2013/06/23

熱中症

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雨が降り続きランニングができなかったので、半身浴でしっかり休息をしたり、筋トレをして鍛えたりなどを行なっていたのですが、4日ぶりにようやく雨が上がったので、30kmのロング走を行いました。休日の午前中に走ったのですが、気温は23度とランニングには暑いものの、天気は曇りで風もあり、走ったコースは森林に囲まれた公園で涼しく、給水の水道も3箇所完備。今回は頑張ってレースペース(キロ4分15秒以内)で走ることにしました。



休息日が長かったのと、筋トレの筋肉痛もあり、身体が重く感じられたのですが、なんとかペースをキープ。給水場では水を飲むだけでなく、頭や足に水をかけたりしながら、身体を冷やしつつ走り続けました。しかし、20kmを超えた辺りからキツくなり、ペースが微妙に落ちてきます。森林に囲まれているため、GPSの誤差でのグラフの振れが大きいのですが、こんな感じとなりました。



平均ペースは4分22秒と、設定ペースよりもかなり遅くなってしまいました。ペースが落ちただけでなく、走行後の疲労がかなり激しく、クールダウンのウォーキングはフラフラに。ふくらはぎやハムストリングが痛み、黒のシャツとパンツは汗の塩分でまだら模様。腕や足をなぜると塩でザラザラの状態でした。汗をタオルで拭い、シューズを履き替え、服を着替えてバイクで図書館へ寄ることに。ところが、図書館で気持ち悪くなり、立つことはもちろんのこと、椅子に座るのもままならない状態に。顔面から血の気が引き、暑いのか寒いのかわかならい状態になってしまい、「気分が悪いので休ませてください」と図書館の人に言いながら、立入禁止の書庫になだれ込んで床にダウン。
「奥に詰所がありますのでそこで休んでください」と言われ、ヨロヨロと移動。飲水とタオルに巻いたアイスノンまで用意していただき、その和室でダウンしてしまいました。



40分ほど休んだところ、なんとか動けるようになったので、図書館の方にお礼を言い、バイクで帰路へ。しかし、運転中も血の気が引き、ヒヤッとすること数回。信号待ちで、ハンドルに寄りかかるように休みを取りつつ、何とか帰宅することができました。そしてそのまま部屋でダウン。目が覚めた時に、ふくらはぎの筋肉が痙攣をしていました。一部の筋肉がピクピク動くことは今まで経験があったのですが、今回のように複数の箇所が複雑に動くことは初めての経験でした。



朝食は食パン2枚で作ったサンドイッチとバナナ、牛乳のみで、すでに時間は15時過ぎ。空腹感はなかったのですが、塩分や栄養を摂らないとと思い、食事をしっかり摂って水分を補給し休憩したところ、ようやく回復することができました。
夏場のランニングは、水分を補給するだけでなく、塩分もしっかり摂らないとダメですね。ポカリスエットやゼリー飲料も効果的かもしれませんが、塩が一番いいような気がします。健康のために減塩と叫ばれていますが、コンスタントにトレーニングを行なっているランナーやスポーツ選手は減塩をせず、特に運動前は塩を舐めておくくらいがいいのかもしれません。

翌日も20kmのジョグを行ったのですが、似たような気温と天候だったものの、事前に塩を舐めておいたおかげで疲労度は0。ペースも距離も前日より負荷を小さくしたので、単純に比較はできませんが、昨日の疲れが残っているにもかかわらず、さほど苦もなく走り切ることができました。

そんなわけで、これから先も暑さが続きますが、水分だけでなく塩分や柑橘系の果物、タンパク質や鉄分などの栄養もしっかり補充し、秋以降のレースに向けて、無理しない程度にしっかりトレーニングを続けて行こうかと思っています。皆さんも、私のようなヘマはしないように、気を付けてくださいね。