2015/05/09

風呂で読書

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タブレットをジップロックに入れて電子書籍を風呂で読むと便利で、長湯も快適なのですが、電子書籍でなく、図書館で借りた本や、買った本を風呂で読むと、本が湿気を含んでふにゃふにゃになってしまい、図書館の本は弁償となるし、買った本は見た目が悪くなり、古本としての価値はゼロとなります。
買った本は裁断してスキャンすれば電子化できるし、図書館の本もこのようなスキャナを使えば裁断せずに電子化できなくもないですが、



風呂で読む分のページをスキャンするだけなら、この5万円以上もするスキャナを買わなくても、スマホやタブレットのカメラを使った方がお手軽です。

私はiPad AirとProCamというカメラアプリを使っています。このアプリはiPhone、iPad用と別に出ており、撮影方法が非常に豊富なのが特徴。

・水平モード(自動的に水平が合った写真が撮れる)
・大きなボタン(全画面シャッター)
・顔認識
・サウンドスナップ(音を感知してシャッターが切れる)
・インターバル(指定時間毎にシャッターが切れる)
・バースト(シャッターを押し続ける間は連写)
・手ブレ防止
・ナイトモード(感度が上がる)
・ワンショット(通常撮影)
・ビデオ
・水平ビデオ
・スローモーション
・タイムラプス(長時間動画を高速再生で見られる時短撮影法)

▼iPad用

▼iPhone用

本のページを1枚1枚撮影するなんて面倒なように感じますが、このProCamのインターバル撮影モードを使えば簡単です。
ProCamはインターバルの間隔を設定できるので、6~7秒程度にしておきます。



iPadを机の端に置いて、カメラレンズ部分を机から飛び出させます。
iPadの下側で本のページを順に開いて、この状態で連続撮影するのですね。



机が照明の影になってしまうのなら、LEDランプなどを使えばOK。USB接続のLEDランプなら、モバイルバッテリーが使えるので便利です。
ページを開いて、エリアとピントを合わせ、時間がきたら自動撮影。手作業としてはページを順にめくるだけなので簡単です。
見開き2ページ分を1度で撮影できるので、インターバルを6秒でセットしても、2分で20回撮影、40ページ分が保存できます。入浴読書でなら十分な量。

入浴の際は、ジップロックが便利です。専用サイズの作成も可能。

ランディノート: iPhone専用ジップロック


また、残しておきたいページがあるなら、撮影した画像をスキャナアプリで読み込んで保存すればいいです。
スキャナアプリはこれがベスト。

CamScanner Free
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iOS、Androidの両方に対応しており、OCR機能があるため、スキャンした本の文章をテキスト化できます。そのため、全文検索も可能。
手書きでマーキングしたりコメントを入れたりすることもできるし、専用クラウドにデータを自動同期できるので、別の端末からでも同じスキャンデータを参照することができます。スマホやタブレットなど、端末を複数台持っている方は、とても重宝する機能です。
今回のように写真として撮った本でも、その中からスキャンしたい画像を複数選択し、1度にスキャンできます。
うまくトリミングできていない場合は、手動で修正する必要がありますが、操作性がいいため簡単。



スキャンの速度も高速だし、複数ページを1つのPDFファイルでまとめられます。
EvernoteやDropboxなど、各種クラウドへ保存する機能も備わっています。

iPad程度の大きさのタブレットで本を読むと、見開き2ページなら文庫本とほぼ同サイズ。縦向きにして1ページずつ表示すれば、単行本とほぼ同サイズなので、違和感なく読めます。文庫本を縦向き1ページ表示なら、紙よりも拡大されるので、老眼の方はオススメですね。
撮影時に指が映り込んでも、実際の読書と同じだから気にならないし、スキャナアプリで読み込む場合はトリミングしてカットできます。

この方法なら、図書館の本も風呂で読めるし、買った本なら古本として売れます。
外出時の場合でも、重たい本を複数持参しなくても、読みたい部分を数ページ取り込んでおけば間に合うし、読書ノートとして残したいページを保存する場合も、スキャナアプリやノートアプリと連携して記録保存できます。


入浴中にタブレットを利用するようになってから、長湯が快適になりました。
首まで湯に浸かるとのぼせるので、みぞおちあたりまでの半身浴を行っており、たまに湯から上がって、水シャワーを足にかけて温冷浴をしています。ランニングでの足の疲労が抜けやすいと同時に、自律神経を整える効果もあるそうです。
ジョギングは健康維持に効果があるものの、走力強化のポイント練習や、暑い時期にハードに走ったりする、マラソンのためのトレーニングモードだと、逆に身体にストレスとなり、自律神経が乱れるのですね。それを癒やす方法として、温冷浴やストレッチは効果が高いことを実感しています。
また、入浴中にうっかり寝てしまう場合がありますが、それを防ぐためにもタブレットは効果的ですね。
nasneがあれば、お風呂テレビも楽しめます。録画した番組を1本見る時間と、長湯の時間がちょうどよく、時間を有効に使えてオススメです。