2014/03/03

桑名リバーサイドマラソン2014

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ナガシマスパーランドで開催される、桑名リバーサイドマラソンに出場してきました。
ナガシマスパーランドの遊園地はジェットコースターのホワイトサイクロンが有名で、その迫力と恐怖感は見ているだけで十分満足できるレベルです。





この日は昨晩まで雨だったものの、徐々に回復し、午後からは青空が広がる天気となりました。湿度は高いものの気温は9度ほどで、ほとんど無風。堤防コースで風の影響を受けやすいだけに、今回の天候はマラソンには好条件でした。

大型遊園地なので、交通の便も良く駐車場も広大。少し渋滞はするものの、警備員も多いためスムーズに駐車できました。受付と着替えは屋外プールエリアを利用できます。ウォータースライダーがあったり、樹木があったりなど、写真に撮るとまるで南国のよう。





人工的に作られたエリアなので、全体の風景が異様に綺麗です。



このパノラマ写真の撮影はPhotosynthを使用。フィルターはCamera+を利用しています。

Photosynth
カテゴリ: 写真/ビデオ, エンターテインメント



Camera+
カテゴリ: 写真/ビデオ, ソーシャルネットワーキング



着替えのエリアも広く、適当な場所にマットを引いて休憩と準備を開始。



ゼッケンは、付属の安全ピンを使わず、このクリップを使うと便利です。シャツに穴があかないし、位置がずれて付け直しをするのもワンタッチなので簡単です。


大きな福が来る大福と、スポーツドリンクを食しながら準備をしました。



服はノースリーブのシャツに、ショートのタイツ。曇っていたのでサングラスはせず、汗の流れを防ぐための帽子をかぶりました。さほど寒くないので、アームウォーマーは付けず薄手のグローブだけにしました。このスタイルでちょうど良かったです。
一般的なマラソン大会のスタート地点は公道のため、ランナーでぎっしりとなるのですが、この大会のスタート地点は広大な駐車場なので、人の多さをあまり感じさせません。



プログラムでのエントリー数は、ハーフマラソンが、
男子29歳以下223人
男子30歳代440人
男子40歳代607人
男子50歳以上605人
男子計1875人
女子260人
総計2135人
となっていました。他に、10kmと2kmの種目があります。
スタート直前の様子。



皆さんのシューズ。



ターサージャパン、ジール、ソーティ、Takumi RenとSenが多いようです。私は軽量でヒールのフィット感が抜群のTakumi Renを履きました。



今回も、走行中にiPhoneカメラでの撮影にチャレンジ。
遊園地の周りを走り、



道路に出て、



堤防を走ります。白バイ率いる先頭集団は、あっという間に離れてしまいました。この時のペースはキロ3分40秒前後。



揖斐長良川が見えるルートを走ります。伊勢湾岸自動車道の橋が見えます。この先を折り返し、堤防の下へ降ります。





景色がほとんど変わらないのと、一般の応援はほとんどないため、トレーニングをしているような雰囲気に。
ただ、スタッフの皆さんが手を叩いてくれたり、声をかけてくれたりするので頑張れます。
堤防の上は、折り返す前の後続の走者が頑張って走っています。



半島をぐるっと回って、今度は右手に木曽川が見えるようになります。大河なので見た目は海のような感じです。
ここから先は北向きになるため、冬晴れの強風時は、遮るものがないため向かい風地獄かと思われます。今回は運良く影響なし。
この先に、再び折り返し地点があり、帰路は下の道路を通るのですが、すでにトップランナーがやって来ました。速い!
トップのタイムは1時間13分04秒だったようです。



折り返すと、上の道路は後続のランナーでいっぱいになっていました。
堤防の上から、スタッフのおばちゃんが手を拡声器代わりにして、大きな声で「がんばってー!!!」と応援してくれたので、フラフラだったもののガッツポーズを返し元気復活。
家族連れで応援をしてくれる方も数人見えて、かわいい子どもとハイタッチを交わすことができたため、ここでも元気が蘇りました。
堤防の途中から10km走のランナーと合流します。堤防の幅いっぱいになって走行しているのと、速度差が大きいため、抜くのが結構大変。



遊園地が見えてきたら残りは3kmほど。10kmの走者との速度差で、自分がものすごく速く走っている錯覚に陥りやすいのですが、ここはペースタイムを確認して、惑わされないように注意しました。
しかし、事前のトレーニング中に、肉離れで痛めてしまった左ふくらはぎの治癒が間に合わず、後半に痛みがぶり返したことと、体重が2.5kgも増加してしまったこともあり、自己ベストからは大きく遅れてゴールとなってしまいました。結果は年代別10位。走行データはこちら。
年代別で6位以内の入賞が目標だっただけにガックリ。そして、ふくらはぎの痛みも悪化してしまい、歩行もつらいレベルに。
この悔しさとバネにして、足をしっかり治し再びトレーニングに励もうと思います。

この大会の参加費はハーフは3500円なのですが、ナガシマスパーランドの無料駐車券と入場券、湯あみの島という温泉施設の無料入浴券、そしてミズノのフェイスタオル付いているのでかなりお得です。ただ、温泉はかなり混雑するため、時間を遅らせて入浴するといいようで、マラソンの終えた昼から施設内で食事をし、アウトレットモールでショッピングを楽しみ、16時頃に入浴というパターンがいいようです。節約したければ、駐車場の車に戻り、びわ湖毎日マラソンの中継を車内のTVで見ながら、用意した昼食を食べて昼寝をし、それから風呂へ行くという流れがいいかもしれません。

景色が単調で応援が少ないのと、距離表示が曖昧だったりする欠点もあるのですが、運営はしっかりしており、スタッフも多く施設も立派で、料金的にもお得な大会でした。
トレーニング目的にしたり、遊園地での家族サービスを兼ねたりすると楽しめるかと思います。