを少しでも長持ちさせるには?
iPhoneのバッテリーを密かに消費しているシステムサービスをオフに!
設定変更による効果はわずか。そのため、他の手段を使うしかないのですが、一番手堅いのは、Appleで内蔵バッテリーを交換してもらう方法。新品のときの駆動時間が蘇りますが、価格は7800円と結構高い。
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これを自分で行うと激安に。
ランディノート: iPhone 5のバッテリー交換
しかし、手間がかかったり、故障のおそれがあったり、手に入る内蔵バッテリーの能力がイマイチの場合があるなど、安い分、それなりのリスクがあります。
簡単なのはモバイルバッテリーを持参し、補充電する使い方。複数の端末を充電する必要があるのなら大容量タイプを、
iPhoneだけでいいのならコンパクトで安価なタイプを、
ただ、モバイルバッテリーは便利なものの、大容量タイプだと、バッテリーがヘタって容量が減ってきても、大きく重たいバッテリーを持ち歩かなくてはならないし、小型のタイプでも、ヘタってしまうとiPhoneを満充電できないという欠点があります。その欠点を補うことができるモバイルバッテリーは、充電式乾電池が使えるタイプ。
↑この製品は、iPhone 5 iOS7.0.6で動作確認済みです。アルカリ乾電池も使えますが、充電式の電池を使えば経済的。エネループが定番ですが、安いものもあります。
こちらは2400mAhの大容量タイプ。
当然、充電器も必要になるのですが、
この手のバッテリーがいいところは、
・電池を余分に持てば大容量バッテリーとして使える
・乾電池を他の電気機器に使いまわせる
・バッテリーが弱っても、買い換えるのは電池のみ
・ヘタった電池は、シェーバーやラジオなどに使えば無駄なく使いきれる
・アルカリ電池も使えるので、停電や災害時も活用できる
・価格が安い
しかし、上記に挙げたモバイルバッテリーは便利なものの、普段ポケットに入れて持ち歩いているiPhoneを取り出して充電しないといけません。充電中に着信があったり、メールやタスクの通知があったりしても気付きにくいです。そのため、充電しながらポケット内に収まるタイプが一番便利。バッテリー内蔵ケースを使うと解決します。
私は上段のケースをiPhone 5で使っていますが、iOS7.0.6でも問題なく使えています。私のiPhone 5は社外品の内蔵バッテリーと交換し、月日も結構経っているので、このケースの充電での回復力は数値的に参考にはなりませんが、商品説明にある1.5回分の充電は厳しいようで、1回分は問題なくできます。
iPhoneとケースを合体させると厚みと重さが増してしまうのですが、充電時に合体すればいいだけなので問題はありません。合体した状態でも、各種スイッチはすべて使えるし、イヤホン、マイク、スピーカーに干渉しないタイプなので、L型のイヤホンが挿せなくなるとか、アラームや通話音が小さくなるといったトラブルはありません。
背面にスタンドを内蔵しているため、動画を見るときに役に立っています。
バッテリー内蔵ケースは、外付けのモバイルバッテリーよりもはるかに使いやすく、ケースのバッテリーが減ったら、それをモバイルバッテリーで充電して使おうかと思うほど便利です。特にGPSを使ったナビやランニングのアプリの使用時、ビデオ撮影、動画視聴、高負荷のレースゲームをしているときなど、バッテリーの減りが早い使い方のときに威力を発揮します。
とりあえず、iPhone 6が出るまでiPhone 5を使い続ける予定なので、買い替えはまだまだ先。月日が経てば経つほどバッテリーが厳しくなってくるだけに、それをカバーできるアイテムを揃えておけば、この先も大活躍してくれること間違いなしです。