秋のモデルチェンジの時期となり、アシックスとミズノはすでにウェブカタログが更新されています。
アシックス
ミズノ
アディダスやナイキ、プーマなど、国外メーカーはウェブページはまだ古いようですが、ショップではニューモデルがすでに並んでいるとのこと。
どのメーカーも色やデザインが変わるものの、性能はほとんど同じものが多いため、新製品のおかげで値段が下がった型落ちモデルをお得に買える時期でもあります。ウェブショップだけでなく各地のスポーツショップも値段が下がっており、30%オフは当たり前の状態のようです。
新たに登場するシューズには、必ずド派手なカラーが含まれているのですが、今回のミズノは人気のイダテンにこのカラーが登場。
ウエーブ イダテン GR2
これでもメンズモデルです。そしてアシックスはこれ。
GEL-NOOSA TRI 7
女性用はこれ。
LADY GEL-NOOSA TRI 7
真面目な川内優輝選手に無理矢理履かせたくなるようなシューズですね。買わないけど現物を実際に履いてみたくなります。案外似合ったりして。
どのメーカーも、ランナーのレベル別にシューズのタイプが分かれており、タイムや脚力に応じた設計のモデルが展開されています。アスリート向けのハイスペックモデルを初心者が履けば速くなるということはなく、逆に脚力不足で足を痛めてしまうようです。ちょっと古いですが、Amazonのレビューにアシックスのモデル選びの的確な説明がなされていました。
カスタマーレビュー
初心者モデルとアスリートモデルの違いは、初心者モデルは靴に頼れる設計、つまり、足をかばう仕様になっており、アスリートモデルは、シューズの影響を受けない、シューズを履いている気がしない、裸足感覚に近い設計のようですね。しかし、足をかばう初心者モデルを履いてばかりいると、着地の衝撃を吸収する走り方をしなくなるので、できれば初心者でも中級レベルのシューズを履いたほうがいいのではないかと思っています。
私が初めて買ったランニング専用シューズは、アシックスのエクスカリバー(生産終了品)だったのですが、このシューズはソールが薄く硬く、かかとが低かったため、衝撃吸収力の悪いシューズでした。でも、これで走り込んだおかげで、着地の衝撃を足で吸収する練習ができるようになり、フォアフットの脚にやさしい走法ができるようになりました。この時に、底が分厚く柔らかいシューズを愛用していたのなら、今のレベルにはまだ到達することはできず、いつまで経ってもひざ痛に悩まされていたことかと思います。
それと、ジョギングやロング走用、インターバル走やタイムトライアル用といった感じで、特性の違うシューズをトレーニング内容別に履き分けるのも重要ですね。複数のシューズを履くと、自分の走り方の癖や弱点を実感でき、走法の改善に努められるようです。そして部分的に減ったアウターソールをチェックするのも大切です。片減りしたソールを減ったままで使い続けると、ますますその部分だけが減り、今まで以上に癖の強い走りになってしまうので、早めにシューグーで補修しておくと、シューズの寿命だけでなく、走りの癖を治すためにも効果的のようです。
というわけで、ランニングのヤル気を出すには、新しいシューズを履くというのがかなり効果的なので、秋のモデルチェンジを機会に、新たなシューズをゲットしてみるといいかもしれませんね。