2014/03/15

Wi-Fi USBリーダー

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スマホやタブレットは、PCに比べてストレージの容量が少なく、写真、音楽、動画などを大量に保存することができないため、メモリカードを使ったり、外付けHDDをつないだりすると便利なのですが、iPhoneやiPadはメモリカードスロットがないし、HDDを直接つなぐことができません。そのため、クラウドストレージの利用か、ネットワークドライブのNASを使うといいのですが、この製品が結構便利です。


Wi-Fi USBリーダー REX-WIFIUSB1/WIFIUSB1-BK[RATOC]



USB接続のため、カードリーダーに挿したメモリカードや、USBメモリ、外付けHDDなどにつなぐことができ、電源もUSB接続のため、AC電源だけでなく、ポータブルバッテリーも使えます。
iPhoneやiPadからデータにアクセスするのは、この製品のメーカーから出ている無料のこのアプリを使ってもいいのですが、

WiDrawer
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一番使いやすいアプリがこれ。

FileExplorer Free
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無料版でもひと通りの操作が可能ですが、有料版だと多くの拡張子に対応しているため、大半のファイルを扱うことができます。
画像はJPG, PNG, TIFF
音楽はMP3, AAC, AIFF, WAV
動画はMOV,MP4,M4V,MPV,AVI,XVID,MKV,RMVB,WMV,FLVなど。
PDFやドキュメントファイルも開けます。iPadでも使えるユニバーサルアプリ。

FileExplorer
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ss1 ss2

写真はサムネイル表示が可能で、音楽はバックグラウンド再生とシャッフル演奏が可能。(現バージョンではリモコンでのスキップ操作は不可)
音楽や動画はストリーミング再生ができるので、数秒待つだけで再生が開始されます。
お気に入り機能があるため、使用頻度の高いファイルは登録することができるし、iPhone側へダウンロード保存も可能。Open In機能で他のアプリへ渡すこともできます。
Wi-Fi USBリーダーのような製品だけでなく、Dropbox、Google Drive、SkyDrive、Boxの各クラウドにも対応し、パソコンへのアクセスも可能。多くのストレージをこのアプリ1つでまかなえます。よく使うファイルをお気に入りに登録しておけば、各クラウドの垣根を感じることなくアクセスできて快適です。
パソコンへのアクセスでは、内蔵、あるいはポータブルのDVDドライブも読み込めるので、自分で動画を保存したDVDの再生も可能です。(もちろん製品のDVDビデオの再生はできません)
ただ、クラウドに保存してある音楽の再生にはCloudBeatsの方が多機能で便利なようです。


このWi-Fi USBリーダーのいいところは、バッテリーが内蔵されていないため、小さく軽くて携帯性が良く、出先で気軽に使える点と、Wi-Fiのブリッジ接続が可能なので、自宅ではこの製品のWi-Fiに接続してもネット回線が使えます。Wi-Fiの中継として使えるので、ルーターから離れた場所にWi-Fi USBリーダーを置けば、Wi-Fiのエリアを拡大することができます。
出先では、この製品とiPhoneの充電用に持参しているモバイルバッテリー、そしてUSBメモリやポータブルHDDを接続すればNASの完成。クラウドストレージのような転送速度の遅さもなく、キャリアの回線による転送容量制限の心配もいりません。

デジカメで撮ってSDカードに保存した写真の転送にも便利です。Eye-Fiも便利ですが、Eye-Fiはデジカメのバッテリー消費が激しくなるのと、撮ったすべての写真を転送してしまう欠点がありますが、こちらは取り込みたい写真の選択ができるし、写真以外のファイルも扱えるので、Eye-Fiより用途は広いです。価格が安いのもいいですね。
ストレージの少ないiPhoneやiPadの弱点を補うことができるし、PCに比べてiPhoneやiPadは携帯性が良くどこでも使えて、液晶の視野角が広く綺麗で見やすいので、動画視聴に重宝しています。