2012/08/29

ブラウザの超高速化

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スペックは低いものの、”販売価格が安く”コストパフォーマンスの高いAcerのノートPC。この件は何度か書いたのですが、メモリを4GBにし”HDDをSSDに交換して”快適に使っており、最近は”RAMディスクを作成し”、そのディスクにブラウザ(Chrome)の”ポータブル版”をインストールして使っていました。
RAMディスクを作成するアプリはいくつかあるのですが、バックアップが可能でWindows7 64bitに対応したものがあることを知り、早速導入してみました。

Dataram RAMDisk

このアプリでRAMディスクを作成すると、PCの再起動で消えてしまうRAMディスク内のファイルを復活させる機能があるため、RAMディスクにアプリを置いても、再起動後は問題なく使えます。このアプリのインストール方法やTEMPファイルの設定、ブラウザのキャッシュの設定などをわかりやすく”解説したページがあり”、とても参考になりました。再起動時にRAMディスクをバックアップする機能はデフォルトではオフになっているため、Dataram RAMDiskアプリのLoad and SaveのタブにあるSave Disk Image on Shutdownにチェックを入れればバックアップされます。


バックアップをできるようにすると、再起動時にRAMディスクのデータを自動的に読み書きするため、PCの起動は時間がかかってしまいますが、再起動はアプリのインストールで必要に迫られた時か、Windowsのアップデートの時くらいしかなく、普段はサスペンドか休止で終了させるのが一般的なので、まったく問題はありません。
おかげで、AspineOneのショボイスペックでも、ブラウジングがサクサクになったのですが、メインPCのLenovoにも導入したところ、こちらも超サクサクに。高性能のPCに買い換えたほどの変りようです。私は自宅でもWiMAXを使っているため、ADSL並の回線速度しかないのですが、ブラウザの表示が高速になったおかげで、回線が高速化したかと思うほど軽快になりました。メインPCもサブPCもメモリは4GBなので、RAMディスクは512MB分割り当てています。このRAMディスクのZドライブに、Chromeのポータブル版とTEMPフォルダを入れてありますが、容量的には十分間に合っています。


軽さが売りだったChromeも、アップデートや拡張機能の多さが影響しているのか、動作が重く感じるようになっていたのですが、この悩みも払拭です。もちろん、FirefoxやOperaのポータブル版でも軽快に動作することかと思います。スペックが低いPCほど違いを感じるかと思いますので、是非お試しを。