2014/03/30

マラソン本、読書メモ

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”5キロ18分台、10キロ38分台、ハーフ1時間25分台のスピードがあること。そしてレースの1~2ヵ月前に、キロ4分30秒で30キロのロング走を無理なく3~4本回せるランナーだったら、サブスリーの走力は十分あると言っていい。”

”毎年アプローチの仕方は変えているけど、ぼくが特に30キロ走を重視するスタンスは変わらない。なぜなら、そもそもマラソンはスタミナのスポーツ。30キロ走は、本番に近いシミュレーションができるからだ。そうかといって、毎回タイムトライアル的にレースペースで走るやり方は、ダメージが残り、故障のリスクも高い。
むしろ、サブスリーのレースペースよりも15秒ほど遅い、キロ4分30秒をある程度余裕を持って、2週連続とか、月に3本走った方が、走力は着実にアップする。本番1ヵ月前の実力診断テストとして、レースペースで1本走っておくのもいいだろう。”

”トレーニングには、強度の高いポイント練習と、その間をつなぐ軽めの練習がある。
ポイント練習となるのは、主なものとして2~4時間のLSD、10~20キロのペース走(マラソンレースペースよりマイナス10秒からプラス20秒程度のペース)、25~40キロのロング走、インターバルなどが挙げられる。つなぎの練習は、翌日に疲れが残らない程度にキロ6~7分の軽めのJOGか、体調が良ければ、キロ5分をちょっと切るくらいの速めのJOGとなる。”