パソコンやスマートフォンのおかげで、紙のメモ帳やノート、手帳の出番が少なくなったのですが、文字を書いて覚えるという行為は、子供の頃からの教育で慣れ親しんでいるため、学習のためノート書きや、計画、アイデア、思考などのメモは、キーボードやフリックではなくペンで筆記することの方が、考えが深まりやすく、記憶にも留まりやすいです。
また、計画や構想など、書いた文字を読み返しながら修正したり追記したりする場合は、思考時間が必要なため、デジタルだとバッテリー消費や、発光で目が疲れるという問題もあり、紙の方が断然向いています。
私が使っているノートは、A6とB5サイズのノート。
A6ノートは、ページ数が多く、紙質が良く、ページが開きやすく、しおり紐も付いているコクヨの文庫本ノートを使っています。
この文庫本ノートの良さを知ってしまうと、紙質が悪い100円ショップのノートや、無駄に高いモレスキンや、筆記に邪魔なリングがあるシステム手帳のようなバインダータイプ、見開き2ページを1枚のスペースとして使いづらいリングノート、ページを根本まで開けない無印良品の文庫本ノート、罫線が濃すぎてペンの文字が見づらいノートなど、他メーカーのノートはどれも非常に使いにくく感じるようになり、一時的に他のノートへ鞍替えしても、最後まで使い切る前に、再びコクヨの文庫本ノートへ戻ってしまいます。
文庫本ノート - コクヨS&T
この文庫本ノートには、左ページが方眼、右ページが無地で、ペンホルダー付きのビニール製カバーが付いた限定版が出ていました。普通の文庫本ノートはメーカー価格が270円ですが、この限定版は450円とちょっと高い。しかし在庫処分品なのか、税込108円で売られています。このショップは送料が540円かかるのですが、5冊以上をまとめ買いをすればかなりお得ですね。
この限定版ノートは、左の方眼罫線ページに文章を書き、右の無地ページに写真を貼ったり、絵や図を書いたりするのに便利なノートなんですが、無地の右ページは、裏の方眼が薄っすら見えており、それに合わせてまっすぐ書くこともできるため、文章のみのノートとしても使えます。
付属のノートカバーは安っぽいものですが、とりあえずペンホルダーがあるので便利なのと、表側がポケットになっており、はがきがちょうど収まるようになっているので、はがきサイズの写真や絵葉書などを入れて楽しむこともできます。
B5ノートは、ノートを入れ替えることができるコクヨのスマートリングノートを使用。スマートリングは、リング部分が小さいため、筆記にさほど邪魔にならないのと、用紙が入れ替えられるので、いろんなタイプの罫線ノートが使えます。私は方眼タイプのものを追加しています。
方眼タイプはどこへ書いても配置が揃えやすいので見た目が良くなるのと、図も綺麗に書けます。また、ノートを横向きにしても使えるので、関連図などを書く時にも便利です。
また、無地のルーズリーフを用意し、こちらのページのPDFをプリントアウトすれば、予定表として使えます。
テンプレート - お客様サポート|株式会社リヒトラブ
ただ予定は、変更や修正が簡単で、繰り返し予定や通知も付けられるデジタル管理の方が断然便利。紙にも書いてしまうと、見落としたりダブルブッキングしたりするため、今後の予定はデジタルのみで扱うようにし、紙のカレンダーは、日記や日報、ランニング日誌などに使うと便利だったりします。未来形はデジタル、過去形はアナログといった使い分けです。
スマートリングは糸綴じノートとは違い、書いたページが不要になればそのページを外すことができるし、長期保存が必要なページはスマートフォンでスキャンしてEvernoteへ残せば紙は処分できるので、絶えず薄くてスマートなノートとして使い続けることができます。
パソコンなどのおかげで、文字を書く機会がかなり減ってしまったのですが、文字を書くということは手間がかかるだけあって、記憶に残りやすいですね。新しい知識や情報を得ても、何もしなければすぐに忘れてしまいますが、それを一旦文字に書くと、アウトプットしたことになるので、結構覚えていたりします。
私は、机やこたつ、食卓などに、スマートリングノートとジェットストリームのペンが置いてあり、いつでも書けるようにしています。ルーズリーフは200枚で200円以下と結構安いので、コピー用紙を使うかのごとく、どんどん書いています。
ルーズリーフB罫 B5|商品情報|TOPVALU 〜トップバリュはお客さまの声を商品に生かします〜