マラソン大会でタイム計測に使われているICチップ内蔵のランナーズタグ。
以前、このタグに関しての問題点を書いたのですが、
ランディノート: ランナーズチップの罠
最新のタグはこんなタイプなんですね。
シューズに取り付けるタイプではなく、あらかじめゼッケンに付いているタイプ。今までは、ゼッケンの表側の隅に、ビニール袋に入れられたタグが接着されていたのですが、最新タイプにはそのタグがありません。しかし、裏返してみるとこういった構造に。
ゼッケンにICチップが内蔵されたシールが貼られており、そのチップの折り曲げなどの損傷から保護するためのクッション材が貼られています。トラブルを防ぐためなのかわかりませんが、2枚貼られていました。
これなら邪魔にならないし、シューズ取り付けタイプと違い、胴体部分でゴールするというルール上の問題点もクリアできています。しかも、返却不要。
チップ代は参加費に上乗せされているのかもしれませんが、タグの紛失が防げるし、スタート前やゴール後の脱着も不要。
ICチップなので、テレビやパソコンのモニターなど、磁力の影響を受けやすい製品には近づけないでくださいとのこと。
当然、汗や雨天での水濡れにも問題ないと思われます。
今後はこのタイプが主流になりそうですね。