2015/01/18

2015木曽三川マラソン

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今年も木曽三川マラソン大会に出場してきました。今回で4回目。初めてフルマラソンに出場したのがこの大会で、サブスリーを達成したのもこの大会。
河川敷のコースを走る小規模な大会ですが、参加費がフルで3000円という、もしかすると日本一安い大会かもしれません。
安いにも関わらず参加賞はあり、Tシャツと大根がもらえます。



葉付き土付きの採れたて大根で、毎年とてもおいしく頂いています。大根の葉もおいしいし、栄養価も高いのですよね。



駐車場は河川敷のため広く、控室は長良川サービスセンターという施設が使え、暖房が効いた綺麗な部屋で着替えと待機ができます。トイレも綺麗で混雑なし。



貴重品はロッカーが使え、シャワー室までありますが、本来はジムやストレッチルームなどの施設を利用する方のためのものなので、数は少ないです。
マラソン大会に出ると、40代のオヤジが圧倒的に多いのですが、この大会は20~30代の若い人が多く、女性もたくさん見えました。
ゼッケンは穴が開いていないタイプ。安全ピンではなく、シャツに穴が開かないゼッケンクリップを使うなら、穴あけパンチが必要です。



大会前日は風が猛烈で、夜には雪が舞う天気だったのですが、積もることはなく路面を濡らしただけとなり、この日は気温は低いのもも、気持よく晴れました。



朝は風が弱かったのですが、時間を追う毎に北風が強くなる天候。河川敷の縦長のコースを南北に走るため、北風の影響を受けやすいのですが、前半向かい風、後半追い風となり、負荷はプラマイゼロとなります。
しかし、今回の皆さんのタイムを見ると、後半ほどタイムが落ち、特にラストの周回ではガタ落ちの方がほとんど。やはり向かい風の影響は大きかったようです。

私は年末に足を故障してしまい、1月に入ってからのランニングは3回のみ。長期に渡って痛めていたシンスプリントにトドメを刺してしまい、右足で優しく着地するだけでもスネがズキンと痛む状態で、数日間休んでも一向に良くならず、ここまでひどくなった故障は初めてでした。
DNSも考えていたのですが、とりあえず参加して様子を見ながら走り、ダメならスロージョグでもいいので時間内に完走できればいいと思い、走ることにしました。

スタート地点へ集合中の様子。



フルの参加者は811人とのこと。種目別に順にスタートします。
ハーフのスタートの様子。



フルのスタート直前の様子。



走行中は北向きルートがこんな状態。



帰路の南向きルートはこんなコース。フルはこれを4周します。



同じ景色が続くだけのコースで、応援はほとんどないため、イヤホンで音楽を聴きながら走られている方が多いです。
友達やアベックで仲良く並走しているランナーも多いです。

長良川サービスセンター前の地点で、堤防を昇り降りする箇所がありますが、それ以外は完全にフラットなコース。
給水は水とスポーツドリンクで適度な間隔で用意され、トイレはスタート・ゴール地点だけでなく、給水地点のコース上にも用意されていました。
距離表示もありましたが、私はGPSウォッチで確認。見晴らしのいい場所なので、GPSの誤差は10mほどでした。

スタート直後から足がズキンズキン痛み、左足に荷重を多めにかけて痛みをごまかしながら走りました。
最初は何とかサブスリーペースで走れたのですが、痛みをこらえながらの走りのため、心拍数はかなり上がってしまいました。
私は心拍数は全体的に低めで、ジョグは125~130bpm、安静時は40bpm程度。フルのレースでは150~155bpmくらいなのですが、今回は160bpm近くまで上がってしまいました。この心拍数はハイペースな10kmのレース並です。
昨年PB更新をしたレースでは、平均4'06/kmペースで心拍数は平均154bpmだったのに対し、今回は平均4’21/kmペースで心拍数は158bpm。
つまり、自己ベストを更新したときよりも、足を痛めた今回のレースの方がペースが遅いにも関わらず、身体にとっては高負荷だったわけですね。キツく感じて当然。

苦しさよりも、痛みの方が強かったため、時計で心拍数を見た時はビックリしたのですが、さすがにこの心拍数では長距離は無理で、25kmあたりから徐々にペースダウン。心拍数は高い状態を維持し続けていたのですが、ペースはドンドン落ちてしまいました。
今まで何度かレースは出たことがあるのですが、これほどまでキツイレースは初めてで、もうマラソンはやめようかと思ったほど。
リタイアという選択肢もあったのですが、一生後悔すると思い、ダメなら制限時間内ゴールすればいいので、とりあえず出来る限り頑張ろうと走り続けました。

結局、3時間3分42秒でゴール。総合23位、年代別10位となりました。
走行データはこちら。

ゴール後、完走証と豚汁をもらい、



更衣室でダウン。塩で黒のシャツとタイツ、アームウォーマーは真っ白で、身体の筋肉が攣りまくりでした。
着替える元気もなく、30分ほど横たわっていたのですが、暖房が効いた部屋だったのが救いでした。
持参したバナナや自家製のスポーツドリンク(粉末のスポドリを薄めに作り、塩とハチミツとポッカレモンを足したもの)と、おにぎりを食べて回復を促し、たっぷり休んだあと帰路へ。

今回は故障中のレースで無謀だったかもしれませんが、完走して結果を残せたのが救いでした。故障で走れなかった時は、スクワットや体幹筋トレを行っていました。スクワットは200回を3本とか、机に手をかけて前傾した状態での片足スクワット50回を左右それぞれ2本、ヒップリフト50回を5本など、結構強めに行っていました。
ほとんどランニングができなかったにも関わらず、何とか完走できたのは、犬を引き連れ3~4kmのウォーキングを続けたことと、この筋トレのおかげだったかもしれません。
今回のレースで再び痛みがひどくなり、当分走れなくなってしまったのですが、今度は徹底的に治して、次戦(30km走)は万全の体制で走れるようにしようと思います。