会場となる県営陸上競技場が改装工事のため、今回は三重県営サンアリーナという施設が会場となり、マラソンコースも大幅に変更となりました。
サンアリーナは大きなスポーツ施設で、そのグラウンドや体育館などの建物を更衣室や完走証発行、荷物預かり、物産展ブースなどに使われていたのですが、ここへ行くまでの道路がさほど広くないのと、迂回路が少ないため大渋滞となりました。
私はバイクで行ったので間に合ったのですが、車の方はスタートに間に合わなかった人がいたのではないかと思われます。
この渋滞でマラソンコースの通行止めの時間も遅れたのか、9時スタートの5㎞の部は40分遅れとなりました。ハーフの部は時間通りの9時10分スタート。
この大会、今回は事前にゼッケンが郵送されたため、受付はなかったのですが、このゼッケンに張り付いているランナーズタグは今までにないものでした。
ランディノート: 最新のランナーズタグ
この日は晴れのち曇、気温10度、湿度69%、西北西4m/s。
私が出場したハーフのエントリー者数は男子4138人、女子1644人、計5782人。40歳代男子は1185人。
ハーフスタート直前の様子。
スタート直後。
以前は競技場のトラックを1周弱走るので混雑するのですが、今回は道路なので比較的スムーズでした。
登録の女子ランナーさんは速くてなかなか抜けません。
伊勢二見鳥羽ラインという自動車道を走ります。今回初めてのコース。
ここがやっかいで、自動車道特有の緩い上り下りがあり、距離も結構長い。ダラダラと上り続けます。インター特有の大きくカーブしながら強めの傾斜を上るルートもあります。
風もあったためかなりキツく、朝熊料金所を折り返したラスト1㎞は、坂と向かい風のおかげで地獄のラストスパートとなりました。
一般道へ降りると応援が増えます。
太鼓の応援が多かったです。
給水をサポートする学生さんの応援も元気で、運動神経がいいおかげか、カップの手渡しの受け取りもスムーズでした。
低山と紅葉を見ながら伊勢神宮へ向かいます。
みやげ物屋の軒を連ねたおはらい町に入ります。石畳のルートを、多くの応援を受けながら力走します。
伊勢神宮内宮前を通過。
国道23号線を進みます。ここは以前と同じコース。
途中で逸れて坂を上り、折り返してやってくる先頭集団を横目で見ながら走ります。
後方の集団に激速の女子ランナーが。
キツい坂を上り、
野球場の外側のコースを1周して折り返します。
元のルートに戻り、次は後続のランナーを横目に見ながら走ります。
再び自動車道へ。
この後、ダラダラと上る坂があるおかげで、ペースの維持が困難に。とりあえす撮影を終了して必死に走りました。
折り返したラストの向かい風の上り1㎞で逝きそうになりましたが、ガムシャラに走ってゴール。
自己ベストに匹敵するタイムを出したかったのですが、想定外の坂に悩まされ、自己ベストより1分以上遅いタイムとなりました。
データはこちら。
ゴール後は、看板の案内に進み、
ピンク色のタオルをもらい、貴重品を受け取り、完走証を発行し、参加賞のドリンクと赤福を受け取り、2階の荷物置き場へ。
事前に引換券がもらえるので、それを使ってブースで、コーヒーやサプリ、調味料などのサンプル品と交換。
500円分の引換券ももらえるので、それを使って伊勢うどんとお茶とみかんを頂きました。
表彰式の様子。
女子トップはチューリッヒマラソンでも優勝された坂本さん。タイムは1時間16分4秒とブッチギリの速さ。
男子は先週の伊賀上野でも優勝された中田さん。1時間9分22秒。
今年もタレントの西谷綾子さんも出られていて、1時間28分17秒と好成績でゴール。
今回、一時的に会場とコースが変更され、渋滞がひどかったのと、高低差がいくつもありタイムが出にくかったという欠点があったものの、大勢のスタッフと市を上げての取り組みのおかげで、楽しく快適に走ることができました。
年代がワンランク上がる来年は、上位入賞を目指して頑張ろうと思います。
