鈴鹿サーキットの国際レーシングコースが走れる鈴鹿シティマラソン大会に出場してきました。今回2回目。
昨年は北西風が強い寒い日だったのですが、今年はかなり暖かく、レース時の気温は15度ほど。風も弱くマラソンにはやや暑い気温となったのですが、この大会は10km以下のレースのため、適温に感じました。
広いエリアに受付や荷物預かりなどのテントが設営され、混雑はまったくなし。会場の規模が大きいのでトイレの混雑もなし。
テントで作られた更衣室が用意されていますが、寒くなかったのでグランドスタンドで準備しました。
親子で走れる競技もあり、遊園地の入場料が無料になるので、家族連れの参加者がとても多く、ワイワイとにぎわっていました。
大会のホームページもリニューアルされ、コース紹介がわかりやすく解説されています。
|ホーム|第18回鈴鹿シティマラソン2015
高低差のグラフを見てわかるように、かなりの起伏がありフラットな部分がほとんどありません。
スタートはメインストレートを逆走し最終コーナーから西コースへショートカットして後半部分を走り、そして本来のコースを1周します。
グラフでは赤ラインがメインストレート部分で、矢印部分が本来の1周分。
最も高さが低い部分が第1コーナーあたりで、最も高い部分がスプーンカーブとなります。
メインストレートはフラットな気がしていたのですが、写真の看板のずれでわかるように、かなり下りなんですね。
そのためペースが一定せず、ペース配分を意識した走りはできないコースです。
コースはレース前も開放されており、散歩したりアップしたりすることができます。
犬の糞のように見えるのは、ゴムが削れたタイヤかす。
F1にも使われるレーシングコースをウロウロできるだなんて、なかなかできない貴重な体験です。
車いすのレースもあります。
10kmスタート前の様子。
スタートはコースを逆走し、最終コーナーにあるショートカットコースから西コースに入ります。スタート直後にいきなり上りなので心臓がバクバクになります。
デグナーカーブに向かい、
立体交差をくぐり、
ヘアピンカーブへ。
スプーンカーブへ向かう緩やかな右コーナー部分も微妙に上りとなります。
スプーンを過ぎると最も斜度の大きな下りとなります。最速ポイント。
しかし、長い西ストレートが上りで、ペースが徐々にダウン。このあたりで3km。
立体交差の下を走る、後続のランナーを見ることができます。
シケインまで緩やかに上り、
最短のライン取りでシケインを通過すると、
最終コーナーは一気に下りに。
今年からメインストレートに観客が降りられるようになったようで、近い距離から声援を受けることができるようになりました。これは元気づけられますね。
ピットレーンから合流する地点に給水ポイントがあります。
第1、第2の複合コーナーへ。コース上で第1コーナーが最も低いところです。
S字へは再び上り。
10kmのレースで最もキツく感じる6~7km地点。気が緩みペースが乱れやすくなります。
走者との間隔も広がって単独走状態になるため、余計にペースが落ちてしまいます。時計でペースや心拍数をチェックし、甘えた走りになっていないか確認が必要です。
ここから先は1周目と同じコースをたどります。
前方の若いランナーを目標にし、ペースを落とさずに走ります。
最終コーナーを抜けてピットレーンへ。ゴールはピット前となります。逆光で写真が真っ黒になったので、かなり補正をかけてます。
シケインからゴールまでは下りとなるため、ラストスパートしやすく、最高速度が出やすいです。
短距離走並のスピードが出せます。
ゴールはこのようにセットされています。
結果、自己ベストとほぼ同等のタイムでゴールでき、グロスでセカンドベストをマークできました。
データはこちら。
ゴール後、導線に従い参加賞のドリンクを受け取り、完走証を発行しチップをはずしてもらい、ホットコーヒーのサービスを受けます。
プリキュアで有名なマラソンサニーさんや、Twitterで知り合ったSマさんに会いました。サニーさんはTV取材を受けていました。
この大会の年代の分類は、40歳未満と40歳以上の2つに分かれています。そのため、40歳を越えると年々順位が下がってしまいます。10歳ずつに分けて欲しいところ。
ゴール直後、5㎞の部がスタートしていました。
Sマさんやサニーさんと会話をしていたところ、ブログを読んでいますというランナーさんにも声をかけてもらい話が弾みました。
2人のお子さんがとてもかわいかったです。
40歳以上の表彰式の様子。
帰りはスタッフがずらりと並び「ありがとうござました!」という丁寧なお礼のサービスが。これにはびっくり。
この大会は一般的な大会と違い、マラソンと遊園地の両方が楽しめるので、家族連れの方には一石二鳥なんですね。暖かい日になったこともあり、遊園地も賑わっていました。
サーキットを走るという特殊な大会ですが、今年も非常に楽しめました。参加賞はシャツやドリンクなど。
抽選会もあり、ペアでのF1観戦チケットや乾燥機、流行りのワンダーコア、スポーツウォッチ、バッグなど盛りだくさん。
来年ももちろん参加します。ありがとうございました。
今年のレースはこれにて終了。今シーズンはまだまだレースは残っていますが、とりあえず一段落。
フルやハーフ、そして10㎞も現状のレベルを維持することができ、加齢の影響を最小限に食い止めることができました。
来年も引き続き頑張ってみます。