2012/08/19

SSD化

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10日ほど前に8460円で買ったインテルのSSD 120GBが、さらに値下がり今現在7790円になっていました。


Intel SSD 330 Series Maple Crest 120GB MLC 2.5inch 9.5mm Reseller Box SSDSC2CT120A3K5


HDDに比べるとまだ高いですが、SSDのここ数年の値下がり度合いはすごいです。実際に換装してみたところ、カリカリ音は消え、アクセスは速くなり、データの保存やアプリの起動などが高速になりました。発熱や電力消費も少なくなっているかもしれません。交換して外したHDDに外付けケースを買ってセットすれば、ポータブルHDDとして使えるので、動画や音楽、写真の保存や、データのバックアップなどに使えて便利です。
HDDからSSDへの交換も簡単で、

・重要ファイルのバックアップ
(万が一のため)

・リカバリディスクの作成
(初期化のためのディスクが付属されていないPCは自分で作成します。トラブった時のため用)

・SSDを外付けケースにセット
(データコピーのため。SSDとPCを直接つなげられるケーブルが付属の商品もありますが、外したHDDはポータブル化した方が便利なので、結局ケースは必要。)

・アプリを使ってHDDのデータをSSDへ丸ごとコピー。
(インテルSSD付属のアプリか、”EaseUS Todo Backup Free”を利用。)

・HDDを取り外してSSDに交換
(交換できるように作られているため作業は簡単。)

・動作のチェック
(問題なければPCは今まで通りに動作します。)

・リカバリ領域の削除
(メーカー製のPCは初期化のためのデータが、隠しパーティションとしてHDD内に存在しています。HDDのデータを丸ごとSSDへコピーしたため、この領域もSSDに残ったままなのですが、SSDは容量が小さいため、削除した方が空き領域が増えます。すでにリカバリディスクを作成してあればこの部分は不要なので、EaseUS Partition Masterを使って削除します。こちらで詳しく解説されています。

これでSSD化は完了。外したHDDはポータブルとして使えますが、このHDDは今までのデータをOS共々丸ごとバックアップされていることになるので、私の場合は保存データはこのまま残し、「ポータブルHDD」のフォルダを新た作って、そこへデータを保存するようにしています。
最近のHDDは大容量が当たり前ですが、動画を扱わない限りそんなにいりませんよね。OSとアプリとプライベートデータを扱うのであればSSDの120GBでも十分だし、最近はクラウドサービスが充実しているので貸し倉庫として利用できます。動画以外に容量を食うのはiTunesのデータや、iPhoneやiPadのバックアップですが、こちらに解説されている方法を使えば移動できるようです。Evernoteもアプリとして使うとアプリと保存データに容量を食いますが、ブラウザからのみ使用すれば0。こちらは同期不要なので、アプリよりも案外使いやすかったりします。
SSDの60GBでは空き容量を気にする必要がありそうですが、120GBなら十分(私は今現在、実質111GB中36.5GB使用)で、倍の価格で売られている240GBのSSDなら余裕綽々でしょうね。これからもSSDの価格は下がる一方で、買うタイミングが難しいのですが、この手の商品は欲しい時が買い時かもしれませんね。