2012/08/18

adizero Boston3

このエントリーをブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク
adizeroのBoston3が届きました。16日に注文して17日に到着。世間は盆休みというのに素早い対応です。


買ったショップはこちらなのですが、販売価格5800円に楽天ポイントが10倍付くので、実質送料税込5220円。


このシューズは初・中級者のトレーニングモデルという位置付けで、中・上級者のレース向けのTakumi Senやadizero Japan2とは対極のモデル。そのため、距離が短めのジョグに適したタイプとなっています。性能はあまり期待せず、デザインが気に入ったので買ったのですが、早速これを履いて走ってみたところ、かなり走りやすいシューズだったのでビックリ。
10kmをキロ4分30秒のペースで走ってみたのですが、かかとがさほど高くないのでフォアフット走法をしやすく、ソールの適度な屈曲のおかげで、かかとのホールド感がいいです。ミッドソールやアウターソールが柔らかいためクッションが良く、土踏まず部分にあるプレートの反発力のおかげで足が弾むように走れます。アッパーのホールド感もしっかりしており、靴紐の穴の部分が布ではなくナイロンが貼り付けてあるので、紐が滑らず緩むことがありません。そのため、指側はゆるめに、足首は強めにといった、部分的な締め付け調整ができました。全体的な印象は、軽量で高速タイプのTakumi Renを補強させたような感じです。重量を計ってみたところ片側270gで、ランニングシューズでは平均的な重さでしょうか。ソールのクッションが柔らかいため、蹴る力を路面へ直接伝えにくいのと、軽量タイプではないので、レースに使うには厳しいのですが、トレーニングで使うのなら、ジョグだけでなくスピードトレーニングでも十分使えそうです。アウターソールの溝が広くソールの減りが早そうなので、ロング走やクロカンなどに使うよりも、10~15kmのジョグやペース走、インターバル走などで使うと持ちがいいかもしれません。

ランニングシューズはアシックスが完璧ですが、デザインや値引き的にはアディダスやナイキが優れていますね。ジャージだけでなくジーンズにも合いそうなデザインなので、ソールが減りランニングシューズとして役目を終えれば、普段履きのシューズとして活躍できそうです。