2015/01/31

1月のランニング

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今月は、故障に始まり、故障に終わりました。
年末に左ふくらはぎ上部、右すね(シンスプリント)を故障し、今までに経験したことがない強い痛みを感じるようになってしまいました。
数日休んでから、無理しない程度のペースで、衝撃の少ない柔らかな草地を走ったところ、後日痛みが悪化。
さらに5日間休み、再びジョグで様子を見たのですが、やはりダメ。
再び5日間休足しました。
18日にフルのレースがあるため、2日前に走って状態を見たのですが、着地するとすねがズキンズキンと痛むものの、制限時間内に完走できればと思い、とりあえずスタートラインに立つことにしました。

結果、痛くて痛くてどうしようもなく、今まで走ったレースでもっともつらく苦しいレースとなったのですが、何とか完走。
タイムだけを見ると、残念な結果だった不甲斐ないレースとなるのですが、このレースでの平均心拍数は、自己ベストを更新できたいびがわマラソンよりも高い数値でした。

レースは、体調や天候、コース状況など、あらゆる条件が絡んでくるので、どれほど頑張ったのかはタイムだけではわからないのですが、心拍数は、どんな条件であろうとその時点での身体の負担が正確に数値に表れるため、平均心拍数が高ければ高いほど負荷が高く頑張った証拠になります。
タイム上では情けない結果だったレースも、心拍計を付けたおかげで、あのいびがわよりも高負荷な走りができたんだと、自信につながる結果として受け取ることができ、心拍計のありがたみを実感できたレースとなりました。

しかし、その後はまともに歩けない状態まで悪化し、再び長期休足に。すねの痛みで脈拍がわかるほどの、釘を刺すような強い痛みが続きました。
結局、未だに走ることができない状態で、1月のトレーニングは、3回走っただけの過去最低のものとなりました。



日課のようにランニングをしていた人が、いきなり走れなくなると、確実に太りますね。一気に太ります。
そして、体調が悪くなり、睡眠も浅くなり、寝起きも悪くなり、活力もなくなります。
一気に生活のリズムが変わるため、普段ランニングなどの運動をしていない人よりも、体調は悪くなるような気がしました。
ランニングが健康にとっていかに効果的だったのかは、まったく走れないほどの故障すればよーくわかります。

とりあえず、食事は雑炊にしました。細かく切った大根や白菜などをいっぱい入れて作ると、1~2合分のご飯でも、鍋いっぱいに雑炊が作れます。
熱いので一気食いしないし、米にしたらわずかの量なのに、どんぶり満タンになるので、満腹感も大きい。
ほとんど水分なので、2時間経てば腹が減ってくるのですが、飲み物などでごまかしながら食欲を抑えました。

そして、走れないと筋力も低下するため、痛みに影響がないスクワットやヒップリフトなどの筋トレを毎日のように行いました。
走れないことの憂さを晴らすのに筋トレはちょうどいいので、ガンガン行いました。
今では500回行っても、まったく筋肉痛は起こらないようになり、負荷を高めるために、ダンベルを入れたザックを背負いながら行っている状態です。
犬を引き連れウォーキングもせっせと行いました。

ランナーの故障での一番の問題は、走れないことでの精神的な苦痛ですね。
私の場合は、本命のレース後に故障をしたのが救いでしたが、周りのランナーさんが、コンスタントにトレーニングを続け、パフォーマンスを上げているのを横目で見ながら、自分のパフォーマンスダウンを受け入れるしかないという状況は、ストレスたまりまくりです。
しかし、故障は身体からのメッセージであり、故障の対策や、故障時の過ごし方、モチベーション維持、自己治癒力の高め方、健康の確保など、多くを学べる機会でもあるわけで、こんなチャンスはそう簡単には訪れないと思うようにし、それなりの過ごし方をすれば、気分はプラス方向へ変化します。
おかげで最近は、走れなくても苦にならないようになり、時間を他に回せる分、楽しく感じるほどになりました。

そろそろ、ランニングを再開できそうな状態まで回復してきたので、無理せずスロージョグから開始して2月は復調の月とし、3月~4月の10kmやハーフのレースでは、好結果が残せるよう頑張ろうと思います。