2012/09/29

9月のランニング

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今月は、ナイトラン中に路面の陥没で足をくじいてしまったのですが、足首が腫れたものの症状はさほどひどくはなく、4日間安静にしただけで、ランニングを再開することができました。脚の怪我や疲労は、足湯で温め、冷水で冷やすことを何度も繰り返すと、治りが早いようです。


9月は残暑厳しく、ハイペース走やロング走は汗だくでふらふらになったのですが、猛暑の時期にしっかり走り込んでおけば、涼しくなるにつれて走りがすごく楽になり、いとも簡単にレベルアップするのは昨年実証済みだったので、これから冬にかけての上達が楽しみです。

ランニングは基本一人で行うため、トレーニング方法やレベルアップのコツは書籍やネットで調べるしか方法はないのですが、今読んでいる本はこれ。

1997年発行の古い本で、今は中古品しか扱っていないようですが、私は図書館で借りることができました。マラソンやランニングの本は、マラソン初完走やサブ4を目指した初心者向けのものが多く、中級、上級レベルの人には物足りない内容のものがほとんどですが、この本は初心者からアスリートレベルの人までを対象にしていて、説明もなるほど納得の内容ばかりです。内容は私が説明するとわかりづらくなると思うので、是非とも読んで頂きたいのですが、とりあえず目次を紹介すると、

第1章 新しいLSDの世界
1、LSDとは何か?
2、身体資源を開発する
3、ランナーとしてのセルフコントロール
4、正しいフォーム作り
5、食べて走って脂肪を落とす
6、故障、リハビリとLSDの関係
7、いつでもどこでもLSDを
8、シューズとウエアの選び方
9、LSDからさらに次のステップへ

第2章 コンディション・コントロール 体調を引き上げるために
1、トレーニングの流れ
2、ビルドアップ走
3、スピードプレイ
4、コントロールランニング

第3章 オーバートレーニング レベルアップのために
1、クロスカントリー走
2、持続走
3、ヒルトレーニング
4、レペティションとタイムトライアル
5、ウルトラマラソン的トレーニング

第4章 筋力トレーニング パワーアップのために
1、サーキットトレーニング
2、ヘビイハンズを使って
3、山歩きでスタミナ、筋力アップを

第5章 効率のよいランニングを追求して
1、振り子の動き、ムチとハンマーの関係
2、重心を意識したトレーニング
3、バランスのとれた走り方

第6章 トレーニングスケジュールの作り方
1、季節に応じたトレーニング法
2、スケジュールの組み立て方
3、レース対策あれこれ
4、失敗から学ぶ

第7章 ランナー的生活
1、ランナーの生活と食事
2、効果的な背中のストレッチ
3、自分でできるケア

といった内容。基本的な内容の部分もありますが、今までのトレーニングの復習として十分参考にできます。浅井えり子選手(フルマラソン自己ベスト2時間28分22秒)が現役当時に行ったトレーニング法や感じたことなどを、わかりやすい言葉で解説しているので、説得力があり、実践に移しやすい内容となっています。
こういった本を読むことで、ランニングのモチベーションが高まり、効率のいいトレーニングができるので、一人でコツコツと走り込んでいる私のようなランナーには、ありがたい1冊になることかと思います。

10月からはさらに涼しくなり、本格的なトレーニングがやりやすくなります。一般的にフルマラソンのレースは年に2度ほど参戦する方が多いので、10~11月は10kmやハーフマラソンを組み入れた走り込み期間の方が多いのではないでしょうか。最新号のランナーズやクリールなどの雑誌でも、30kmのロング走の企画が重なっていましたね。早速私もその30km走を今日行なってきました。できるだけ余裕度を残しながら速めのペースで走るようにしたのですが、今月初めに行った30km走とまったく同じタイムだったのにビックリ。ただ、今回は走行後の疲労は少なかったので、夕方も犬と一緒に14kmほどジョグを済ませておきました。明日から台風のようなのでしっかり休足できそうです。
来月も頑張るぞー。