ランニングに使っているEPSONのGPSウォッチSF-310G。
ハードはいいもののソフトがイマイチなのですが、本体のファームウェアやクラウドのNeo Runのアップデートが繰り返されているため、最初のことを思うとかなり使いやすくなってきました。
ところが、今回のファームウェアのアップデートでエラーとなってしまい、画面が表示されずバックライトが点滅を繰り返す状態に。電源も切れず、4つボタン同時押しのリセットもできなくなってしまい、サポートへ問い合わせたところ修理行きに。
修理は保証が効くものの、送料は有料とのことで、クレードルと保証書と共に最安の普通郵便で郵送。
連絡があり、無償修理となったのですが、オートスリープからの復帰がしないという別の故障が出たそうで、新品と交換になりました。
そして、こちらから発送してから約1週間後、EPSONからモノが届いたのですが、プチプチに包んだ時計とクレードルは、こんなでっかい箱で郵パックで送られてきました。
もしかして、送付相手を間違えて、EPSONのスキャナかプリンターでも送られてきたのかと思うほどの大きさ。
ランニングシューズなら箱なり4足入ってしまいます。
この箱の大きさに、手のひらに乗る時計とクレードルを入れるとなると、空間がすごく広くなるわけで、その穴埋めに、空気入りのビニールが山のように入っていました。
布の袋に入れて、座布団や枕が作れそうな量。
Amazonも無駄に大きな箱に入れてきますが、EPSONは更にその上を行くようです。
早速、時計の初期設定を済ませて使えるようにしたのですが、この時計のオートスリープ解除は、時間が経って画面が消えたあと、何かのボタンを押さないと時刻が再表示されないので、腕時計として使うには使いづらいのですが、EPSONから連絡があった別の故障というものは、この部分なんですね。本来は、スリープ状態のときに、動きや振動を察知すれば、自動で時計表示されるそうです。知らなかった。こういう仕様なのかと思ってたw
ということで、買った状態以外は知らない購入者は、これが正常と思って使っているものの、実はそれが故障という場合もあるだけに要注意ですね。このスリープの動作の仕組みや、スリープまでの時間などは、取説には書かれていないため、今回のアップデートでのエラーが出なかったら、故障のまま使い続けていたかと思います(^_^;)
ちなみに、今回のファームウェアのアップデートによりGPSのサーチがかなり高速になったようで、計測モードに切り替えて5秒ほどで衛星を検知完了するため、すぐにスタートできるようになりました。今までは20秒くらいかかったり、待った挙句にエラーとなって再サーチとなったりしていました。
ただ、iPhoneへBT経由でデータを転送する速度は改善されず、10km程度のランニングデータでも数分待たされます。動画でも送信しているかのような速度。GARMINだと数秒なんですけどねえ。
また、ランニングモードと、自転車モードを切り替え忘れると、そのデータはあとから変更できないという欠点もあります。そのため、切り替えを忘れると、ウェブアプリでの種目別の集計データが狂ってしまい、データを削除する以外、修正不能となります。改善希望。
私が使っているタイプは一番安いこのタイプですが、
トンネルやトレッドミルなど、GPS計測が無理な場所でも計測する場合は、歩数により計測可能なこのタイプがオススメ。
トンネルの多い山間部の大会に出られる方は、こちらの方がいいかもしれません。
トレランも使うのであれば、勾配の計測も可能なこちらのタイプがベスト。この機種のみ、バイブ機能も付いています。
EPSONのGPSウォッチの利点は、バッテリーの稼働時間が長い点がいいですね。最長30時間もあるので、充電なしで数回使えるし、ウルトラマラソンや、登山などの長時間計測も安心です。2~3年使ってバッテリーが弱ってきても、普段のトレーニング時間程度なら問題なく使えそうです。
iPhoneで使っている心拍計がEPSONでも使えるのもありがたいですね。私はWahooを使っています。